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メンテナンスマニュアル

ブレーキレバー交換

ブレーキレバー交換 メンテナンスマニュアル

今年の春、5歳の誕生日を迎える息子にプレゼントしたのが、ルイガノの 20インチのマウ ンテンバイク。身長110センチの息子には「やぐら返し」 をしてもまだ ちょっと大きめです。

つい先日、立ちコケしたときに、ブレーキレバー の先っぽが折れてしまいました。レバーがアルミ製の中級クラス以上のマウンテンバイクでは、レバーが折れる ということはめったにないのですが、鉄の芯を樹脂で覆ったタイプのブレーキレバーでは、ちょっとでも倒れたときの打ち所が悪いと、簡単に折れてしまいま す。ちなみに一般車のブレーキレバーはこのルイガノのレバーよりももっと細いので、レバーが折れることもしばしばです。

自転車屋のおとうちゃんの出番です。早速交換してみましょう。

樹脂製のブレーキレバー には、アルミの芯が入っていますが、先端のくいっと曲がった部分にまでは入っていません。このた めふと自転車が倒れたときなどに、打ち所が悪いと簡単に折れてしまいます。

場所的にボンドでくっつけても元の強度には直りませんので、こういうときはすっぱりブレーキレバーを交換しましょう。

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もう一度折れた断面を見てみましょう。ちょっと錆びてしまっているのが鉄の心棒です。周りに樹脂でカバーしてあります。

一般車のブレーキレバーも、ほとんどこのタイプです。駐輪場などでこけてしまったときに、打ち所が悪いとこんな風に折れてしまいます。折れた部分はエッジ が効いているので、そのまま使うと手にケガをしてしまいます。出来るだけ早めに交換しましょう。


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職業柄、中古パーツが結構あります。ちょうど古いVブレーキレバーがありました。これは10年くらい前に発売された「BL- M600」という古いモデルですが、いまでもカラーを変えて「BL- M571」として継続されている優れものです。

手の小さい子供が使いますので、引きしろを調整しましょう。今回は目いっぱい小さくしました。

グリップシフト用のブレーキレバーではありませんので、自己責任での取り付けとなります。気になるかならないかは、使う人によるところです。ちなみにわが子は何も気 にならないようです。

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ブレーキレバーやシフトレバーを交換する場合、片側づつ交換するのがポイントです。

自分の自転車なら、好きなようにブレーキレバーの角度をあわせればよいのですが、自転車屋のように他人のバイクをパーツ交換する場合、元のポジションと同じ位置にしておかなければいけません。あせって両方のレバーを外してしまうと、元のポジションが分からなくなり、いちいち確認しなければなりません。


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ブレーキワイヤー は元々付いているものを使おうと思っていたら、問題発生です。なんとルイガノについてい たブレーキレバーの頭(太鼓部分)の形状が、シマノの純正品よりすこし大きいのです。このため、シマノのブレーキレバーに取り付けできませんでした。下の画像で大きさを見比べてください。

特にBL-M600の場合、ブレーキレバーの固定方法がちょっと変わっているので、このわずかな違いで、全然取り付けが出来なくなってしまいました。


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変速機がリア(右側)のみの場合、左側のブレーキレバーをグリップのすぐ隣に取り付けてしまいがちですが、よ---く 考えて見ましょう。その状態で、ブレーキレバーの位置は自転車に対して左右対称ですか?

グリップシフトがかなり大きいので、左のブレーキレバーは グリップの内側のラインよりももっとステムよりに取り付ける必要があります。ここはきっちりものさしで測って、左右のブレーキレバーの位置をそろえましょう


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左のブレーキレバーがグリップよりもかなり内側についていますが、この状態で正常です。グリップとブレーキレバーの間には、ベル でも付けておきましょう。

ブレーキワイヤー、ちょっと長いですね。でもこれはわざとです。将来的に子供の身長が伸びて、ステムを長いものに交換したときに、ワイヤーを交換しなくて も済むようにという意図があります。(1年に1回はワイヤーを交換するのがおすすめです。)


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ブレーキを握って離すと、ブレーキ本体とブレーキレバーについたバネで自然と戻ります。もともとのブレーキレバーより、シマノのブレーキレバーの方がバネが強かった為、子供の手には硬くなってしまいました。ブレーキレバーのバネの強さは変えることが出来ませんので、Vブレーキ本体の調整ボルトを緩めます

こうすることでレバーの引きの強さを調節することが出来ます。レバーの引きしろの調整と同じく、バネ の強さを調整してやることも、子供用のマウンテンバイクにはとても重要です。


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2005シマノ鈴鹿ロードには行ったけれど、参加しなかった息子にはゼッケンプレートと、鈴鹿ロードステッカーを貼ってあげました。ちょっといちびりのようですが、これも記念の一品です。

今回の作業で使用した工具は、プラスドライバー5ミリのアーレンキー、グリップ を外す為の ディグリーザー(または水)の3つだけでした(予定外にワイヤーも交換したので ケーブルカッター も使用しましたが・・)。

結構簡単でしょ。




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