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メンテナンスマニュアル

サドルの高さをギリギリ下げる方法

サドルの高さをギリギリ下げる方法 メンテナンスマニュアル

子供の自転車を買うときに、

  • 「すぐに大きくなるんだから、大きめ買っときなさい」

っていうのは、親なら誰しも思うもの。

すこし無理して大きめを買ったのはいいけれど、足があまり届かないと子供は怖がって自転車に乗らなくなってしまいます。サドルを一番下に下 げた状態から、もうワンランク下に下げる方法、それが自転車屋の必殺技「やぐら返し」です。

サドルとフレームの間には、「シートポスト(シトピラー)」という棒があります。これには大きく分けると、

  • やぐら(サドルの固定部分)とポスト(棒)が別々
  • やぐら一体型

の2種類に分けられます。一般車の場合はほとんど前者です。マウンテンバイクやロードレーサーの場合はほとんど後者ですが、ジュニアマウンテ ンバイクやマウンテンバイクルック車の場合は前者のものも多くあります。

もしお子さんの自転車が

  • やぐら(サドルの固定部分)とポスト(棒)が別々

ならば、サドルを固定している部品の組み合わせを変えることによっ て、サドルの高さを約10mm下げることが出来ます。自分でするなら、タダです。大人にとっては10mmの違いは微々たる物 ですが、足が付くか付かないかぎりぎりの子供にとっては、大きな違いなんです。


やぐら返しの前後の比較です。この違い、判ります? 

左はサドルとフレームの間に金具(やぐら)が見えますが、右はほとんど隠れてしまって見えません。

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さらにアップで見てみましょう。パーツの組み合わせを変えることで、サドルのレールの位置がだいぶ下がりました。その差 約10mm。

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どうするか、イメージできました。ではサドルとシートポストをフレームから外してください。そのとき工具が必要なタイプと、必要ないタイプとあります。
やぐら返しに必要な工具は、 13mmのスパナ(またはメガネレンチ) です。一部モノによっては、サ イズが14mmの時もありますが、ほとんどは13mmです。どちらかは現物で確認してください。

方法は、ばらばらにして、向きを変えて組みなおす。それだけです。はめなおすときに多少硬いと思いま すので、途中で投げ出さないようにしてくださいよ。プラモデルみたいなものです。仮止めが出来たら、フレームに固定して前後位置と角度を調整してくださ い。最後に左右のボルトを締め付ける(本締め)ときは、左右均等に締めるのが基本です。このときしっかり締め付けないと、走っている最中に角度がずれてき てしまいます。

逆に締付けすぎて、ボルトをねじ切ってしまわないようにご注意ください。力の加減がわからない人が全長の長いスパナを使うと、よくそんな失敗をしてしまい ます。

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全体を見てみましょう。たった1cmですが、もともと小さい子供車にとっては大きな違いです。これで片方のつま先が着け ば、喜んで自転車に乗ってくれるでしょう。もしハンドルの位置が遠いというのであれば、やぐら返しのときに、サドルを一番前に出してやると 良いでしょう。

我が家の身長108センチ(5歳)の梵ちゃんは、このやぐら返しでぎりぎりつま先が届くようになり、毎日近所を走り回っています。この自転車はルイガノの20イン チです。


この自転車では、サドルの高さが55センチから54センチになりましたが、20インチのこのタイプの自転車のサドルの高さが全て55センチというわけではありません。メー カー・モデルによって全て違います。
特定のモデルについて高さをご質問されましても、当店はもちろんメーカーでもわかりませんので、あらかじめご容赦ください。


※この作業に自信のない方は、全国のサイクルベースあさひ にお持込いただければ承る事ができます。作業時間はほんの数分です。

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