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シングルモード スタンダードなタイプです。かかとを外側にひねった場合のみ解除できます。 その他の方向には解除できません。 足をひねらないと解除できませんので、ペダルを引く方向にも力を加えることができます。 しっかりとした固定感でライディングに集中する事が出来ます。 |
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マルチモード 多方向に解除が可能です。 上方向にも解除が可能なため、着脱機会の多い街乗りや初心者の方などが扱いやすいようになっています。 ただし、ペダルを引く方向に力が加わると、角度によっては予期せずに外れることがあります。 その為、ペダルを引く方向に力をかける乗り方や、ジャンプなどでペダルから足が離れる方向に力がか かる乗り方には使用できません。 |
※どの程度の力でどの程度の角度で外れるかは、それぞれに大きな違いがありますので、良く慣れるまで十分に練習しましょう。 |
前置きが長くなりましたが、今回はSIDIシューズについていたクリート「SM-SH51」を付け替えます。
前回のトレイルから帰ってきてから、すぐにバイクは洗車 しましたが、シューズが大破していたため、ほったらかしでした。案の定クリートにはうっすらとさびが浮いています。取り付けボルトの頭には、しっかり土が入り込んでいます。このままではアーレンキーを突っ込んでもまわせないので、「PBの千枚どおし」で土をほじくります。
新品はいいですね。
デカレンジャーのデカブルーがはいている靴みたい・・・
マイクロメッシュとマイクロファイバーを採用し、通気性も抜群です。
スパイクピンと専用工具が付属しております。
初期状態では取り付けられておりませんの、必要なときは付属の専用工具で取り付けます。
とりあえずは通勤での使用ですので、スパイクは取り付けません。
クリートを取り付けるときには、ボルトを掃除して、しっかりとグリスを塗りましょう。
クリートの位置は、親指の下の一番踏ん張るところ(赤いライン)の真下にするのが基本セッティングです。まずは大体の位置あわせをこんな感じで見当つけます。
ガニ股、ウチ股特に無ければ、進行方向に向かってまっすぐ取り付けましょう。
ここから先は、距離を走って微調整を繰り返してください。
スパイクを取り付ける部分です。初期状態ではこのように普通のボルトでふたをされております。新品のシューズの場合、このボルトが仮止めのことが多いです。商品が届いたらすぐに「増し締め」しておきましょう。 でないと、いつのまにかボルトが緩んで、無くなってしまいますよ。
DMTのこのモデルは、フラップが外側についています。こうすることによって、山道で細かい石ころや土が靴の中に入りにくくなります。
靴の中に小石が入ると痛いですよね~
ちなみにDMTのほかのモデルはこうなっていません。フラップは一般的な内側についています。
VIRTUSは、ULTIMAX、RS3に比べてつま先側の厚みが大きめです。上の画像はどちらもサイズ41ですが、比べると全然違いますね。
履き心地も明らかにVIRTUSの方がゆったりしています。甲の高い人には、一番オススメです。
逆に甲の薄い人にはぶかぶかになると思います。
まずは1週間通勤(片道約15キロ)に使ってみました。
いいですね~。ストラップが2本ということで、つま先側のホールドがしっかりしているかちょっと心配しておりましたが、「ファンクショナルEQP(何かよくわかりませんが・・・)」を採用していてヒール部からつま先までのホールド性が向上、とカタログに書いてあることは伊達じゃないですね。全体の造りがとにかく「かっしり」していて、履いていて実に自然です。
ロードのULTIMAX RSXはカーボンソールだけあって、ソールが硬くてそれなりにパワーが必要ですが、VIRTUSのソールの硬さは、「ほどほど」な感じです。ちょうど良いバランスではないでしょうか。
つま先側の厚みがたっぷりあるので、靴の中で指がしびれるといったこともまったくありません。個人的にはすこしゆったりしすぎている気もしますので、標準で付属しているぺったんこなインソールを、今度スペシャライズドかシダスのインソールに変えてみようかと思っています。