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メンテナンスマニュアル

ホイールの振れ取り「タイヤを取り付けたままで簡易的に」編

ホイールが回るたびに、あるポイントで「シュッシュッ」とブレーキシューに擦ったりしていたら、

「振れ取り」 が必要です。

スポークの本数も30本を越えているのを見ると、「難しい・・・」と尻込みしがちですが、簡単な作業から「振れ取り」を始めてみましょう。

必要な工具はスポークレンチと振れ取り台です。

ここでは、

  • パークツールのスポークレンチSW-7
  • パークツールの振れ取り台 TS-2

を使って、ご説明します。

振れ取り メンテナンスマニュアル

振れ取り メンテナンスマニュアル

SW-7の裏面はこんな感じで、3種類のニップルに対応しています。

パークツールの

  • SW-2 ニップル回し (赤)国産、台湾#14.15用  80 ga./.136 nipple
  • SW-0 ニップル回し (黒)DT、ホイルスミスほか用 80 ga./.127 nipple
  • SW-1 ニップル回し (緑) 80 ga./.130 nipple

の3種類の規格が一個のスポークレンチに収まっています。

振れ取り台はベーシックモデルの

  • TRUE-PRO  振れ取り台

も人気があります。

ハブ軸を振れ取り台に固定します。

振れ取り メンテナンスマニュアル

パークツールのTS-2は タイヤを取り付けたままでも、簡易的な振れ取り作業が行なえる振れ取り台です。

振れ取り メンテナンスマニュアル

ホイールをグルグルっと回してみて、ゲージとリムの隙間が極端に空いていたり・・・・・

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逆に狭まって擦っていたりしたら、スポークレンチでニップルを回す事で「振れ」をとっていきます。

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スポークレンチをニップルにあてます。

スポークレンチは必ず規格にあったものを使用します。
※黄色いテープが貼ってある個所は、もっとも使用頻度の高い「国産、台湾#14.15」用だからです。

振れ取り メンテナンスマニュアル

上から見て、この方向にスポークレンチを回す事で、

  • A:スポークが張る
  • B:スポークが緩む

となります。

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リムの真ん中よりも若干だけ左に穴が開いていて、スポークが下画像のように左斜め上に張られている側のニップルを張る(Aの方向に回す)と、

矢印の方向(左)にリムが寄ります。

逆に、緩む(Bの方向に回す)と、右側に寄ります。

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反対に、

リムの真ん中よりも若干だけ右に穴が開いていて、

スポークが下画像のように右斜め上に張られている側のニップルを張る(Aの方向に回す)と

矢印の方向(右)にリムが寄ります。

逆に、緩む(Bの方向に回す)と、左側に寄ります。

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以上の作業で、ニップルを4分の1から、2分の1位ずつ、すこーしずつ、回して

振れを取ります。


ニップルを緩ませすぎると・・・ニップルがスポークから外れてしまったり、ホイールがグニャグニャになります。

ニップルを締めすぎると・・・ニップルの角をなめてしまったり、スポークやリムが破断したりします。

だから、すこーしずつの作業で慣れていきましょう。


これは簡易的な方法です。
ホイールビルディングへの序章としてご参考下さい。



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