子供が自転車レースに出る前に
子供と一緒に自転車のレースに出てみたい!

小学校低学年くらいから参加できることがほとんどですが、レース(競技)となると、ちょこっと自転車の準備が必要です。
それは、万が一転倒した時に、「怪我をしにくいようにする工夫」 です。実際今年(2010年)のシマノ鈴鹿ロードでは、例年にましてこの「スタンドを外す」ことを、大きくアピールしていました。
安全性を確保できてこその、レースですからね。
まずは、「スタンドを外す」
合わせて、レースに不必要な 「カゴ」 「泥除け」 も外しておきたいです。更に「ライト」 「リフレクター」 「ベル」 も外してもかまいません。
近くの自転車屋に持っていってもできますが、ここはお父さんの出番です。
必要な工具は、
- 14/15ボックスペダルレンチ
まずは前カゴを外しましょう。 A B C D の4か所で固定されていますが、どこを外せばよいかわかりますか?

前カゴが取り付けられている金具(上の画像で、B と C )から外すと思いがちですが、実はこれはNG。

前カゴだけ(B と C)を外すと、このようになります。

アレアレー!?
2か所部品が残ってしまっています。「ランプかけ」 と 「カゴ足」 です。前カゴを外したつもりが、逆に不安定なパーツを露出することになってしまいました。
実際この状態でジュニアレースに出場しているお子さん、結構多いのです。
前カゴを外すということは、「ランプかけ」 と 「カゴ足」 も同時に外すのが、正解。
まずは、「ランプかけ」 から外していきましょう。
モンキーレンチをご用意ください。ヘッドパーツの「袋ナット-A-」というパーツをゆるめます。この時点では完全に取ってしまわないで、軽く緩めばO.K.です。

次に6ミリのアーレンキーを使用して、ステムを緩めます。

緩めたら、抜いてしまいましょう。

この状態でヘッドパーツの袋ナットを緩めて、外してしまいましょう。

すると、「ランプかけ」 が外れます。ちょっと固いかもしれませんので、グリグリしながら外してください。

外した「ランプかけ」 の厚みが約2ミリあります。ランプかけを外してもとに戻すわけですが、ランプかけの厚み分パーツが不足してしまいます。(ヘッドにガタが出てしまいます)

そこで、コラムスぺーサー登場。1インチで厚みが2ミリのものをご用意ください。もしなければ、お近くの自転車店に行って、
「ママチャリ用の舌付きワッシャーを1個ください」
といえば、スポーツ車を扱っていない街の自転車店でも通じると思います。逆にプロショップの場合は、
「1インチサイズで、厚み2ミリのコラムスぺーサーを1個ください」
といえば、通じると思います。

スぺーサーを追加して、元通りに組み付けます。

次にカゴ足を外します。14ミリもしくは15ミリのスパナを使用して、前輪のナット(左右-D-) を外します

モンキーレンチでも使用可能ですが、かなりやりにくいです。

ナットとワッシャーを取り外すと、カゴ足が外れます。
脱輪防止用の、ワッシャーがついていますので、これはそのままにしておいて、再びナットをワッシャーを組み付けます。

前カゴの取り外し成功。なんだか俄然かっこよくなった気がします。
ワッシャーがないために、どうしても袋ナット(A)が外せないってこともあると思います。そんな場合は、仕方がありませんので、B と D を外してください。突起物であるランプ掛けには、クッション材になるようなものを巻きつけて輪ゴムなどで留めておくとよいでしょう。

続いて サイドスタンド を取り外します。
15ミリのスパナを使用して、後輪を固定しているナットを取り外します。

モンキーレンチでも外せないことはありませんが、前輪以上にやりにくいです。スパナが自転車のフレームやスタンドに当たって、上手く回せません。
反対側は外す必要はありませんよ。

スタンドが外れました。もうこれで自立できません。
だんだんスポーツバイク風になってきました。

続いて 泥除け を外します。これは樹脂製でハーフタイプの泥除けなので、外すのは簡単です。
フルカバータイプの泥除けの場合、取り外しはかなり難易度が上がります。(今回その方法はご紹介しません)

10ミリのスパナを2枚、もしくは10ミリのスパナとプラスドライバーを使用して、外します。
ここではオープンレンチを使用していますが、ボックスタイプのスパナのほうが、ナットを傷めにくいのでお勧めです。
場合によっては、リング錠を取り外す必要もあります。

続いて前の泥除けを取り外します。前ブレーキの固定ナットで固定されています。
ナットを外して、泥除けを抜いて、ナットを元通りにします。
前ブレーキの固定ナットですので、ブレーキシューが左右均等にリムを押しつけるように、注意してナットを締め付けてください。
何度やっても左右均等にならない場合もあって、その場合一般の方には手に負えないかもしれません。そんな時はお近くの自転車店を頼りにしてください。

前カゴ、前後泥除け、サイドスタンドの取り外し成功。およそ3キロの軽量化にもなりました。
更に、ダイナモライト、リング錠、ベル、リフレクターを外してもよいでしょう。もちろんこの状態で普通の道は走れません。

かなり雰囲気が変わるもんでしょ。

これでレースの順位も、3つくらい上がるかもしれませんね。























