タイヤの外し方とはめ方を、画像と動画と文章でご説明します。
モデルは、700x25cのロードタイヤで、チューブはフレンチバルブ(仏式)です。
ここまでを動画でご紹介。
続いて、バルブの反対側から1本目のタイヤレバーを差し込みます。タイヤをぐいっと押し込んで、レバーを差し込んでから、レバーを起こします。
2本目のタイヤレバーを1本目のすぐ横に差し込んで、レバーを起こします。その横に3本目を入れても良いですし、2本目を外して、その横に入れても良いです。
チューブを抜き取りましょう。しばらくはずしていないチューブの場合、タイヤの裏側にへ ばりついています。無理やり引き剥がずに、少しずつはがしましょう。
チューブを取ると、反対側のビードは簡単に外れるでしょう。外れなければ、タイヤを引っ張り上げる要領で持ち上げて外しましょう。タイヤレバーを使っても良いでしょう。
続いて新しいタイヤとチューブをはめましょう。ここは先に動画でご紹介。
画像でおさらいです。
タイヤによっては進行方向が決められているものがあります。タイヤサイドを確認し、表示されている場合は守りましょう。
チューブをリムの中に入れていきます。タ イヤの中ではなく、リムの中に落としこんでいきます。
チューブがリムの中に入っていれば、片側のビードを入れるときにビードとリム でチューブを挟むことがありません。
また、タイヤレバーを使用してビードを入れるときにも、チューブを挟んでしまうことがありません。
チューブを入れるときは、下の画像のようにバルブを中心に左右から同じようにはめていきます。チューブに軽く空気を入れますが、入れすぎると チューブが長くなって入れにくくなります。少しでいいですよ。
チューブを予めタイヤの中に入れておくと、チューブが長くならずに入れやすく なります。
最後の難関です。バルブの反対側からビードをはめていきます。
昔は「バルブからはめる」というマニュアルも有りましたが、パナソニックポリテクノロジー(パナレーサー)では
バルブの反対側から、左右同じように ビードを入れていきます。
最後にこんな状態になります。
バルブを中心に10センチほどビードがはまりません。このような場合は、バルブの反対側から、左右均等に、ビードをリムの中心部に寄せていきます。
リムの端より中心部の方が、リムの直径が少し小さいからです。下の画像で説明すると、A より B の方がビードの直径が小 さくなり、最後に余裕が生まれます。
ちなみに、例えばリムの直径が1ミリ小さくなっただけで、周長は、1mm × 3.14 で 3.14mm も短くなります。
ただし、タイヤとリムの相性や、公差によって、はめやすい、はめにくいということが実際にはあります。
どうしても素手ではまらない場合 は、タイヤレバーを使いましょう。
外す時とは逆向きにし、タイヤとリムの間に入れます。はまっていない部分の端から入れていきます。
常にバルブを中心にして、左右から均等にはめていきます。
1本では硬くて入らない場合は、バルブを中心にして、タイヤレバーを2本使います。
2本のタイヤレバーを上の画像のように 入れて、バッコン とはめてください。チューブがリムの中にきちんと入っていれば、タイヤレバーでチューブを傷つけることはありません。
はまりました。
チューブがタイヤとリムに挟まっていないか、全周チェックしてください。