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今回のサンプルは、パークツールの「CM-5」、フィニッシュラインの「TOS045」です。まずは見た目の比較です。どちらも樹脂製ですが、パークツールの方が全体にしっかりしたつくりで、頑丈そうです。フタを止めるクリップも、パークツールが左右2ヶ所なのに対して、フィニッシュラインは中央にひとつだけです。
パークツールのハンドルは繰り返し着脱可能ですが、フィニッシュラインは一度はめたら外すのはかなり硬いつくりです。梱包用にハンドルを組み立てるようにしてあるだけで、一度取り付けたら外さないほうが良いでしょう。
中のブラシはどちらも同じような感じですが、横から洗うブラシはパークツールのほうがよく洗えそうです。どちらにもスポンジがついており、メーカーのうたい文句では「洗浄後のふき取りの手間を省く」ようですが、洗浄後に全くふき取りをしないで済むとまでは思いません。 |
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すぐにチェーンに取り付けて洗いたいところですが、下準備をしっかりしないと後で大変です。チェーンを逆回転させるため、ギアの位置が肝心なのです。ロードならフロントはインナー、リアはローから3〜4枚目、MTBならフロントはセンターギア、リアはローから3〜4枚目にしてください。肝心なのは、チェーンラインをまっすぐにすることです。
次に、朝刊を丸ごとご用意ください。折り込み広告はいりません。スポーツ新聞は枚数が少ないので今ひとつです。左の画像のように半分ずつひろげて、リムが汚れないようにガードしてください。几帳面なひとは、新聞紙がずれないようにすこしだけテープでとめてしまいたくなりますが、結果にはあまり違いはありません。
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ではチェーンにセットします。フタを開けて、洗浄剤(CB-2)本体の水位表示まで入れます。ここでケチってはいけません。
こぼさないように一人で作業しようとすると、結構大変です。その点、パークツールのCB-2は片手で作業できるように注ぎ口が工夫されています。
ふたをして固定します。
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本体をリアディレイラーよりの位置にします。フロントギアよりの位置にすると回転がスムーズにいきません。そろそろとペダルを逆回転します。
なんとなく高速回転させたくなりますが、汚れの落ち具合にスピードは関係ないと思います。早くまわせばまわすほど、周りに洗浄液が飛び散ります。
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フィニッシュラインも使ってみましょう。
おや、パークツールよりかなり抵抗があり、ペダルを逆回転させるのに結構力がいりました。ブラシがチェーンに当たる音も、パークツールよりかなり大きめです。
チェーンがたるまないように、本体はすこし低い位置にしてください。パークツールと同じ位置だと、スムーズに回転しません。
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どれくらい汚れが落ちたか見てみましょう。本体を外してみます。
うわっ、透明だった洗浄液が真っ黒です。
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ブラシを外して、本体をパーツクリーナーで洗浄します。パークツールにもフィニッシュラインにも、本体の底に「磁石」がセットされています。磨耗したチェーンのカスなどが、洗浄液の中で混ざってしまわないように、この磁石にくっついています。
なかなか良く考えられています。
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しかしパークツールとフィニッシュライン。同じような構造でしたが、回転するときの抵抗にかなり違いがありました。何故でしょうか?
本体の中でのチェーンの通り方を見てみましょう。
パークツールはだいたい一直線ですね。 |
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それに比べてフィニッシュラインはどうでしょうか。
3個のブラシでかなりチェーンがS字カーブを描いています。なるほど、チェーンが中を通るときに抵抗があるはずです。力を入れて洗っている感覚はフィニッシュラインの方が上ですが、本体のフタをとめるストッパーのつくりがフィニッシュラインはかなり貧弱で、指で押さえながら作業する必要がありました。
ということは、フィニッシュラインのほうがブラシをチェーンに押し付ける力は強い為、ブラシのへたりは早いと思われます。
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それでは洗浄後のチェーンを見てください。どうでしょう。見違えるように綺麗になりました。
はっきり言ってここまで綺麗になるとは思っていませんでした。冷静に考えたら、チェーンのコマのひとつひとつをブラシで洗っているのですから、どんな洗い方よりも綺麗になるはずです。
自転車メンテナンス歴が長ければ長いほど、このすばらしさを信用していないのではないでしょうか。すごいですよ。これからはこの工具無しでは、チェーンを洗う気にもなりません。
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洗浄液についてですが、パークツールのCB2はディグリーザー(脱脂剤)では無く、さらっとしたオイルです。洗浄することでこのオイルが染み渡りますので、こまめに洗浄するのであればさらにオイルを塗る必要はありません。というよりさらにオイルを塗るのであれば、洗浄後にパーツクリーナーでオイルを完全に除去してからでないと、2種類のオイルが混ざることになり、本来の性能を発揮できません。。
左の画像は、洗浄後にパーツクリーナーを拭きかけ、ウェスでふき取ったものです。非常に綺麗です。汚れの付きにくいドライ系のオイルを添付する場合、この作業は必須ですね。
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>チェーンを洗いましょう Part2に
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