MENU
CLOSE

自転車に乗るときは
ヘルメットを
着用しましょう

令和4年4月改正の道路交通法より、
すべての自転車利用者のヘルメット着用が
努力義務となりました。
大切な命を守るために
ヘルメットを着用しましょう。

SAFETY

安全について

自転車事故での死因は
頭のケガが最多

自転車の死亡事故のなかで、頭部損傷が原因となる割合は全体の58%と非常に高いことがわかっています。転倒時に路面や車の車体などへの強打したことにより、頭蓋骨(ずがいこつ)骨折や脳挫傷(のうざしょう)、脳しんとうなどの重大なケガが生じ、死亡に至っています。頭部へのケガは、他の部位のケガに比べて死亡リスクが高くなります。

自転車乗用中死者の
人身損傷部位(致命傷部位)(平成29年〜令和3年合計、2145人)

  • ※出典 頭部の保護が重要です
    ~自転車用ヘルメットと頭部保護帽~(警察庁)
    平成29年~令和3年合計
「もしも」の時に命を守るため、
ヘルメットで頭部を守りましょう。
ヘルメット非着用時の致死率は
着用時の約2.2倍!

自転車乗用中の
ヘルメット着用状況別の致死率(平成29年〜令和3年合計)

  • ※出典 頭部の保護が重要です
    ~自転車用ヘルメットと頭部保護帽~(警察庁)
    平成29年~令和3年合計
ヘルメットに
救われた
A選手の話
京都で開催されたロードレースの大会でのことです。最後の下り坂の途中で、前を走っていた選手が思わぬタイミングでブレーキを掛け、一気に車間距離が縮まり急ブレーキを掛けてしまいハンドル操作を失い前転。地面にたたきつけられ頭に大きな衝撃がはしりましたが、ヘルメットのおかげで大事には至りませんでした。
レースだけではなく、
日常生活にも「想定外の危険」が
潜んでいます。
「私は大丈夫」と思わず、
命を守るためにも、
ヘルメットを着用してください。

ヘルメットの構造と
頭部を保護する仕組み

知っておきたい
交換のタイミング

交換の
タイミング
1
ヘルメットは壊れることで
頭部を守ります。
一度衝撃を受けたヘルメットは
交換しましょう!

事故や転倒、落下などにより外側から強い衝撃が加わると、外側のシェルや内側の衝撃吸収ライナーがへこんだり割れたりすることで、頭部へ伝わる衝撃を軽減します。なお、ヘルメットの外観に損傷がみられない場合でも、内部のライナーが損傷している可能性が高いため、一度衝撃を受けたヘルメットは使用を中止し、新しいものに交換してください。

交換の
タイミング
2
使用開始3年を目安に
新しいヘルメットへ交換しましょう

衝撃吸収ライナーは汗・雨などの水分やその成分、紫外線などにより、徐々に劣化が起こります。劣化した衝撃吸収ライナーは外からの衝撃を軽減しきれず、頭部のケガにつながります。落下や転倒がない場合も、3年を目安に交換しましょう。また、兄弟や知り合いのおさがり、フリマサイトやオークションサイトで使用済商品を購入された場合、ヘルメットとしての機能を十分に果たすことができない状態である可能性がありますので、ご注意ください。

HOW TO CHOOSE BEST FIT HELMET

サイズの選び方

初めて購入する際は、店頭での試着をおすすめします。試着の際は、ヘルメットを正しくかぶり、頭を前後左右に軽く振ってもヘルメットがズレないか、前後・左右・その他の箇所に過度な締め付けや極端なすき間がないか、フィット感を確認します。

ヘルメットは安全のために、
また快適に着用できるように、
自分の頭のサイズに
合うものを選びましょう。

安全基準認証マークの種類

各認証団体が定める安全基準を満たしているヘルメットには、認証マークが貼付されています。地方自治体によっては、自転車のヘルメット購入補助制度がある場合があります。自治体が定める団体の安全基準に適合していることが条件となる場合があります。

SGマーク

一般財団法人 製品安全協会が定めた安全基準適合商品に付与されています。

JCFマーク

公益財団法人 日本自転車競技連盟が定めた安全基準適合商品に付与されています。

CEマーク

欧州連合の欧州委員会が定めた安全基準適合商品に付与されています。

HOW TO WEAR A HELMET

正しい着用方法

ヘルメットは
正しく着用しましょう

ヘルメットは正しく着用していないと、転倒や衝突時の衝撃で脱落してしまい本来の機能を発揮できない場合があります。安全のためにもヘルメットは正しく着用しましょう。

1

ヘルメットの底面が
横にまっすぐ

ヘルメットのアジャスターダイヤルがついている場合は全開にして、ヘルメットを左右対称になるようにしっかりとかぶります。横から見たときにヘルメットの底面がまっすぐになっていることが正しい角度です。アジャスターダイヤルを頭が痛くならない程度まで締めてください。ヘルメットが窮屈で頭頂が浮いてしまっている場合、逆に余裕がありすぎてヘルメットが不安定な場合は、ご自身のサイズに合うものを選んでください。

2

耳下部分で
あご紐がきれいなV字

あごひもを1つにまとめるための部品(アジャストロック)が耳の下あたりにくるようにして、あご紐が耳をはさんで奇麗なVの字になっているかを確認してください。このとき、アジャストロックが高すぎたり低すぎたりしないか、ねじれがないかなども確認してください。このV字の形は、転倒時や衝突時にヘルメットが何かに引っかかり脱げてしまうことを防止するために重要な役割を果たしています。

3

あご紐の長さは
指1~2本程度

あご紐は、あごと紐の間に指が1~2本入る程度に調整します。お子様のヘルメットも大人の方の指1~2本程度に調整してください。あご紐が緩すぎると、転倒時や衝突時にヘルメットを保持することができない可能性があります。お子様のヘルメットの場合、あご紐が長すぎる場合もありますが、折りたたんで付属のゴム等でまとめるようにしてください。ヘルメットのあご紐は絶対に切断しないようにお願いいたします。

HOW TO CARE A HELMET

お手入れ方法

毎日着用するヘルメットは、汗や皮脂、排気ガスや空気中のほこりなどの影響で汚れやすいものですが、お手入れ方法をご存じでしょうか?定期的に洗浄していただくことで、ヘルメットを清潔に保つことができ、劣化にも気づきやすくなります。快適なサイクルライフのためにヘルメットのお手入れ方法をご紹介いたします。

ヘルメットの洗い方

用意するもの

  • 中性洗剤

  • シャンプー or
    ボディーソープ

  • 洗面器

  • タオルや
    クロスなどの布

step1
シェルの汚れを拭きとる

水もしくは35度以下のぬるま湯※1をふくませた布で水拭き※2してください。

step2
内側の汚れを拭きとる

インナーパッドをすべて外し、水もしくは35度以下のぬるま湯※1をふくませた布内側をで水拭き※2してください。

step3
あご紐を洗浄する

洗面器などに水もしくはぬるま湯※1をため、あごひもを浸し濡らします。シャンプーもしくはボディソープを数滴手に取り、優しくもみ洗いし汚れを落とします。泡が無くなるまでしっかりすすぎ洗いをし、タオルなどであごひも全体を包み込みながら水分を取り除きます。

step4
インナーパッドを洗浄する

洗面器などに水もしくはぬるま湯※1をため、インナーパッドをそこに浸し濡らします。シャンプーもしくはボディソープを数滴手に取り、優しくもみ洗いを行い汚れを落とします。泡が無くなるまでしっかりすすぎ洗いをし、タオルなどでインナーパッド全体をやさしく包み込みながら優しく水分を取り除きます。

step5
乾燥させる

直射日光を避け、風通しのよい日陰などでヘルメットとインナーパッドを乾燥させます。なおドライヤーや暖房機など50℃以上になるような器具や場所での乾燥は材質が傷むおそれがあるのでおやめください。乾燥が不十分なまま保管した場合、材質が劣化する場合があります。

CHECK!

インナーパッドやアジャスターなどの消耗品は定期的に交換しましょう。
お近くのサイクルベースあさひでご相談ください。

  • ※1:35度以下
  • ※2:汚れがひどい場合には、中性洗剤を薄めた水またはぬるま湯をご使用ください

ヘルメットを
保管するときの注意点

乾燥が終わったら、インナーパッド、アジャスターなどを元の位置へ戻します。なお保管場所は、直射日光が当たらない50℃以上にならない場所にしましょう。水平で落下の心配がない場所に正しく置きましょう。

  • しめったまま放置

  • 逆さ置き

  • 上に荷物を置く

  • 安定せず落下の可能性がある
    場所に置く
    (何かの角ひっかけるなど)

LOOKBOOK

おすすめヘルメット紹介

あさひでは、スポーツ用だけではなく普段の生活にマッチするデザインの自転車用ヘルメットも豊富にご用意しております。下のボタンから商品をご覧ください。