自転車に乗るときはヘルメットをかぶりましょう

ヘルメットはどうやって頭を守る?

ヘルメットは周りを覆うシェルと、その下の衝撃吸収ライナーからできています。
事故や転倒、落下などにより外側から強い衝撃が加わると、
内側の衝撃吸収ライナーがへこんだり割れたりすることで、頭部へ伝わる衝撃を軽減します。

ヘルメットはどうやって頭を守る?

衝撃吸収ライナーは汗・雨などの水分やその成分、紫外線などにより、徐々に劣化が起こります。
劣化した衝撃吸収ライナーは外からの衝撃を軽減しきれず、頭部のケガにつながります。

落下、転倒などにより衝撃が加わったヘルメットは、見た目に破損がみられない場合も安全のために必ず新しいものに交換しましょう。

落下や転倒がない場合も、3年を目安に交換しましょう。

自転車事故での死因は頭のケガが最多

自転車の死亡事故のなかで、頭部損傷が原因となる割合は全体の64%と非常に高いことがわかっています。
転倒時に路面や車の車体などへの強打したことにより、頭蓋骨(ずがいこつ)骨折や脳挫傷(のうざしょう)、
脳しんとうなどの重大なケガが生じ、死亡に至っています。
頭部へのケガは、他の部位のケガに比べて死亡リスクが高くなります。

「もしも」の時に命を守るため、ヘルメットで頭部を守りましょう。

損傷主部位の割合(H21〜23年死亡事故1981人)

損傷主部位の割合(H21〜23年死亡事故1981人)
※出典「交通事故分析リポートVol.97」/(公財)交通事故分析センター(平成24年11月)

ヘルメットの正しい着用位置

ヘルメットの正しい着用位置

ヘルメットをかぶったとき、前側が上がりすぎていたり、その逆に後部が上がりすぎたりしていると、万一の際にヘルメットの安全性能が発揮できない場合があります。
イラストのように、前側が額の中央辺りにくるよう深めにかぶります。

安全のために、ヘルメットは正しい位置でかぶりましょう。

頭囲・あご紐の正しい調整

後頭部にあるダイヤルを回し、頭囲を調整します。
あご紐を固定しない状態で頭を前後左右に軽く振り、ヘルメットがずれない程度に締め付けます。

あご紐は、あごと紐の間に指が1本入る程度に調整します。
実際に自転車に乗るときのように、目線を遠くに向けてあごを上げた姿勢で息苦しさを感じないように調整します。
あご紐が緩すぎると転倒時にヘルメットが脱げてしまうなど、大事な頭部を守ることができず危険です。

あご紐の正しい調整

万一の際に脱げないよう、頭囲を正しく調整し、あご紐をきちんと留めましょう。

ヘルメットの選び方

初めて購入する際は、店頭での試着をおすすめします。
試着の際は、ヘルメットを正しくかぶり、頭を前後左右に軽く振ってもヘルメットがズレないか、
前後・左右・その他の箇所に過度な締め付けや極端なすき間がないか、フィット感を確認します。

ヘルメットは安全のために、また快適に着用できるように、
自分の頭のサイズに合うものを選びましょう。

ヘルメットの選び方