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通勤用に自転車を使うビジネスマンが増加中!選び方のポイントを紹介


様々な世の中の変化もあり、通勤手段を公共交通機関から自転車に切り替えようかと考えている方も多いのではないでしょうか?一言で自転車通勤と言っても、移動する距離や環境によっても選ぶべき自転車は変化します。ここでは、自転車通勤を始めるにあたってチェックしなければいけないポイントや、どのようなタイプの自転車が良いかをご紹介します。


自転車選びの前にチェックしておきたいこと

自転車選びを始める前に、条件の整理をしておきましょう。ポイントは次の三つです。

 

・自転車通勤は駅まで?会社まで?

自転車で走る予定の距離によって、選ぶべき自転車は変わってきます。まずは、想定している走行距離や地形も確認しておきましょう。

走行距離が2~3kmほどであれば、どのタイプの自転車を選んでも問題は無いでしょう。いわゆる“ママチャリ”と呼ばれるようなシティサイクルでも大丈夫です。
それ以上の距離を走ることが予想される場合は、長距離の走行に適した、スポーツタイプの自転車を選んだ方が良いでしょう。元々、長距離の走行を想定しているスポーツタイプの自転車には変速ギア数も多く、快適に走ることができるタイヤなどが装備されているので、思った以上に快適に走ることができます。

このように、自転車を選ぶ際には、予想される走行距離を事前にチェックしておくことが大切です。
 

・駐輪場はどんなところ?

自転車で通勤を始めるにあたって、駐輪場も重要なポイントです。

自宅から駅までの場合は、駅の周辺に駐輪場はあるでしょうか?
職場まで自転車で移動される場合は職場に自転車を停め置いておくスペースがあるかなどを事前に確認しておく必要があります。駐輪場を利用される場合は、常に管理人さんがいる場合は安心ですが無人の駐輪場だと盗難なども心配です。せっかく買った自転車が盗難にあったりしたらショックですからね。
 

・通勤時の服装は?

職場によって通勤時の服装も変わってくると思います。

職場にロッカーや更衣室があれば仕事場についてから着替えることができるので、自転車用のウェアで自転車通勤することをお勧めします。
特に夏場は汗もかくので着替えがあった方が良いでしょう。自転車用のウェアには速乾性に優れたものが多いので、職場についてから干しておけば帰りには乾いた状態で、また着ることができます。

また、ウェア自体にリフレクターが装備されているものも多いので、日が暮れてからの帰宅時も安全です。

職場で着替えることができない場合でも、最近ではストレッチ機能や速乾性に優れた衣類や、機能性スーツなどもありますので、なるべく動きやすい服装を選ぶと良いでしょう。
普段着の下に着用するお尻の部分にパッドが付いたインナーなども発売されています。

特に初心者の方は自転車に長時間乗車した際の、お尻の痛みが気になる方も多いでしょう。パッド付インナーを着用することで、お尻の痛みも軽減されるので、ぜひお試しください。
 

通勤自転車を選ぶポイント

自転車通勤における走行距離、駐輪場、服装について、どのような条件であるかを事前に確認しておく重要性は理解できたかと思います。それらをもとに、どんな自転車を選んだらよいのか、選ぶ際のポイントを紹介します。
 

ポイント1.長距離でも走りやすい自転車を選ぶ

3km以上の距離を走る場合はシティサイクルの中でも、電動アシスト機能が付いたタイプや軽量なタイプを選びましょう。


変速の段数が多い方が長距離を走るには向いているでしょう。
5km以上走る場合はスポーツタイプを選ぶ方がより快適に、しかも楽に走ることができるでしょう。

今までスポーツタイプの自転車に乗ったことが無い方にはクロスバイクやマウンテンバイクだとシティサイクルの乗車姿勢に近いものも多く、標準で泥よけなどの装備も付いている場合もあるのでお勧めです。
 

ポイント2.自分でもメンテナンスできる自転車を選ぶ

スポーツタイプの自転車の多くには出先でのトラブルにも対応しやすい工夫がされているものがあります。
例えばパンクした時に簡単にチューブが交換できるように工具無しでホイールの脱着ができるタイプなどです。

簡単なメンテナンスの方法は、覚えておくと急なトラブルにも対応することができ、自転車で通勤中にトラブル発生で、会社に遅刻してしまうようなことも防ぐことができます。

普段のタイヤの空気圧チェックやチェーン等への注油などの簡単なメンテナンスも覚えることで自転車を長持ちさせることができます。
でも、定期的なメンテナンスは自転車屋さんに持ち込んで行うようにするのが長く安全につきあうコツです。

 

ポイント3.通勤以外でも対応可能な自転車を選ぶ

自転車を選び時に通勤時だけでなく、それ以外での使用場面も考慮して選ぶと、さらに活用方法が広がって便利です。
例えば、帰宅時にお買い物をすることが多い方は荷物を載せるためのカゴやキャリアが必要になります。

通勤距離は短いけど帰りに荷物が増えるなら、シティタイプの自転車でも電動アシスト機能が付いた方が便利でしょう。
通勤だけでなく週末のサイクリングも楽しみたいと思っている方は、通勤時の走行距離よりも、もっと長距離を走ることができるタイプを選ぶようにしましょう。
 

自転車のタイプ別にそろえたいグッズやアクセサリー

ここからは通勤用自転車と共に揃えておきたいアクセサリーやグッズを紹介します。
 

・スポーツタイプの自転車の場合

トラブルとして一番多いのはパンク。
携帯工具・携帯ポンプ・タイヤレバー・交換用チューブがあれば、その場でチューブ交換をして再び走り出すことは可能です。

各社から収納場所にも困らず、持ち運びに便利なコンパクトで軽量なタイプが発売されています。
また、フレームやサドルの下に取り付け可能で工具などを収納できるバッグもあります。スポーツタイプの自転車の多くには工具を使わずにホイールを脱着できるものが多いのですが、中には工具を使用しないとホイールが外せないタイプもあるので、購入前にチェックしておきましょう。

それ以外にも、基本的なアクセサリーとして駐輪時用のスタンド・ヘッドライト・テールライト・泥よけなども標準で装着されていない場合は揃えるようにしましょう。

転倒などのもしもの時のためにヘルメット・サングラス・グローブも用意しておくと安心です。


ズボンの裾がチェーンにあたって汚さないように裾止めのバンドもあると便利です。

スポーツタイプの自転車の多くにはカギが標準で付いていないものも多いです。
常に目の届く場所に駐輪できる場合は簡易的なカギでも大丈夫かもしれませんが、駅前や街中の駐輪場を利用される場合は、頑丈なタイプのワイヤー錠などを選びましょう。
工具を使わずにホイールが脱着できるタイプだと車体とホイールも合わせて施錠ができる長めのワイヤー錠があると便利でしょう。

家には空気入れ・パンク修理キット・簡単なメンテナンス用のオイルやクリーナーもあると便利でしょう。
タイヤの空気はできれば出発前には必ずチェックし、少しでも減っている時は適正な空気圧まで充填してから乗車する方が、走行性能が上がるだけでなくパンクのリスクも減らすことができます。
 

・電動シティサイクル、シティサイクルの場合

シティサイクルの場合、標準で泥よけやライト類、カギなどが装備されているものも多いです。


荷物の量に合わせてリアキャリアや大きめのカゴに変更することで更に便利になります。

移動距離が少なめのシティサイクルとはいえパンクは避けたいトラブルです。
事前にチューブ内に入れておくことで小さな穴であれば空気の漏れを防いでくれるパンク防止剤などもあるので、入れておくと便利です。また、自宅用に空気入れも用意しておきましょう。
 

オススメの通勤用自転車

自転車選びの前に確認しておくことや、選ぶ際のポイントは理解できても実際にどんなタイプを選べばよいのか迷っている方へ、とっておきのオススメ通勤用自転車を5台セレクトしました。

レガフィーノBAA
使いやすいシティサイクルタイプ。ビジネスバックを入れることができるバスケットや、夜間走行における安全性を高めるタイヤのリフレクトラインが特徴的です。主に5kmまでの通勤におすすめです。

オフィスプレストレッキングクロスバイク
クロスバイクの軽快さとシティサイクルの利便性をあわせ持ち、裾の巻き込み防止やビジネスシューズでも滑りにくいペダリングが特徴の自転車。中距離通勤自転車にピッタリのモデルです。主に7kmまでの通勤におすすめです。

プレシジョン スポーツ
エントリーユーザー向けの定番クロスバイク「プレシジョン スポーツ」
5㎞~10㎞の長距離通勤にチャレンジされる方におすすめです。

ベロスター「BE-ELVS772」700C 7段変速 電動

やっぱり「ラク」にこだわりたい方におすすめ。

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あさひ オフィスプレスe-L 700C 8段変速 電動
通勤のための自転車ブランド「オフィスプレス」シリーズ初の電動アシスト自転車。
通勤利用を想定したパーツとアシストセッティング、スーツのフォーマル感を損なわない高級感ある外観が特徴のクロスバイク
 
まとめ
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