内装3段変速(シティサイクル)の変速調整方法
【動画解説】タイヤチューブの交換
メンテナンス工具
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10mmスパナ
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プラスドライバー
事前確認事項
アウターケーシングに亀裂や割れがないことを確認します。亀裂や割れがある場合はケーシング及びワイヤーを交換します。
内装変速ワイヤーは長さが予め決まっており、アウターケーシングに刻印されています。交換の場合は、その刻印と同じ長さを利用します。
変速を2速にセットする
3段シフターを2速(真中)にセットします。
表示に種類があり、画像の「1-2-3」と表示されているものや、少し古いモデルでは「スタート-II- III」などがあります。
いづれも真中にセットします。
本体変速機カバーを外す
プラスドライバーで簡単に外せます。 小さく、なくしやすいためご注意ください。
変速調整
赤い丸の中に見える赤い刻印線が調整目安線です。この線をハブシャフトを面一に合わせます。
画像のようにずれていた場合、アウターケーブル固定ナットを10mmスパナで緩めます。
緩めたら、調整ボルトを手で回します。
調整ボルトを奥側(右側)に回すとシャフトが中に入り込んでいきます。逆に、手前側(左側)に回すと、シャフトが出てきます。
赤い刻印線が見えますね。シフターが2速(真中)の状態で、これは少しだけハブシャフトの面とずれています。
ちょうど刻印線がシャフトの面にあった状態です。3段シフターを2速(真中)にセットされている事を確認してください。これで調整完了です。
調整が完了したら、固定ナットを10mmスパナで締めて固定します。 固定したら、シフターを動かし、ペダルを回してチェックします。
問題なければカバーを付けて完了です。