
私の推しドラ
大人用スポーツバイクはマウンテンバイク、クロスバイク、ロードバイクといった様々な選択肢がありますが、子供用のバイクは長い間マウンテンバイクをベースにしたモデルが大半を占めていました。
もちろん、お金を出せば本格的なモデルはありますが、子ども用のモデルなのに「価格が高い」が一つのネックで、そこまで選択肢がありませんでした。
そこで、あさひは価格を考慮しつつ、自転車のスタイル別に細分化したモデルを開発しました。
具体的には
一番オーソドックスなドライドS3
カギやライト、カゴなどもついていて、街乗りに最適な1台で、時計にもなるスピードメーターがついているのが特徴です。
4車種の中では一番バランスがとれたモデルですね。
スタイル抜群ドライドビート
こちらもカゴやカギが標準装備。ストリート向けのデザインが特徴的な1台です。
走破性高いドライドXX(ダブルエックス)
MTBルックな、迫力のある1台。
街乗りでの高い走破性と振動吸収性が良いのが特徴です。
スピードドライドR
細いタイヤと軽量なアルミフレーム採用で、軽快性に優れた一台。
この中で、私の推しは断然ドライドR!
私の息子もこの一世代前のモデルに乗っています。
なぜ私が一番推しているかと言うと、去年までの唯一といってもいい不満点が解消されているからです。
その不満点はフレームの材質。
せっかくのスピードモデルなのにフレームがスチールなため、軽快感が失われてしまうんです。
今年のモデルから、フレームの材質がスチールからアルミフレームになり、持っても乗っても軽量になりました。
例えば20インチで言えば、旧モデルより約1.2kg軽量になりました。
重量10kgそこそこの自転車を1kg軽量させるのは、かなり難しく、それが走りにも直結してきます。
乗り比べてみても、走り出しが軽く、より軽快になったと子どもも話しており、これでよりスピードモデルにふさわしい1台になりました。
子どもがスピードを出すのは不安・・・というご家庭には、同じ距離をより少ない力で走れると考えればいいかもしれません。
子どもとちょっと長距離を走ってみたいご家庭にもマッチするはずです。
ニーズが多様化する中、もっと子供たちの個性に合わせた自転車選びをしませんか?
クリスマスにご入用でしたら、ぜひ店舗も覗いてみてください。
サイズ選びに迷ったら、こちらもどうぞ
TEXT:toby
Yaromai的2020年のおすすめアイテム
2020年も色々な自転車やパーツが発売されましたが、私が特に今年感じたのは「チューブレス化の加速」。
マウンテンバイクの世界では当たり前だったチューブレスタイヤが広がり、
これまでも一般化されてきてはいましたが特に今年はその中でもロードバイクで急拡大したように思います。
太めのタイヤに対応するフレーム、フックレスリムで低圧運用などこれまでのロードチューブレスとは違った流れも目立ちました。
そんなチューブレス運用で困るのは、パンク修理。
多くの場合ではインナーチューブを挿入することで臨時運用できるケースがほとんどですが、
タイヤの中がシーラントでベトベト、そもそもビードが固くて出先で外せない…等の不安もあるかと思います。
そんな時に使えるのがプラグ挿入型のチューブレスリペアツール。外からチューブレスを修理してしまいましょう。
私が先日新発売されてすぐに購入したアイテムがこちら。

補修性能としては他のリペアツールと極端に異なる点などはないのですが、秀逸なのはこのケース。
見てわかる通り、CO2ボンベと同じ形をしていますので大きさは非常にコンパクト。
サドルバッグやツールケースなどにスマートに収納が可能なうえ、CO2ボンベマウントがついているポンプ等と一緒に取付けて持ち運ぶことも可能です。
お尻のキャップにタイヤリーマー一体型の挿入ニードルがスタンバイされており、使用時はこれをボンベ型ケース先端に取り付けて使用します。
先端にはこのためのネジ穴があり、またケースにもボンベの様にネジ切りがされているので、バッグやケースの中で行方不明になりやすいボンベヘッドも装着して収納が可能。
(普通のボンベでこれをやるとうっかりボンベに穴をあけてしまうこともありますよね…)
グラベルライドでもロードツーリングでもチューブレスを使用している私は、このキットとSTANS No TubesのDARTをミックスして携帯しています。
2020年も色々バタバタしているうちにもうすぐ終わりを告げようとしていますが、最後の最後でいいアイテムに出会うことができました。
来年もいいアイテムが見つかるといいな。
TEXT:yaromai