自転車の最大積載量って、ご存知ですか?

2012.02.01

JIS規格では乗車する人間の体重を65キロと規定

自転車の最大積載量って、ご存知ですか? JIS規格では、乗車する人間の体重を65キロと規定しています。
65kg以上の人が乗車するとすぐに壊れてしまうというものではありませんが、著しくオーバーした体重の方が常用される場合には、車体や各部品などの消耗度合い、劣化度合いが大きく早くなることをご理解ください。

積める荷物の重さについて

自転車と後荷台(リアキャリア)によって異なります。一般的にはこの2つが多く出回っています。

  • 最大18キロ・・・・・クラス18
  • 最大25(or27)キロ・・・・・クラス25(27)

後子供乗せ(リアチャイルドシート)を取り付ける場合、クラス25(27)でないと、取り付けてはいけない決まりになっております。

リアキャリアには、チャイルドシートの質量とお子様の体重を合わせた27㎏(または25㎏)まで乗せることができます。ただし、チャイルドシートの取扱説明書に別途制限がある場合は、チャイルドシートの取扱説明書に従ってください。

自転車の最大積載量はどうやってわかる?

以前、フレームには「クラス・・・・」かがわかるシールや刻印って、ありませんでした。チャイルドシートの事故をきっかけに、メーカーが自転車にはっきり分かるように明示しなければいけないというルールができました。 フレームのここらあたりに、シールが貼られています。   この自転車には、リアチャイルドシートが取付できません。フレームもしくはリアキャリアのどちらか一方でもクラス18以下の場合、リアチャイルドシートは取付できません。   後荷台(リアキャリア)の場合、このあたりに刻印されています。 ※かなり見にくい(読み取りにくい)刻印です。

荷物の大きさについて

荷物(積載物)を載せる場合、重量だけではなく大きさにも決まりがあります。 荷物を載せる際は乗っている自転車の最大積載量、積載可能な荷物の大きさの確認することを忘れずに!

・積載物の重量は、前後積載装置合わせて最大30キログラムまで。
※取付されている積載装置の規定に従ってください。

・積載装置の前後から0.3メートルを超えてはみ出さないこと。

・積載装置の左右から0.15メートルを超えてはみ出さないこと。

・高さ2メートル(地上より)から積載をする場所の高さを減じたもの
(※地上から積載装置の上面までの高さを引いた数字が、その自転車に積載可能な積載物の高さとなります。)

【重要!】
※上記条件は東京都と大阪府の条例で定められたものとなります。各都道府県によって条件が異なる場合がありますので、事前に各都道府県の条例をお調べください。
※各自転車・パーツメーカーの品質保証書に積載物の制限が記載されている場合があり、この制限を越えて発生した破損は品質保証外になる場合があるのでご注意ください。
※サイクルベースあさひオリジナル自転車の場合、お客様が安全にご乗車いただくために前カゴへの積載重量は3kg以下とさせていただいております。