真剣な表情で話をしている4人。“ママチャリならぬ、パパチャリって何だ?”にもご登場頂き、所さんを持っている自転車のカスタム等も手掛けているチムチムレーシングの鈴木さんもいらっしゃいます。いつも元気ハツラツな鈴木さんの横顔も何となくこの日は神妙……。他の方々は、おうちの近くにもショップがある、あるいは知ってる、行ったことある、と読者の皆さんがどれかはおっしゃるだろう、サイクルベースあさひ本社の面々―。
写真右上から反時計回りで、チムチムレーシング鈴木さん、サイクルベースあさひのブランディングセクションでリーダーを務める賀畠さん、デザイナーの梁さん、デザイナーの野田さん。真剣な表情で会議に臨むこの4名が企てるプロジェクトとは!?
- あさひ賀畠
- まず鈴木さんにお聞きしたいんですけど、パパチャリの定義って何が挙げられるんですか?
- チムチム鈴木
- 僕がお客さんと接した上で考えたことになってしまうんですが、格好良く乗れる自転車であること。
そこにチャイルドシートをマウント出来ることが大前提ですね。
- あさひ梁
- お子さんの送り迎えも格好良くいきたいでしょうからね。
- チムチム鈴木
- まさにそうなんです。
そういう声をパパのお客さんから頂くことが多くて、それでパパチャリ作りを始めたんです。
- あさひ野田
- パパの時も使えるし、一人の男性というか趣味人としても遊べると良いですよね。
- チムチム鈴木
- そうですね! 例えば、マウンテンバイクの男らしさ。ビーチクルーザーのデザイン性や乗りやすさ。
ママチャリの利便性、それぞれをミックスさせることが出来たら、
パパチャリの理想的な形になるかもしれません。
- あさひ賀畠
- ママチャリとは違うけれども、ママチャリとおなじくらい多くの方に乗って頂ける。
そんなマスアイテムとしてのパパチャリを作ってみたいですよね!
この場で改めて我々なりに考えたパパチャリの定義を具現化するような感じで。
便利さ、たくましさをあわせ持った、
そんなパパチャリを作ってみたいですね
パパチャリは格好良くて使える、
色んな理想を叶えられる自転車なんです
初回は明確な答えが出ず……。世間話なんかも挟みながら次第に和やかな空気になり、この日は会議終了。
- 第1条
- :お父さんが格好良く乗れること
- 第2条
- :チャイルドシートがマウント出来ること
- 第3条
- :利便性と乗りやすさを両立していること
- 第4条
- :子どもも乗りたがるデザインであること