絶景富士山!山中湖周遊サイクリングツアー!相模原店 永井店長がご紹介。

2022.07.25

ついに実現。山中湖サイクリングツアー!

こんにちは。相模原店の永井です。
約3年前、私が関東に移住してきて、自身のロードバイクで初めてサイクリングしたのが山中湖でした。
富士山を間近に望む山中湖の雄大な景色を初めて見た時は心を奪われましたね。

この景色をライドイベントでお客様と共有したい。
そう思い、数年間試行錯誤しながら計画したのが今回実施した山中湖サイクリングツアーです。
私が企画する相模原店主催のライドイベントもおかげさまで今回で10回目となりました。
10回目にして私が最も行いたかったツアーがついに実現!
スタート地点は静岡県御殿場駅。
今回はお客様の体力に合わせて2つのプランをご用意しました。
御殿場駅から籠坂峠を越えて山中湖を周遊し、スタート地点に戻ってくる約55kmのAプラン。
もうひとつが山中湖で自転車を私たちが回収し、山中湖から御殿場駅までは路線バスでお帰りいただく約33kmのショートコースBプラン。


それでは、2022年5月28日(土)に開催したサイクリングツアーの様子をお伝えいたします。

道の駅すばしりで足湯タイム

午前9時前に御殿場駅のポッポ広場にお客様が続々と集合!
今回は男性2名、女性9名の11名のお客様にご参加いただきました。
ありがとうございます!
11名もの参加者がいると、受付、レンタル用のE-BIKE(スポーツ電動自転車)の操作説明など大忙しです。
嬉しい悲鳴をあげながら、引率者3名が協力してスタートに向けて手際よく準備をします。
そして本日のコース説明や、準備体操、注意点などをお伝えし、いざ山中湖を目指して出発!

まずは国道138号線を走って約12km先の道の駅すばしりを目指します。
日本屈指の高原都市でもある御殿場市はすでに標高が500m近くあり、スタートから緩やかにずっと登りが続きます。
そんな登りもE-BIKEのアシスト力を借りれば、初めての方でもこのように余裕を持ってペダルを漕いで進むことができますよ。


そうこうするうちに道の駅すばしりに到着です。

富士山麓ならではのおいしいお水を頂いたり

無料の足湯で疲れを癒したりして、この後に挑むヒルクライムに備えます。

 

激坂も何のその。標高1104mの籠坂峠を越えて山中湖へ

さあ、この道の駅から静岡県と山梨県の県境にある籠坂峠まで約6km続く激坂が今日最大の難関です。
この峠への道の急登は写真でも感じていただけるのではないでしょうか。

こんな坂もへっちゃらなのがE-BIKEのすごいところなのです!
籠坂峠を登りきってもみなさんの表情には余裕がありありですもんね。


登りきったということはすべてが逆転します。
山中湖へダウンヒルの開始です。
速度を減速し安全管理に細心のの注意を払いながら、風を感じて一気に山中湖湖畔へ。


湖畔では各々自由に楽しんでいただいたり

みなさんのスマートフォンをお預かりして記念撮影もいたします。

ここでうれしいご報告も届きました。
当初は唯一Bプランのショートコースでご参加の予定だったA様ご夫婦が、E-BIKEの楽しさを実感していただき、Aプランで最後まで走りぬきたいとお申し出いただけました。
ただひとつ残念だったのはお天気は晴れなのですが、肝心の富士山に雲がかかり裾野しか見えないことでした・・・
私が感銘を受けた富士山の雄姿をお客様と共有できないのがとても残念だなと思っていました。

そう、この時までは・・・

お天気の神様に感謝! 最高の景色の山中湖を周遊!

サイクリングの時はご飯も重要なポイントですよね。
スタート地点は静岡県でしたが、ここ山中湖は山梨県に位置します。
山梨県の郷土料理といえば、ほうとうです。
湖畔にはたくさんのほうとうを扱うお店がありますが、浅間茶屋さんでご当地名物をいただくことにします。

ほうとう麺にたっぷりのお野菜の具材とみそ仕立てのお鍋は絶品でした。


昼食後は一周約13kmの山中湖サイクリングロードを周遊します。
起伏もなくとても走りやすい道です。
そして湖畔に出た瞬間、奇跡が起こりました!
今日は絶対に顔をださないだろうとあきらめていた富士山の雄姿が私たちの前にあらわれたのです。


私がお客様に見せたかった景色があらわれたことにより、参加者全員のテンションが最高潮になったのが何よりもうれしかったですね。
そして写真撮影のオンパレードとなりました(笑)


ここ山中湖は2021年に日本で開催された4年に一度の大会のロードレースのコースにもなっていたこともあり、自転車のモニュメントがたくさんあります。

常連のお客様がエアロポジションをとって競っていると

負けじとB様ご夫婦もチャレンジいただきました。
旦那様は照れ臭そうですが、見よ!この奥様のすばらしいエアロポジション!


コミュニケーション能力の高いお客様のおかげで、サイクリングツアーを盛り上げていただきました。

アクシデントも何のその。富士山をバックに湖畔でチューブ交換講座開催

山中湖の様々な景色の移り変わりを楽しんでサイクリングしながら


山中湖最後のビューポイントがここ平野湖畔です。
富士山頂と太陽が重なり合うダイヤモンド富士でも有名な場所ですね。

ここでは富士山をバックに、ご参加いただいた2組のご夫婦だけでのお写真もいただきました。
2組とも本当に仲の良いご夫婦でしたね。
うらやましいかぎりです。


そして、このビューポイントを出発しようとする時にアクシデント発生・・
なんとお客様の自転車の1台がパンクしてしまったのです。
数十回とイベントを実施してきましたが、我々もパンクは初めての経験です。
そんなアクシデントにも私たちはあわてません。
こんなこともあろうかと準備していた予備のチューブをカバンから取りだして、早速修理します。
ダイヤモンド富士で有名な景勝地で、急遽、港北富士見ヶ丘店 深谷店長のチューブ交換講座のはじまりはじまりです。
あっというまにお客様を聴衆として巻き込んでしまうのは本当に頼もしい相棒です。

原因はガラスがささっていたみたいですね。
空気を入れるのはCO2ボンベを利用します。
外出先で空気を入れるアイテムとして携帯空気入れがありますが、何百回とポンプを押さないといけません。
一方、CO2ボンベはボンベにインフレーターを取り付け、バルブに差し込むだけで、一気に空気を入れることができる優れものです。
今回のような万が一に備えてサイクリングには欠かせないアイテムですね。

注意点としてはCO2ボンベでいれた二酸化炭素は抜けやすくなっています。
あくまでも応急措置なので帰宅したらフロアポンプで空気をいれなおすこと。
そしてもうひとつは充填時にボンベ自体が急速に冷える現象が起こります。
ボンベを素手で持って作業すると凍傷になる危険性があるので軍手などをつけて作業をしましょう。
それにしても富士山をバックに山中湖でチューブ交換講座を行ったのは私たちが初めてではないでしょうか(笑)

開催後にお店に届いた1通のお手紙

パンクというアクシデントがあったものの、全員がもと来た道を引き返し、無事に御殿場駅に17時半過ぎに到着しました。
ご参加いただきましたお客様本当にありがとうございました。

そして、イベントが終了してから数日後。
あるお客様から一通のお手紙がお店に届きました。
11名を引率することにはたくさんの気苦労があったことを慮っていただいたり、本当に楽しかったというような内容を便せん2枚にびっしりとしたためていただいておりました。
感無量で、何回も何回も読み返しましたね。
このお手紙は私たちの一生の宝物です。

さて、次回相模原店のライドイベントのご紹介です。
いよいよもうすぐ夏休み。
今年の夏は行動制限も解除され旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか。
そんな夏休みにちょっとした小旅行を味わっていただけるような企画をご用意しました。
「夏休み特別企画第一弾 伊豆高原周遊サイクリングツアー」を7月30日(土)に開催いたします。
熱海駅をスタート地点として、伊豆高原を満喫するツアーです。
初心者の方や自転車をお持ちでない方もご安心くださいね!
電動アシストスポーツE-BIKEの無料レンタルや社内資格を取得したガイド担当者が安心・安全なライドをサポートします。
みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

TEXT:相模原店 永井
あさひでは多くの店舗でライドイベントを実施しております。ブログ下のバナーから、イベントメニューを確認できますので、ぜひご覧ください。

ちりりん