
TOPICS
- あれ?空気が入らない?パンクした?
- え?こんなの自分でできるの?怖すぎなんですけど・・・
- 消耗品は劣化する前に交換して!自転車屋さんの想いを知る
- はぁ、自分で交換するなんて恐ろしすぎる・・・。
- いよいよ交換してみる!
- 自転車に安全に乗るためには定期的なメンテナンスが大切
あれ?空気が入らない?パンクした?
2020年の年末から2021年の年明けはステイホーム!
と、いう訳でどこにも行かずに家でじっとしていたわけですが1月2日。
そうだ!お買い物ついでに近くの神社がすいていたら初詣を♪と、思い自転車を漕ぐ私!
あれ?なんだか自転車が重い。タイヤを触ると空気が入っていないではないか?
よし!買い物は無料で空気が入れられるあそこのスーパーに行こう!と決め、いつもより重い自転車を漕ぎ、スーパー到着。
サイドスタンドなので、買い物をしてカゴが重くなると自転車が倒れたりして空気入れにくいから、先に空気を入れよう。
前輪はあっという間にパンパンになったタイヤ。
ところが後輪は入れても入れても空気がいっぱいにならない・・・。
あれ??もしかしてパンク??
う~ん・・・どうしよう?
そうだ!!自転車に詳しい人達がたくさんいる(会社の部署のみんなで作っている)グループLINEで聞いてみよう。
すると「虫ゴムの問題じゃないか?まずはここをチェック」とURLが送られてきた。
なんだパンク修理しなくても良いかもしれないのか。
しかも自分でどうにかできるのか。
よし、後で読んでみよう♪
え?こんなの自分でできるの?怖すぎなんですけど・・・
ちなみに私ninoは、自転車の知識はまったくない状態で入社し2年目。
自転車を整備したりするお仕事には携わっていないので、いまだに自転車の知識はほとんどない。
そんな私はこの時、虫ゴム?何それ?虫なの?ゴムなの?な状態でした。
虫ゴムとは、「シティサイクルなどに多く採用される英式バルブ(イングリッシュバルブ)の空気逆流防止弁です。ゴム製で劣化しますので、定期的(1年に一度位)に交換が必要です。」だ、そうです。
こんなゴムが隠れているなんて知らなかったなぁ。
家に帰って送られてきたURLの内容を熟読。
このページは昨年スタッフtobyが作成したそうです。
なんでも繁忙期に店舗の応援に行っていて、パンクだと思い自転車を持ってくるお客様の多くが実は虫ゴムの劣化が原因だったんだとか。
それで、自分でも簡単にできる作業なのでお店に来る手間やお待たせする時間が減らせるのではないかと思い作成したんですって。
親切!
さっそくページの内容に従ってチェック!
まずは、タイヤの溝をチェックして、横から見て亀裂チェック!これは問題ないみたい。
パンクはしていないってことで良さそうです。
虫ゴムの劣化の可能性が濃厚ですね。
次に虫ゴムの交換方法を確認します。
ここで実際に虫ゴムが劣化しているか確認すると良いらしいです。
なになに?「先端のキャップを外します、ナットを左に回し、緩めます、そのままバルブを抜きます」!??
バルブを抜きます??
バルブ抜いちゃうの?抜いて永遠に空気が入らない状態になったらどうするの?
なんか作業を誤って壊してしまったらどうしよう?
やっぱりパンクだったら?
最寄りのサイクルベースあさひまで結構距離があるんですが・・・
と、とてつもない不安に襲われた私は、「よし!今度の週末あさひに持っていこう♪やっぱりプロにお任せが安心だよね?」と思い、そっとそのページを閉じたのでした。
消耗品は劣化する前に交換して!自転車屋さんの想いを知る
数日後、帰りが一緒になったスタッフに「虫ゴム交換できた?」と、聞かれる。
「怖いから今度のお休みにあさひに持っていくことにしました」と、言うと「え?簡単だよ?バルブ抜くときにプシュっと音がするぐらいだよ?怖いことないよ?」と、言われるも自転車屋さんの簡単はきっと簡単じゃないと思う私。
なんか難しそう。自分でやってなんかやらかしてしまったら怖いなぁという考えがぬぐえない。
そんな話を次の日にスタッフtobyとyaromai(同じ部署の中でも群を抜いて自転車が好きすぎるスタッフ達、たまにブログにも登場!自転車に関するだいたいのことはこの2人に相談すれば解決すると私は思っている)にしたところ。
toby「虫ゴムどれくらい換えてないの?」
私「う~ん・・・前にタイヤを換えた時にはきっと換えてもらっているだろうから2年とか?」
yaromai「それ、虫ゴム換えよう。虫ゴムは半年に一回くらい換えた方が良い」
私「だって、別に換えなくて乗れてたし」
yaromai「消耗品は壊れる前に交換するのが大事!」
消耗品の劣化が原因で、自転車を修理に持ってこられるお客様は「昨日までは乗れていたのに、今日突然壊れた」とおっしゃる方が結構多いのだそうです。
でも、消耗品は劣化していくもの。定期的に交換しておけば壊れなかったというものもたくさんあるみたいです。
安全に乗るためには壊れる前にちゃんと消耗品は交換しておくようにと、スタッフyaromaiに怒られる私・・・
ショボ――(´-ω-`)――ン
じゃあこの機会にやはり自分で虫ゴム交換するか・・・。
はぁ、自分で交換するなんて恐ろしすぎる・・・。
怖いなぁと思いながらも、みんなから大丈夫!大丈夫と励まされ、虫ゴムを交換する決意を固めた私。
自分でやる前にスタッフtobyにしつこく確認。
私「ナットは手で回せるんですか?」
toby「うん。回すとき手が汚れるかも。」
私「自転車壊れたりしないですか?」
toby「バルブ抜くぐらいじゃ壊れないよ?むしろ壊れたら見せてほしいわ。」
私「練習しなくて大丈夫?」
toby「何の練習??バルブ抜く練習?」
私「そうそう」
toby「大丈夫だよ!抜けるよ!」
私「じゃあバルブ抜いてみます。」
toby「ちゃんと換えの虫ゴムを用意しておくんだよ」
私「劣化してるかどうかって私でもわかりますか?」
toby「わかると思う。英式バルブの虫ゴム交換方法のページに劣化したゴム載せてるよ。もっと大きな写真送ろうか?」
私「心の声:わからなかったら写真をtobyにLINEしよう」
私「ナットってどこですか?」
toby「この下の方は手で回らないからね。この上の方のやつですよ。このスーパーバルブに換えれば虫ゴム交換とはおさらばできるよ。」
こちらがスーパーバルブです。

私「タイヤを多少浮かせて空気を入れるとありますが、浮かせなかったらバーストするんですか?」
toby「もしバーストしたらびっくりする音がするよ」
へぇ~_〆(・∀・*)勉強になったなぁ。
でも、やっぱり怖いからあさひに持っていこうかな?
そうして、ウダウダ悩みながらいざ交換!!
ninoの愛車は入社前から乗っている自転車ですが、偶然にもあさひの自転車です。
めちゃめちゃ丈夫です。ちなみにもらいものです。
あさひに入社するまで自転車をメンテナンスするという意識はなかったので、美しくはない。
では、さっそく虫ゴムの交換を!と、思ったのですが換えの虫ゴムを用意していないことに気づく!
バルブ外すと空気抜けちゃうみたいなので、ちゃんと換えの虫ゴム用意しておいてくださいね。
換えの虫ゴムを用意するため、近くのサイクルベースあさひまで自転車を漕ぐことに。
乗る前にタイヤチェック!う~んやっぱり空気抜けている。
漕ぎながら思う「重い~!!」
こんなにペコペコタイヤだとパンクするかもなぁ・・・と怯えながらなんとか到着。
いよいよ交換してみる!
お店に入ってスタッフに「虫ゴムください」と声をかけたところ、「100円ですけど、すぐ交換しましょうか?」とのことで、お言葉に甘えることに♪
結局自分でやらんのかい?と、いう突っ込みをたくさんいただきそうです(笑)
良かった!不安なまま家に帰るくらいなら店舗の外で換えて、失敗したらスタッフに助けを求めようかな?と、考えていました。
交換してくれるなんて助かる~!!
ブログ用の写真を撮りたいとお願いしようと思ったら、すごい早さで前輪の虫ゴム交換終了!!
えぇぇぇΣ(・ω・ノ)ノ!早っ!!
「すみません。後輪はゆっくりお願いします」と、伝えゆっくりやってもらいました。
はい、まずはキャップを外します。
次にナットをはずします。
そしてバルブを抜きます。
プシューという空気が抜ける音はしていますが、ビックリするほど大きな音ではありません。
虫ゴムを交換して、バルブをもどしてナットをしめて。
タイヤを浮かせて空気をいれます。
ゆっくりやってもらっても3分ぐらいで終了!
こちらが交換する前の虫ゴムです。ボロボロだったのね・・・。
ついでにチェーンに油もさしてもらい、リフレクターの向きも調整してもらいました!
やっぱりお店に持ってきてよかったかも♪
作業を見てみたのですが、なんか自分でもできそうでした。次は自分でやってみようかな?
しっかりと空気も入るようになり、少し軽くなった自転車を漕いで帰宅しました。
自転車に安全に乗るためには定期的なメンテナンスが大切
私は、自転車屋さんに持っていくのは「壊れてから」と、思っていました。
また、自転車のメンテナンスは専用の工具が必要だったり「自分ではできないもの」だと決めつけていました。
(きっと私と同じ方多いと思います)
これまでお店で修理してもらっている間は店内を見て回っていて、どんな作業が行われているか?なんて1度も見ていたことがありません・・・。
自分でやってみようと調べたこともありません。
そんな私にとって、今回、意外と自分でできそうな簡単なこともあったんだ!!と、大発見でした。
半年後は自分で虫ゴム換えてみようかな?
しかも、消耗品を定期的に交換するなどの簡単なメンテナンスを実施している方が、壊れてから持っていくよりもずっとコスト安だと知りました!!
今回、虫ゴム交換で大騒ぎした私に自転車のプロのみなさんが教えてくれた大事なことがあります。
それは、自転車に安心・安全に乗るためには定期的なメンテナンスはしっかり実施すること!
自転車は突然壊れるのではなく、毎日少しずつ古くなっています。
修理にお見えになるお客様の自転車をスタッフが見ていると、壊れた部分だけではなくて「ここも次はやばいかも、今回換えておいた方が良い!」と、いうところがたくさんある方もいらっしゃるそうです。
でも、一気にやるとなると一度の出費が大きいのも現実。
壊れてしまうと、さらなる出費が!!
そうならないためにも定期的なメンテナンスが大切なんですね。
メンテナンスなんてよくわからない、自分ではやりたくないという方はあさひのお店で相談するのがおすすめです。
プロにお任せだと楽で安心ですからね。
でも、無駄な修理とか交換とかさせられるんじゃないの?と、思っていませんか?
私もそう思っていたんですけど、あさひではそんなことはありません。
以前、ブレーキ修理に持って行った時、変速機も古くなってきて気になってるからついでに換えてもらえないか?と聞いたんですが、点検してもらって交換しなくても大丈夫ですと言われました。
本当に大丈夫ですか?と、聞いたのですが、ちょっと汚れてきて劣化している気がしていただけで、全く問題なく使えるということをわかりやすく丁寧に教えてもらいました。
必要な作業内容や金額などは、事前に教えてくれるので安心です。
3月、4月は新しく自転車を購入される方が多くいらっしゃいます。
そのためお店の混雑が予想されます。
もし、お店でメンテナンスをとお考えの方は今の時期にお持ちいただく方がスムーズです。
TEXT:nino