あなたの使い方は大丈夫？手押し棒の真実

今日は、私があさひに入社するまで知らなかった手押し棒の話をしたいと思います。
ところで手押し棒って何？と、いうみなさんに説明しよう！手押し棒とはこちら！
各社から販売されていますが本日はあさひのものをご紹介。

私は、この手押し棒をずっと補助輪外しの練習のためのものだと思っていたのだ・・・。
補助輪を外した自転車が不安定なので後ろで支えるものかな？って(;´･ω･)
でも、それは大間違いでとっても危険な使い方なんです。

そもそもこの手押し棒は、まだペダルを自分で漕ぐ脚力が備わっていない子供達のサポートをするために後ろから押してあげたり、止めてあげたりするもので、支えるものではないのです。

なーんだ・・・じゃあ子供ってすぐに自転車に乗れるようになるし、必要ないじゃないか？
そう思っていたんですが、サイクルベースあさひで店舗勤務経験のあるスタッフは口をそろえてこう言うのです。
「やっぱり腰が痛いと言って、キッズサイクル購入後に手押し棒を購入されるお客様は多いです」

思い返せば、うちのかわいらしい姪っ子も甥っ子も自分の脚を動かすというエンジンが搭載されるまで、足けり車も三輪車も自転車も押していたなぁ。
しかも、子供は急には動けないけど止まれない場合も多くて結構補助が必要でした。
「もう1回！」コールがエンドレスに続くので腰が痛いし疲れたなぁとは思っていたのですが、私は自分の子供ではないし、頻繁に会える距離に住んでいるわけではないので、せいぜい数回の話です。
だから、久しぶりに会ったら「自分で自転車漕げるんだね！早いね！」なんて言ってましたが、親やおじいちゃんおばあちゃんはその間ずっと、サドルのあたりを持って子供達の運転を補助し続けてきたわけです。

手押し棒必要だったかもしれない・・・。

補助輪外しの練習はバランス感覚にばかり目がいきがちですが、ペダルを自分で回せる脚力って大切なことです。
キッズサイクルのペダルは体の小さなことも達には重いものです。
まだ脚の力がそんなに強くないかもなぁというお子様の自転車を購入される際にはぜひ手押し棒も検討してみてくださいね。

TEXT：nino

お久しぶりに登場のKazuです。
昨年の夏に、ロードバイクをリムブレーキから油圧ディスクブレーキに乗り換えました。

マウンテンバイクだけではなく、最近ではロードバイクの世界でも主流になりつつあるディスクブレーキ。
レバーを握る力が弱くてもしっかりブレーキが効いてくれるので、長時間の下り道でも腕がパンパンになることが少なくなります。
雨の日でも制動力が落ちにくいのも安心・安全ですね。

ただ、ディスクブレーキの自転車に乗られる方にご注意いただきたいのが、ブレーキパッドの交換時期。
キャリパーブレーキなどと違い、外から見てパッド部分が見えにくいのもありますが、元々新品の状態でもかなり薄いので、擦り減った状態との差が分かりにくいんですよね。
さらに、油圧のディスクブレーキだとパッドクリアランスを自動的に調整する機能があったりして、パッドが減ってきてもレバーを握った感覚が変わらないんです。

「じゃぁ、交換時期はどうやって判断したらいいの？」

実はメーカーごとにパッドの厚みが何mm以下になったら交換って基準が決まっているんですが、みなさんパッドが何mm以下になったら交換って即答できます？
私は具体的な数値までは即答できませんでした･･･。
恐らくご存じない方の方が多いのではないでしょうか。
また、基準値を調べて分かったところで、どうやって測ればいいの？と思われるでしょう。

そこで、専用のインジケーターの登場です。

ステンレス製のプレートにスリットまたは段差が設けられていて、パッドに当てがうことで交換時期かどうかが分かります。
シマノ・テクトロ等は段差を利用してパッドのみの厚みで、スラム・マグラ等はスリットを利用してプレート部分ごとの厚みで判断するタイプです。
これなら、いちいち数値を覚えていなくても、一目瞭然で交換時期の判断ができちゃいますね。

ディスクブレーキパッドだけでなく、ディスクローターにももちろん交換時期の基準があります。
ディスクローター交換時期の確認にも専用のツールがありますよ！

TEXT：kazu