通学向けのシティサイクル
おすすめポイント
毎日安心して通学するために、自転車は安全で丈夫なものを選びたいですよね。
でも、自転車の種類が多くて形状も機能も値段もさまざま。
「何を基準に選べばいいかわからない」という方も多いと思います。
そこで今回は、通学自転車を選ぶ際のポイントや、通学シーン別のおすすめの機能などを徹底的にご紹介します!
自分に合った自転車のタイプを選ぼう
まずは自分の通学シーンに合わせて「自転車のタイプ」「変速」「サイズ」を選びましょう。 どれも後から変更できない部分なので、通学シーンをイメージしながら考えてみてください。
- 自転車のタイプをチェック
-
シティサイクルの種類は大きく2つ
フレームやハンドルの形状など違いで特徴があるのでチェックしてみてください。
ゆったり乗りたい方におすすめの「ファミリータイプ」
ポイント
- いわゆる「ママチャリ」タイプ。またぐ部分がU型になっているから、スカートなどでも乗りやすい。
- セミアップハンドルと呼ばれる手前に曲がったハンドルが多く、ゆったりとした姿勢で乗車できる。
- 両立スタンドや荷台が標準装備されているものが多いので、駐輪時の安定性が良く、荷物が増えても安心。
- サイズは26型が一般的で、24型や27型が設定されている商品もある。
力強く走りたい方におすすめの「シティタイプ」
ポイント
- まっすぐなハンドル形状なので、ハンドル操作が安定する。上半身の力が入れやすく坂道なども力強く走れる。
- 通常のシティサイクルは軽量にするため片足スタンドが多いが、通学向けのタイプは両立スタンドや荷台が標準装備されている場合もある。
- サイズは26型と27型の設定が多い。
- 変速のタイプをチェック
変速って必要?
通学ルートが平坦で短い距離であれば変速は必要ないかもしれません。しかし平坦な道が続くルートは意外と少ないものです。坂道以外にも、荷物が重かったり、風が強かったりすると漕ぐ負担が大きくなるので、毎日使う通学自転車は変速付きを選ぶのがおすすめです。
メンテナンス性と操作性に優れた「内装変速」
ポイント
- 後輪の軸に搭載された変速機がギア比を調整するから、変速時にチェーンが外れるトラブルが少ない。
- どんな場面でも気軽に変速できて、操作性がいい。
- 一般的には3段変速が多い。一部5段変速を搭載したモデルは坂道や長距離の通学におすすめ。
- 外装変速に比べると値段は高くなる場合が多い。
細かい切り替えで坂道や長距離に強い「外装変速」
ポイント
- 一般的に6段変速が多い。細かい変速切り替えができるので、坂道や長距離でも漕ぐ力を保ちながら走れる。
- チェーンや後輪のギアが露出するため、注油の頻度は内装変速より多くなる。
- 内装変速に比べると値段は安価な商品が多い。
- 外装変速=壊れやすい?
- 漕ぐ負荷が大きい時に無理やり変速操作をしたり、一気に大幅な切り替えをすると、変速機に負荷がかかり故障の原因にもなります。ただし、通常に使用している分には頻繁なトラブルが起こる事はなく、壊れやすいという事もありません。
逆に変速機が常にチェーンの張りを一定に保つので、チェーンが伸びて外れるトラブルは内装変速より少なくなるというメリットもあります。
- サイズをチェック
-
サイズの目安
シティサイクルのサイズはタイヤのサイズで選びます。
主なサイズと適正身長は次の通りです。
実は通学用のサイズ選びは結構難しいのです。
特に中学校入学前はこれからぐんと身長が伸びる事も考えないといけません。
身長だけでなく、手足の長さや安全に操作できる筋力があるかなど、乗ってみないとわからない部分も多くあります。というわけで適正身長についてはあくまでも目安として参考にしてください。自転車サイズ 適正身長目安 24型 135cm~ 26型 145cm~ 27型 160cm~ あさひの店舗では全車試乗可能で、スタッフもしっかりアドバイスしますので、安全な自転車を選ぶために購入前にはぜひ試乗しにお越しください。
- 足が着かなかったら諦めるしかない?
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「もう少しで大きいサイズの自転車に乗れそう、、」というケースはよくあります。身長が伸びることを考えれば大きめの自転車を購入したいですよね。
もちろんしっかり自転車の操作ができる前提ではありますが、あさひではオプションパーツで「低床サドル」をご用意しています。通常のサドル
低床サドル
低床サドルはパイプ部分を連結する金具が無いので、通常のサドルよりも地上高が5〜6cm低くなり足つきがよくなります。
安全に乗っていただく事が一番重要ですので、お店でスタッフにご相談ください。
- [番外編]フレーム素材
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軽量アルミフレーム
スポーツサイクルなどによく使われる軽量なアルミフレームですが、シティサイクルにも採用されている商品があります。アルミフレームは軽量で坂道や長距離にもおすすめです。
ぜひ乗り比べて車体の重量や乗り心地をチェックしてみてください。
- 購入前の注意点
- 事前に校則を確認しましょう
学校によっては校則で通学用自転車に条件があるケースもあります。
条件で多いポイントは「カラー」「ハンドル形状」「スタンド形状」「変速の段数」「Wロック」などです。
学校によってはさらに細かく決まっているケースもあるので、事前に条件の有無や内容を確認しておきましょう。
通学におすすめの
機能をチェック
自転車の基本性能が選べたら標準装備されている機能をチェックしましょう。
どれもあると便利な機能ですが、自分の通学シーンをイメージして重要な機能を押さえておきしょう。
- あんしん機能をチェック
ポイントはタイヤとカギ
自転車の使用頻度が多くなると気になるのが、登校時のパンクや駐輪時の盗難です。 そんなリスクを抑えてくれる、あんしん機能をご紹介します。
パンクに強いタイヤ
パンクの原因には次のようなものがあります。
- 鋭利なものが刺さる事によるパンク
- 段差などでの衝撃によるパンク
- 空気を入れ過ぎることによるパンク(バースト)
3つの中で①の対策には、厚みがある耐パンクタイヤを装着している自転車がオススメです。
タイヤの中に耐パンクベルトを内蔵しているので異物がチューブまで到達しにくい構造になっています。
耐パンクタイヤは②にも効果的ですが、空気が少ないとどうしてもパンクしやすくなるので注意が必要です。
他にもパンクの対策としてはパンク防止剤を注入する方法もあります。
万全な予防としては『耐パンクタイヤ+パンク防止剤+定期的な空気入れ』でパンクの心配が少なくなります。頑丈なカギとWロック
盗難のリスクを減らすには他の自転車より「頑丈なカギを付ける」「複数付ける」のが原則ですね。 多くの自転車は後輪部分にリング錠が装着されていますが、カギの強度はまちまちです。見た目でもわかりますが、頑丈なカギを壊すのは困難なので、頑丈なリング錠がおすすめです。
通常のリング錠
頑丈なリング錠
また複数カギをする場合ワイヤー錠を使用するのも効果的ですが、毎回2か所施錠したり、鍵を2つ持ったり、少し面倒な事もありますよね。
おすすめは後輪のリング錠と連動したハンドルロック!リング錠をかけるだけでハンドルも動かないようになりWロックになるので便利です。他にもリング錠と連動はしないけど同じカギが使えるタイプのハンドルロックなどもあるのでチェックしてみてください。- 安全機能をチェック
ポイントはライトとブレーキ
夜間の安全を守るライトと操作性が重要なブレーキにも種類があるのでご紹介します。
夜も昼も安全な常時点灯ライトとオートテールライト
自転車の使用頻度が高い方は、ライト点灯時にペダルが重たくならないオートライトを選ばれる方が多くなっています。また最近では自転車のライトもLED化が進んでいる事から、電球切れの心配もありません。
そこで夜間だけではなく、日中もデイライトとして点灯する常時点灯ライトがおすすめです。
装備されているライトがLEDで常時点灯のオートライトであれば、無灯火の心配もなく安心です。また前照灯だけではなく、後方のライトも重要です。通常は赤い反射板が装備されていますが、通学用自転車には暗くなると乗車時に自動で点滅するオートテールライトが装備されている自転車もあります。
車のドライバーからの被視認性をよくすることで、安全性も向上するので、チェックしてみてください。高性能ブレーキ
自転車のブレーキはどれも一定の基準をクリアしているので、どれを選んでも安全性に問題はありません。
しかし、種類によって操作性やブレーキ音など、よく使うブレーキだからこそ気になる事も出てきます。
前後それぞれ性能の高いおすすめブレーキをご紹介します。前ブレーキ
ダブルピボットブレーキ・・軽いタッチでブレーキが効く操作性の良いブレーキです。
通常のブレーキ
ダブルピボットブレーキ
後ブレーキ
ローラーブレーキ・・・バンドブレーキのような「キィィ」という嫌なブレーキ音がしにくく、メンテナンス性にも優れたブレーキです。
バンドブレーキ
ローラーブレーキ
- 丈夫で長持ちポイントをチェック
頑丈で錆びに強いステンレス素材
長くきれいに使うために丈夫さは重要なポイントですよね。強度が強いと安心なパーツや錆対策のポイントをご紹介します。
体格が大きい方には頑丈な車輪がおすすめ
車輪のリム(外側の円)は多くの場合アルミ製を採用しています。アルミも錆には強いのですが、強度的にはステンレス製がおすすめです。特に体格が大きい方や重たい荷物を持つ場合は、車輪にかかる負荷が大きくなり、車輪のゆがみの原因になります。
アルミリム
ステンレスリム
少しくすんでいるのがアルミ製で光沢がある方がステンレス製です。ステンレス製の場合はスポークなどの部品も強化されているので車輪全体の強度がアップします。
錆に強いパーツ
金属部品が錆びると劣化だけではなく見た目も悪くなります。車体のフレームは塗装されているので錆にくいですが、他の金属部品は濡れると錆がでやすいので、目立つ部分や簡単に交換ができないパーツはステンレスやアルミなどの錆に強いパーツを使っているものがおすすめです。
錆び対策パーツ例
ハンドル
泥除け
カゴ
見た目だけではなく機能的にはチェーンの錆対策も重要です。
錆に強い加工をしているハイガードチェーンを使用している自転車はメンテナンス性も良くなります。
白っぽいチェーンが防錆加工されているハイガードチェーンです。通常のチェーン
ハイガードチェーン
漕ぐ力が加わる駆動部分
駆動部は見えないのでお店のスタッフなどに教えてもらわないとわからない部分です。 力の強い方が使用されたり坂道が多かったりする場合に、負荷がかかって故障しやすいのがペダルを漕ぐための駆動部でBB(ボトムブラケット)という部品です。
通常の部品
カートリッジタイプ
通常は軸とベアリングが別々のパーツになっている場合が多いですが、一体型のカートリッジタイプを使用している自転車は前者に比べて耐久性が高く、駆動部の故障リスクが抑えられます。
おすすめ自転車紹介ではBBの情報も掲載しているのでチェックしてみてください。- 積載量をチェック
カゴのサイズと荷台の有無をチェック
バッグの種類や、部活の荷物などを想定して必要な機能をチェックしましょう。
手持ちのバックには大型バスケットがオススメ
荷物が増える事も想定するなら大きめのカゴが付いていると安心ですね。
手持ちのスクールバックの場合はカゴへの収まりが悪い事が多いので、ワイドタイプの大きなカゴが付いている自転車がオススメです。通常
ワイドタイプ
重たい荷物は荷台に載せよう
自転車の前かごの耐荷重は3㎏です。重たい荷物をカゴに載せると破損したり、ハンドル操作がしにくくなったりします。重たい荷物が想定される場合は荷台付きの自転車を選びましょう。
また荷台に積載するときは荷紐で固定するか、後カゴを取り付ける必要があるので購入時にチェックしてくださいね。荷台は後付けも可能ですが、積載時の駐輪は不安定になるのでスタンドも両立スタンドに取り換える事をおすすめします。
- [おすすめ] ベルトドライブ
ちょっと高価でも快適性と耐久性は抜群
チェーンの代わりに特殊なベルト素材を使用したベルトドライブ仕様の自転車は、なめらかな乗り心地で快適に走行できます。
また、チェーンと違い錆びる事が無いので注油の必要もありません。耐久性も非常に高いので伸びて外れる事もなく長期間快適に使えます。
ベルトドライブの自転車は比較的高額な商品が多いですが、使用頻度の高い通学にはおすすめ機能です。- BAAマークをチェック
BAAマークってなに?
BAAマークとは、「自転車安全基準」の約90項目もの厳しい検査をクリアした自転車だけに貼られる、安全・安心で環境に優しい自転車の目印です。
もちろんBAAマークが無い自転車が危険という事ではありません。
通常の検査基準より厳しい安全基準をクリアした自転車の証として貼られるマークなので、BAAマークがあればより安心してご利用いただけます。- まとめ
自転車の種類はたくさんありますが、まずは必要だと思う機能を押さえてから自分に合ったスタイルやデザインの自転車を選ぶのがおすすめです。それでも迷ってしまったら、あさひの店舗スタッフにご相談ください。お客様の通学シーンに合った自転車をご提案して、安全な自転車通学をサポートします!
おすすめ通学自転車特集
機能性ごとにおすすめ自転車をご紹介! あさひで学生に人気の自転車をご紹介します。チェックポイントの機能や性能などもアイテムごとに掲載しているので自分に合った自転車をチェックしてみてください。
- ベルトドライブ搭載の機能充実通学自転車
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POINT乗り心地が良くメンテンナンス性にも優れたベルトドライブ仕様をご紹介!ベルトドライブ以外ににも通学に適した機能が満載の最強通学自転車です。
ブリヂストン 2025アルベルトS型/L型
- スタッフコメント
- 通学自転車のロングセラーモデル!ベルトドライブとアルミフレームで快適な乗り心地。またタフなフレームや車輪など耐久性もバツグンで信頼性の高い一台です。通学用にメーカー純正ステンレス製の荷台と両立スタンド標準装備のお得な仕様をご用意しています。(※通学仕様は、店舗販売のみとなります。)
あさひ トラッドラインW ベルトドライブ
- スタッフコメント
- あさひ通学自転車の最上位モデル!メーカーのベルトドライブアイテムと比べてコスパが高い!後のカギと同じ鍵で施錠可能なワイヤー錠の1キー2ロック、タフな通学にも耐える頑丈設計など機能も充実した一台です。
あさひ トラッドラインS ベルトドライブ
- スタッフコメント
- トラッドラインWベルトドライブのシティモデル。ストレートハンドルで坂道や長距離を力強く走れる形状です。荷台と両立スタンドも標準装備しているので、部活などで荷物が増える方にもおすすめです。
あさひ フェリーク ベルトドライブ
- スタッフコメント
- ブラウンパーツがおしゃれな人気のあさひオリジナルベルトドライブ仕様。機能性だけではなくデザインにもこだわりたい学生におすすめです。
- 丈夫さと安全性を兼ね備えた人気モデル
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POINT通学に適した安全機能と毎日のタフな通学に耐える頑丈さを兼ね備えた通学おすすめモデルをご紹介します!
通学用に開発されたモデルでコストパフォーマンスも高い自転車です。あさひ トラッドラインW リミテッド
- スタッフコメント
- 前後オートライトや1キ―2ロックなど安全安心な性能はもちろん、車体や車輪も頑丈でパワフルな学生さんにオススメの1台です。
あさひ トラッドラインS リミテッド
- スタッフコメント
- トラッドラインWリミテッドのシティモデル。ストレートハンドルで坂道や長距離を力強く走れる形状です。荷台と両立スタンドも標準装備しているので、部活などで荷物が増える方にもおすすめです。
あさひ フェリーク リミテッド
- スタッフコメント
- 機能性や耐久性だけではなく、デザイン性も重視したい方におすすめの通学モデルです。スカートでも乗り降りしやすく、ゆったりとした姿勢で乗れる自転車です。
- 通学に必要な機能を備えたモデル
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POINT前後のオートライトや高性能ブレーキなど、安全な通学のために重視したい機能を備えたスタンダードモデルです。
あさひ トラッドライン W
- スタッフコメント
- ファミリータイプのスタンダードモデルです。パンクに強い耐パンクタイヤや頑丈なリング錠も装備しているから安心です。
あさひ トラッドラインS
- スタッフコメント
- トラッドラインWのシティタイプです。ストレートハンドルで坂道や長距離を力強く走れる形状です。荷台や両立スタンドも標準装備です。
あさひ フェリーク
- スタッフコメント
- パイプキャリアやサドルがアクセント。落ち着いたカラーラインナップも人気のおしゃれな自転車です。前後のオートライトで夜道も安心。
あさひ ボールドライン
- スタッフコメント
- 通勤、通学、普段使いにおすすめなタフでお洒落なカジュアル自転車です。太めのパイプと艶消し塗装を採用したフレームはトレンド感があり特徴的です。パンクに強いタイヤや砲弾型LEDライト、丈夫なリング錠など便利な機能も充実しています。
通学に便利な
オプションパーツ
自転車と一緒に便利グッズもチェック!
通学をより安心にするおすすめグッズや、メンテナンス用品、レイングッズなど通学シーンに関連したアイテムをご紹介します。準備漏れが無いようにように自転車購入時にチェックしてくださいね。
より安心して通学できるおすすめアイテム
長持ちグッズ
毎日の通学に。レイングッズ

ご購入の前に必要に応じたオプションパーツの目途をつけておきましょう。おおよその合計金額がイメージできると、ご予算から逆算して自転車を選ぶ事ができます。ちなみにあさひでは、新車販売時のパーツ取り付けの場合、1項目毎に対して3,600円(税込み価格 3,960円)以内であれば取り付け工賃無料となり、お得ですよ。
また購入時かかる初期費用としては次のようなものがあります。
- 防犯登録料(必須):各都道府県によって料金が異なりますが¥500~¥800程度になります。
- サイクルメイト:あさひの安心保証サービスです。盗難補償、サイクルメイト点検、修理割引などトータルに保証されるので、使用頻度の高い通学自転車には特にオススメです。
- 配送料:お持ち帰り頂けない場合でも配送サービスをご用意しております。
- 自転車回収:古い自転車が不要になった際は自転車処分を承っております。(新車購入時¥500(税込¥550)/1台)
メンテナンスのポイント
安全な自転車通学を行うためには、メンテナンスが重要です。丈夫で高機能な自転車でも、不具合がある状態で使用し続けると、本来の性能が発揮できなくなるので定期的に点検を行いましょう。
家でできるセルフメンテナンス
空気入れ
一番重要なセルフメンテナンスです。空気が少ないとタイヤの劣化やパンクのリスクが高まります。快適に使用するために月に1、2回を目安に空気の補充をしておくと快適に使用できます。
チェーンの注油
ベルトドライブの場合はチェーンの注油は必要ありませんが、通常の自転車はチェーンが乾いて錆びてくるとスムーズに漕げなくなったり、乗り心地が悪くなったりします。こちらも月に1回を目安に注油をしておくと快適に使用できます。
通学にも大人気のクロスバイク
おすすめポイント
近ごろ、学生にも人気の高いクロスバイク。
じぶんも欲しいけど「どうやって選んだらいいか、わからない」という方も多いと思います。
そこで今回は、実際にあさひの店舗でお客様が悩まれている事柄を中心に、
購入前に知っておきたい情報やおすすめのクロスバイク、購入後の注意点まで徹底的にご紹介します!
- そもそもクロスバイクってどんな自転車なの?
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街中の走行に適した快適なスポーツサイクルです。
街中での走行性をよくするために、スピード重視のロードバイクと、荒れた道でも安定した走行ができるマウンテンバイクの両方の性能を掛け合わせた自転車です。
具体的には、次の3つがクロスバイクの大きな特徴です。
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- その1
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ハンドルは前傾姿勢がキツくならない、マウンテンバイクのようなフラットハンドル
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- その2
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軽いギアから速いギアまで幅広く使える変速ギア
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- その3
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舗装路での軽快な走行性と、街中の段差を考慮したロードバイクより少し太めのタイヤ
気軽に使えることから、フィットネスなどの運動以外にも通学や通勤で利用される事が多くなっています。
- どうして学生に人気があるの?
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軽快な乗り心地、デザイン性、感染症対策、いろんなメリットがあります。
また最近では新型コロナウイルスの感染予防対策として、電車やバスなどの公共交通機関から自転車通学に変える学生も増えているので、特に長距離を通学される方にはクロスバイクがおすすめです。
スポーツサイクル | シティサイクル | |
---|---|---|
デザイン性 | ||
スピード | ||
軽さ | ||
坂道 | ||
積載量 | ||
価格 |
- デメリットは無いの?
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シティサイクルに比べると積載量が少なく、また定期的なメンテナンスが重要になります。
シティサイクルと違ってカゴやキャリアが付いていないものが多いので積載量では劣りますが、部活などで荷物が多い方はアフターパーツでカゴやキャリアを取り付けることも可能です。また最近増えているバックパックスタイルなら荷物の重みによるハンドル操作の不安定さも解消されます。
「でも自分でできるかな???」と少し不安になりますよね。ご安心ください!全国のサイクルベースあさひには「自転車安全整備士」「自転車技士」の資格を持つスタッフが在籍しているので、アフターメンテナンスでもお客様をしっかりサポートします。安心してクロスバイクにチャレンジしてみてください!

メンテナンスもバッチリ!
全国のサイクルベースあさひの
スタッフがしっかりサポート
- 購入前のご注意
- 学校によっては校則でスポーツサイクルでの通学が禁止されている事があります。中にはロードバイクのようなドロップハンドルはNGでクロスバイクはOKの場合や、変速は○段までOKなど細かく決められている学校もあります。購入前にご自身の学校の通学規則を確認しておきましょう。
高価なものがいいとは限らない!
クロスバイク選びのポイント
ひと言にクロスバイクと言ってもその特徴は様々です。
メーカーが作るクロスバイクは本来スポーツ目的であるため、
快適性や耐久性よりも軽さやスピードが重視されているものが多いのです。
基本的には車体が軽くなればなるほど高額になります。
しかし、そのような高価なクロスバイクが必ずしも通学に使う自転車に適しているとは言えません。
自分のスタイルに合ったものを見つけられるよう、簡単にクロスバイクの世界をご紹介します。
- 乗車スタイルをチェック
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同じクロスバイクでも特徴はいろいろ
ゆったり乗れる
コミュータータイプ乗車姿勢がラクで、タイヤも太め。シティサイクルのように使える便利さに特化したクロスバイクです。
重量が比較的重くスピードは出しにくいですが、おしゃれなデザインも多くて気軽にスポーツ感覚を味わえます。バランスのいい
コンフォートタイプシティサイクルに比べると乗車姿勢は前傾になりますが、少しハンドル位置が高めに設計されていて初めての方でも乗りやすく、クロスバイク本来のスピード感も実感できます。アイテム数も多く選ぶ幅も広がります。
スピード重視の
スポーツタイプ空気抵抗の少ない前傾姿勢でスピードが出しやすいクロスバイクです。スピード感が魅力ですが、荷物が多かったり、街中を低速で走行するのには適していません。またフレームやパーツが軽量化されているため価格も比較的高額になります。
- 基本性能をチェック
-
フレーム・変速・タイヤサイズは後から変更ができません。間違いが無いように特徴を知っておきましょう。
フレーム素材
スポーツサイクルのフレーム素材は数種類ありますが、クロスバイクで多いのは「アルミ」と「クロモリ(スチール)」です。
【アルミフレーム】
軽量なので初めてクロスバイクに乗る方もすぐにその軽さを実感できます。特に通学路に坂道があったり、走行距離が長い方におすすめです。
【クロモリフレーム】
フレームのパイプが細く、自転車本来の美しいフォルムが作れるため、おしゃれな自転車に使われることもあります。重量は比較的重くなりますが、走行距離が短かったり、使用頻度が少ないなど、性能よりもビジュアル重視の方におすすめです。
素材の違いは見た目では分かりにくいので、お店のスタッフに確認してみてください。
変速
円状のギザギザがついた板の枚数が変速の段数になります。変速を切り替えることによって漕ぎ出しや上り坂でも一定の力でペダルを漕ぐことができます。
変速は後輪部分のギア(リア)だけの自転車と、リアと足元部分のギア(フロント)を組み合わせる自転車があります。【リア変速】
シティサイクルと同じように扱えて操作が簡単。一般的なシティサイクルは6段変速が多いのに対し、クロスバイクは7段変速が多いのでシティサイクルよりも上り坂に強いです。
【リア変速×フロント変速】
リア変速とフロント変速を組み合わせて使います。例えばリア変速7段、フロント変速3段の場合は7×3の21段変速(21通り)のギアチェンジができます。段数が多い事でより細かに、そして幅広く変速の切り替えが可能です。初めは操作に戸惑うかも知れませんが、上手に使えばアップダウンの対応はもちろん、加速もスムーズにできてより快適に走れます。
タイヤ
タイヤは唯一地面と接する部分なので、乗り心地を大きく左右します。
タイヤサイズには直径のサイズと幅のサイズがあります。例えば700×28Cという表記であれば700が直径、28がタイヤ幅になります。Cは規格の記号なのであまり気にしなくて大丈夫です。【直径サイズ】
クロスバイクで多いのは700Cというサイズ。シティサイクルのインチ表示とは規格が違うのでわかりにくいですが、だいたいシティサイクルの27インチ~28インチくらいです。
【幅サイズ】
こちらのサイズが重要です!
- 細い(23〜25mm):スピードは出やすいですが、滑りやすかったり地面からの振動も伝わりやすいのでスポーツ目的以外では避けた方が無難です。
- 標準(28〜32mm):クロスバイクで現在もっともポピュラーでスピード感も実感できるサイズです。
- 太い(35〜38mm):シティサイクルと同じような太さです。スピードを出すのには向いていませんが、タイヤ内の空気量が多いので路面からの衝撃を吸収して優しい乗り心地になります。
タイヤ幅のサイズは車輪幅のサイズによっては交換時に若干のサイズ変更が可能ですが、頻繁に交換する事もないので、最初から合ったものを選びたいですね。もし迷った場合は標準サイズを選んでおくと安心です。
- 標準装備のパーツをチェック
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①ブレーキの種類
もちろんブレーキは付いていますが、その種類は様々です。一般的なタイプとおすすめのブレーキをご紹介します。
【Vブレーキ】
クロスバイクでは一般的なタイプで、制動力が高いのが特徴です。ただし、パッドで車輪を挟んでブレーキするため、坂道が多い場合は部品の交換頻度が多くなる場合があります。
【ディスクブレーキ】
最近クロスバイクにも採用されはじめたブレーキです。車輪ではなく路面から離れた車輪中央の円盤(ローター)を挟んでブレーキするので、悪天候でも制動力が変わりにくく、ブレーキパッドも擦り減りにくい優れたブレーキです。Vブレーキに比べると少し高価格で、まだ搭載されている自転車も限られますが、長距離や坂道が多い方にはおすすめのブレーキです。
②サイドスタンド
シティサイクルには当然のように付いているスタンドですが、クロスバイクには付いていないものもたくさんあります。元々スポーツ目的で作られたクロスバイクは少しでも軽量化するために、あえて標準で装備していない場合があるのです。でも、通学で使用する場合は学校の駐輪場などでスタンドが無いと何かと不便ですよね。もちろん購入時にオプションとして取り付けはできますが、標準装備されているものを選んだほうがお買い得です。
③チェーンガード
制服でクロスバイクに乗る時に、右足側にあるフロントギアがむき出しになっていると、ズボンのすそを巻き込んだり、汚れたりする事があります。エントリー用のクロスバイクにはフロントギアにカバーが付いているものも多いので購入前にチェックしましょう。またチェーンガードの有無に関わらず、制服で乗る時はパンツストラップを使うのがおすすめです。
④ライト
スピードが出やすいクロスバイクでは夜間の安全対策としてライト(前照灯)は非常に重要ですが、クロスバイクはライトもオプション購入になるのが一般的です。様々な種類があり、走行する場所に合わせて選ぶことができますが、通学でのおすすめはオートライト!これはハンドルなどに付ける取り外し式のライトではなく、シティサイクルによく使われているライトで、車輪で発電して自動で点灯するタイプです。今まではクロスバイクにはオートライトが普及していませんでしたが、最近では通勤・通学ユーザーが増えてオートライト付きのクロスバイクが大人気です。少し車輪の重量は重くなりますが、電池切れや充電忘れによる無灯火の心配がなく安全・安心です。
標準装備されていないクロスバイクにもサイズや規格が合えば新車購入時にオートライト仕様に変更できる場合があるので、ご希望の方はスタッフにご相談ください。
⑤グリップ
クロスバイクはシティサイクルに比べて前傾姿勢になるため、手のひらにかかる力も大きくなり、長い距離を走っていると痛くなってきます。あまり注目されないグリップですが、画像のような手のひらに合わせた形状のコンフォートグリップは柔らかく負担を軽減してくれるのでおすすめです。標準装備されていなくても、グリップが傷んだ時に交換が可能です。
- サイズをチェック
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シティサイクルの場合は26インチや27インチなどタイヤサイズで選びますが、クロスバイクの場合はフレームサイズで選ぶものもあります。基本的には写真Aの長さをフレームサイズとして表記していますが、Aが長くなればBも長くなりハンドルまでの距離が長くなります。カタログなどで目安の適応身長が確認できますが、同じ身長でも手足の長さは人それぞれなので、カタログサイズと合わなかったり、複数のサイズで適応身長がかぶったりして意外とサイズ選びで悩む事が多くあります。洋服と同じでサイズ選びは非常に重要です。店頭で実際に試乗してみたり、スタッフにアドバイスをもらって確認しましょう。
- ブランド紹介
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世界最大のスポーツ自転車ブランド。ロングセラー商品のESCAPE(エスケープ)シリーズは現在主流となったクロスバイクの原型とも言えます。ジャイアント製品は店舗での対面販売のみで購入可能です。
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台湾の自社工場で高品質なスポーツ自転車を製造。トップレベルのプロチームも使用するマシンのノウハウをクロスバイクに生かしています。
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日本でも人気のイタリアの自転車ブランド。象徴的なブランドカラーの「チェレステ」は街乗りのクロスバイクにも採用されており、おしゃれな雰囲気を醸し出します。
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子供用の自転車や電動自転車もラインナップされ全世代から愛されるブランドです。使いやすい機能性とシンプルなデザインが魅力です。
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- チェックポイントのおさらい
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POINT01
自分に合った乗車スタイルで選びましょう。POINT02
後から変更できないフレーム素材、変速、タイヤサイズはしっかり確認しましょう。長距離や坂道が多い通学には軽くて変速が多いタイプがオススメです。POINT03
通学シーンに合った性能や機能を重視しましょう。通学には「DISCブレーキ」と「オートライト」がオススメです。POINT04
サイズ選びについては実際にお店で試乗して専門のスタッフからアドバイスをもらいましょう!
おすすめクロスバイク紹介
あさひで学生に人気のクロスバイクをご紹介します。
- カジュアルデザイン オススメ3選
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あまり長い距離は走らない方や、おしゃれなクロスバイクが欲しい方におススメのアイテムをピックアップしました。いずれもあさひで学生に人気のアイテムです。
あさひ COOSA CROSS(コーサクロス)
コンフォートタイプ
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- タイヤサイズ
- 700×32c
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- 変速
- 外装7段
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- 参考重量
- 13.2kg(430mm)
13.8kg(470mm) - 13.2kg(430mm)・13.8kg(470mm)
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- フレーム素材
- スチール
おすすめポイント
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サイドスタンド
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チェーンガード
- スタッフコメント
- 「自転車安全基準」をクリアし、安全、安心なBAA対応車種です。通学、通勤や休日の街乗りなど、幅広いシーンに対応するクロスバイクを探されている方に最適な一台です。
小柄な身長の方でも乗れるフレームサイズ設計やクッション性の高いスポーティサドルを採用し、快適な走行が楽しめます。
Cream Cream CS(クリームシーエス)
コミュータータイプ
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- タイヤサイズ
- 26型
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- 参考重量
- 12.5kg(通常仕様)
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- 変速
- 外装7段
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- フレーム素材
- アルミ
おすすめポイント
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オートライト
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サイドスタンド
-
チェーンガード
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柔らかいグリップ
- スタッフコメント
- 様々な服装に合うシンプルなデザインと、メンテナンス性の高い実用性を持ったクロスバイクです。ネット通販サイト限定商品とする事で高いコストパフォーマンスを実現しています。お手頃価格ながら軽量アルミフレーム採用で、細部のパーツにもこだわっているので、見た目の安っぽさはまったく感じさせません。またタイヤは太めで乗車姿勢もラクな設計、グリップやサドルも柔らかいので、あまり張り切って走らない方におすすめです。バスケットや泥除けも専用オプションだから、自転車にすごくマッチしますよ。
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- スポーツスタイル オススメ4選
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5km以上の距離を通学される方や坂道の多い方におすすめのクロスバイクをピックアップしました。
定番の人気モデルから最新のトレンドモデルまでご紹介します。あさひ プレシジョン S
ジャイアント 2025年 ESCAPE R3
あさひ プレシジョン S DISC
コンフォートタイプ
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- タイヤサイズ
- 700×28c
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- 参考重量
- 11.9kg
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- 変速
- 外装24段(3×8)
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- フレーム素材
- アルミ
おすすめポイント
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柔らかいグリップ
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チェーンガード
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ディスクブレーキ
- スタッフコメント
- これから自転車でスポーツを始めたい方にぴったりなスポーツクロスバイク「プレシジョンS」シリーズの、ワンランク上の走りが楽しめる油圧式ディスクブレーキ採用モデルです。
メリダ CROSSWAY 150(クロスウェイ150)
- スタッフコメント
- 快適性よりスポーティな走行性を優先させたい方におすすめのクロスバイク。変速はロードバイクのパーツを採用しているためスピード感も実感できます。低速での走行では安定性がやや悪くなりますが、今後ロードバイクへの挑戦も見据えてチャレンジしたい方におすすめの1台です。
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オプションパーツのご紹介
クロスバイクの購入前にぜひ知っておいて欲しいのは、どのようなパーツが必要になるかという事です。
実は多くのクロスバイクは最低限の装備しか付属していません。逆に言えば、
好きなパーツで自由にカスタマイズするのもスポーツサイクルの楽しみ方の一つです。
そこで、数あるオプションパーツの中から初めてクロスバイクを購入する際に
一緒に揃えておくと便利なアイテムをご紹介します。
定番アイテム
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ワイヤーロック
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フロントライト
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テールライト
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ヘルメット
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レインウェア
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フェンダー(泥除け)
便利アイテム
セルフメンテナンスアイテム

ご購入の前に必要に応じたオプションパーツの目途をつけておくと、おおよその合計金額がイメージできるので、ご予算から逆算して自転車を選ぶ事ができます。ちなみにあさひでは、新車販売時のパーツ取り付けの場合、1項目毎に対して3,600円(税込み価格 3,960円)以内であれば取り付け工賃無料となり、お得ですよ。
また購入時かかる費用としては次のようなものがあります。
- 防犯登録料(必須):各都道府県によって料金が異なりますが¥500~¥800程度になります。
- サイクルメイト:あさひの安心保証サービスです。盗難補償、サイクルメイト点検、修理割引などトータルに保証されるので、スポーツサイクルユーザーには特にオススメです。
- 配送料:お持ち帰り頂けない場合でも配送サービスをご用意しております。
- 自転車回収:古い自転車が不要になった際は自転車処分を承っております。(新車購入時¥540/1台)
メンテナンスのポイント
家でできるセルフメンテナンス
空気入れ
クロスバイクのタイヤはシティサイクルよりも空気圧が高いため、空気が少なくなると地面との摩擦が増えて乗り心地が悪くなったり、パンクしやすくなります。月に1、2回を目安に空気を補充しておくと快適に走行できますよ。
チェーンの注油
チェーンが乾いて錆びてくると漕ぎづらくなったり、変速がスムーズにできなくなったりします。こちらも、月に1回を目安に注油しておくと部品交換の頻度が少なくなって、長く快適に使えます。
お店でするメンテナンス
ブレーキ調整
使用していると徐々にブレーキを操作するワイヤーが伸びたり、ブレーキパッドが擦り減ったりして効きが悪くなります。非常に重要な部分ですので、定期的にお店で点検して早めの調整や部品交換をしましょう。
変速調整
こちらもブレーキ同様に変速を操作するワイヤーが伸びたり、錆びたりすることで変速のがうまく切り替わらなくなります。繊細な調整が必要になりますので、定期的に調整してもらいましょう。
通学にも大活躍!電動アシスト自転車の
おすすめポイント
少し前までは、ほとんどがお買い物やお子様の送迎用として使われていた電動アシスト自転車ですが、
その圧倒的な快適さから年々通学での利用も増加しています。
人気の高まりから学生向けの商品ラインナップも増えていますが、
そのぶん選ぶ時に迷ってしまう事もあると思います。そこで今回は、
通学におすすめの電動アシスト自転車のご紹介と選ぶ際のポイントを解説します。
「坂道が多くて通学がしんどい」「友達が乗ってたから私も電動にしたい」と思っている方は、
ぜひチェックしてみてください!
通学に電動アシスト自転車を使うメリット
電動アシスト自転車が通学にオススメな理由は大きく次の3点です。
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- その1
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通学がラクになる
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- その2
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丈夫で長持ち
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- その3
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安全性にも優れている
なんといっても、ラクに漕げるというのが一番の魅力です。具体的には、時速10km未満までは「自分の漕ぐ力1:モーター2」の比率でアシストしてくれます。イメージとすれば3人で漕いでいるようなもので、自分の力は普段の1/3しか使わない事になります。ちなみに通常の平均速度は時速15km前後なので、時速10km未満というのは結構低速ですよね。低速で走行する場面というのは、漕ぎはじめや坂道を上る時、風が強い時などいずれも人の力で漕ぐのが大変な場面が多いので、そんな時に助けてくれるのが電動アシスト自転車の魅力です。また、時速10km以上でスピードにのってくると、漕ぐ負担も少なくなります。それに伴い、モーターのアシスト力も制御され時速24kmの時点でアシスト力が0になります。スピードが出すぎないようにコントロールされているんですね。この基準は道路交通法で定められているため、基本的にはどの電動アシスト自転車でもアシスト力の上限は同じになります。
また、電動アシスト自転車は自転車そのものの性能も優れているものが多く、毎日の通学も安心です。詳しくは次の項で詳しくご紹介しています。
- どういう人にオススメ?
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坂道が多い、学校まで遠い、部活などで荷物が重い、体力に自信が無い、沿岸部などで風が強いなど、とにかく通学が辛いと感じられている方には電動アシスト自転車が最適です。
通学の負担が軽減できれば勉強や部活にも集中できるかも知れませんね。ちなみに、電動アシスト自転車での通学がすでに盛んなエリアは次の通り。
「東京」「横浜」「大阪」「神戸」「広島」
やはり自転車で通学できて、坂道の多いエリアが多いですね。このエリアの中でも特に坂道が多い地域はびっくりするぐらい電動アシスト通学が拡大しています。そして年々他のエリアにもその人気が拡大中です。 また最近では新型コロナウイルスの感染予防対策として、電車やバスなどの公共交通機関から自転車通学に変更されている方も増えています。今まで電車やバスを利用していた長距離を自転車通学に切り替えようと考えている方にもおすすめです。
- デメリットは無いの?
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電動アシスト自転車のデメリットを挙げるなら、次のような事があります。
①シティサイクルに比べて価格が高い
シティサイクルの相場価格は2~3万円程度なのに対して、電動アシスト自転車は10万円を超えるものも多くあります。それでも年々利用者が増えているのは圧倒的な快適さがあるからなんですね。でも本当にこの価格差だけの価値があるのか不安、、、という方も多いと思います。高価な買い物なので当然ですよね。これは実際に乗って体感しないと解決できません。身近に電動アシスト自転車をお持ちの方がいれば借りて乗ってみるのもいいと思います。でも借りられそうな人がいなければ、ぜひお近くのサイクルベースあさひにお越しください。あさひではお店にある様々なモデルを乗り比べできて、わからない事も知識を持ったスタッフがしっかりと教えてくれます。買ってからイメージと違った、、、なんて事を防ぐためにも、ぜひご購入の前に電動アシスト自転車のパワーを体感してください。
②車体重量が重い
車体重量もシティサイクルでは20kg前後のものが多いですが、電動アシスト自転車はモーターとバッテリーを搭載しているため、25~30kg程度の重量になります。しかし乗っている時はこの重量感を感じないほどのアシスト力があるので気になる事はありません。ただし駐輪の際などに少し自転車を持ち上げないといけない場合などは、ちょっと大変かも知れません。このようなシチュエーションを想定されていて不安をお持ちの方は、一度お店で重量感を体感して確認しておく事をおすすめします。
③バッテリーの交換が必要
バッテリーは使い続けると性能が落ちて電池の減りが早くなるため、使い勝手が悪くなったら交換する必要があります。交換頻度は使い方によって異なりますが、4〜5年で交換される方が多いです。交換用バッテリーの価格も3~5万円と高額ですが、5万円のバッテリーを5年使用したとしたら、年間のランニングコストは約1万円、1カ月で833円、1カ月に20日使ったとしたら1日41円。他の交通費などと比べると必ずしも高いとは限らないと思います。
- 購入前のご注意
- 学校によっては校則で電動アシスト自転車での通学を禁止されている学校もあります。ご購入の前にはご自身の学校の通学規則について確認しておきましょう。
電動アシスト自転車選びのポイント
電動アシスト自転車と言っても種類は様々で、
モーターやバッテリーなどメカメカしい部分もあって少し躊躇してしまうかも知れません。
しかし、ポイントだけ抑えておけば、自分に合った自転車を探す事ができます。
そのポイントをご紹介します。
- チェック項目
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1 充電当たりの走行距離を確認しよう
カタログやホームページなどに記載されている「1充電当たりの走行距離」は、どのメーカーでも同じ基準で検査されてるので比較するときの目安になります。基本的には総距離が長い商品ほど価格は高くなるので、不足が無い程度に適したものを選びましょう。
1充電当たりの走行距離は3種類
今ではほとんどのメーカーに走行モードの切替機能が搭載されています。標準モードの他に、電池の持ちをよくして走行距離を延ばすエコモード、強い力を出すパワーモードの3種類です。それぞれのモードごとに走行距離の目安が記載されているので確認してみてください。 ちなみに坂道が多い方や、体力に自信が無い方はパワーモードの走行距離を目安にしておくといいでしょう。
坂道が多い地域は少し余裕を持って選びましょう
坂道が多い地域の場合は記載されている走行距離よりも実際の走行距離が短くなる事も多いので、余裕を持った走行距離で選ぶ事をおすすめします。
走行距離=バッテリー容量?
基本的にはバッテリー容量の単位Ah(アンペア)の数値が大きいほど1充電当たりの走行距離が長くなるのでバッテリー容量の目安になります。ただし、最近では走りながら充電できる機能が付いたモデルなど同じバッテリー容量でも走行距離が大きく異なる場合もあるので、1充電当たりの走行距離を目安に選ぶのがおすすめです。
使用シーンごとの目安
片道通学時間 坂道 走行距離
(標準モード)バッテリー容量
(目安)10~15分程度 少ない ~40km ~10Ah 多い ~55km 10~13Ah 15~20分程度 少ない ~55km 10~13Ah 多い ~70km 13~16Ah 20~30分以上 少ない ~70km 13~16Ah 多い 70km~ 16Ah~ 自転車の機能を確認しよう
電動アシスト自転車はモーターの力でラクに走行できるだけでなく、自転車としてのスペックも充実しています。特に次のような機能が標準装備されているモデルが通学におすすめです。
丈夫ポイント
- 耐久性の高いタイヤ:肉厚のあるタイヤだからパンクにも強く、すり減りにくい。
- 丈夫な車輪:ステンレスのリムや太いスポークで変形しにくく、丈夫な車輪。重い荷物を積んでも安心。
安全機能
- 明るいバッテリーライト:電動アシスト自転車のLEDライトはバッテリーを電源にしているので、非常に明かるく夜道も安心。
- テールランプ:暗くなったら自動で点滅するテールランプを搭載したモデルも多く、被視認性も良好。
- 高性能ブレーキ:雨の日でも効きが良く、嫌な音鳴りが少ないブレーキが多い。
便利ポイント
- 安定性のいいスタンド:重い車体でもラクに立てられて、安定性のいい両立スタンド。
- 優しいグリップ&サドル:乗る人が触れるブリップやサドルは柔らかい素材で乗り心地も抜群。
荷物の量やカバンのサイズを確認しよう
部活などで荷物が多くなる方はリアキャリアが付いているとカバンが2つになっても安心です。また、大きなワイドタイプのカゴが付いているモデルも通学に人気。学校指定のバッグは横長の物が多いので収まりが良くなります。
防犯対策
電動アシスト自転車は丈夫なカギが付いているものが多いですが、中には後のリング錠をかけるとハンドルもロックされる2ロックの仕様もありおすすめです。2ロック仕様ではなくても、高価な自転車なのでワイヤー錠などで、2重ロックする事をおすすめします。
- スタイル紹介
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同じ電動アシスト自転車でも特徴はいろいろあります。
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- ママチャリタイプ
適応身長140㎝~ - ハンドル形状がアップライドだからゆったり乗れます。またフレームが下がっているので、スカートなどでも乗り降りしやすい形状が特徴です。またサイズ展開は26インチが多いですが、中には小柄な方でも使いやすい24インチが設定されているアイテムもあります。そして以前までは、デザインも画一的でしたが、若い方も多くの利用されるようになってから、おしゃれなデザインのアイテムも増えて選ぶ幅も広がります。
- ママチャリタイプ
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- スポーツタイプ/シティタイプ
適応身長150㎝~ - 現在は女性だけでなく男性の利用者も増加している事から、男性の体格でも窮屈にならない大きいサイズも増えています。ハンドルはストレートタイプが多いので力を入れてきびきびした走行ができます。スポーツタイプは少し機能面でスペックが落ちる部分もありますが、見た目もスタイリッシュで年々ユーザーが拡大中です。また、大きめのサイズで機能も求めるならシティタイプがオススメです。
- スポーツタイプ/シティタイプ
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- メーカー紹介
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自転車の老舗メーカーで電動アシスト自転車のラインナップも充実いています。前輪部分にモーターを搭載しているフロントモーターが特徴で、走りながら充電できる自動充電機能が搭載されたアイテムは長距離走行に向いています。また通学自転車の代名詞「アルベルト」に使用されているベルトドライブはチェーンと比べて乗り心地やメンテナンス性に優れています。
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電化製品の印象が強いですが、古くから自転車の製造もしてるので品質も高くアイテムのラインナップも充実しています。またお買い得な大容量バッテリーモデルが多く、ロングモードは省エネ性が高い為、長距離を乗られるユーザーに人気です。
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オートバイなどの製造で培われたノウハウがあるから、電動アシスト自転車の要であるモーターの性能が高いメーカーです。パワーはもちろん、複数のセンサーと連動する事で、人の負荷を感知して場面に応じたなめらかなアシストが特徴です。PASシリーズが有名でランナップも充実しています。
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あさひオリジナルの電動アシスト自転車は、通学にも実用的な大容量バッテリーを搭載してコストパフォーマンスが非常に高いのが魅力です。また、モーターも人が漕いだ力がダイレクトに伝わる構造のため、なめらかで力強いアシストをしてくれます。そして手元のコントールスイッチにはUSBポートが付いているので、スマホなどの充電ができて学生に人気です。
今回ご紹介したメーカーはそれぞれに特徴がありますが、共通して言えるのは、どれも性能が良く、安心して選べるという事です。修理や部品交換の際にもアフターパーツが長期間揃っているので購入後も安心です。似たような機能で悩んでしまう場合は、実際にお店で乗り比べて、自分の感覚でしっくりきたものを選ぶのも重要ですね。
- ご注意ください。
- 最近ではネットで販売されている一部海外メーカーの商品で、道路交通法の基準を上回る規格の物があり、アシスト力が強すぎて危険な場合もあります。事前にメーカーと商品の情報を確認してから購入しましょう。
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- Q&A
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- 電動アシスト自転車は充電が切れたら走行できないのですか?
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走行できます。
バッテリーが切れても普通の自転車として走行可能です。ただし、車体が重いので、普通の自転車より少し漕ぐときに重く感じます。バッテリー残量は手元のスイッチやバッテリー本体で確認できますので、早めの充電をおすすめします。 - 電動アシスト自転車の操作は難しいですか?
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いいえ簡単です。手元のスイッチで電源を入れるだけです。
手元にシンプルなスイッチコントローラーがあり、基本操作は電源のON/OFFだけです。パワーモードの切り替えとライト点灯も、すべて手元のスイッチで行えます。またメーカーによって多少異なりますが、バッテリーの残量、走行可能距離、走行速度なども手元で確認できます。その他の操作は基本的にシティサイクルと変わりません。 - 充電時間はどれくらいですか?
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3~5時間程度です。
バッテリー容量が大きくなると充電時間も長くなるので、使用しない夜間などに充電する事をおすすめします。充電は専用の充電台にセットするだけなので、とても簡単です。 - バッテリーの寿命は?
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おおよそ4~5年です。
明確な寿命というものはありませんが、充電回数が多くなると新品時と比べて、1充電当たりの走行距離が短くなります。長距離を乗られる方であれば、使い勝手が悪く感じやすいので買い替えサイクルが早くなる場合があります。バッテリーの経年劣化も見越して、少し余裕を持ったバッテリー容量を最初に選ぶのがおすすめです。 - 雨に濡れても大丈夫なの?
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大丈夫です。雨の日の通学にもお使いいただけます。
バッテリーが付いているから心配になりますが、ちゃんと防水対策がされているので雨天時の利用も問題ありません。ただし、自転車本体は金属部品が錆びることもあるので、屋根のある場所に駐輪するか、カバーを掛けておきましょう。
- チェックポイントのおさらい
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POINT01
事前にメリット&デメリットを把握しよう。また自分が通う学校の通学規則も確認しよう。POINT02
一充電当たりの走行距離を確認して自分に適したものを選ぼう。坂道が多い場合や長距離を走る方は少し余裕を持ったバッテリー容量を選ぶのが無難です。POINT03
体格や乗り方で自分に合ったスタイルを選ぼう。POINT04
アシスト力はお店で体感して選ぶのがGOOD! サイズや重量感などを実感しておくと購入時も安心。
通学におすすめの電動アシスト自転車はこちら!
学生に人気がある定番モデルから人気デザインの商品や大きいサイズの商品などをご紹介します。
- 定番の人気モデル3選
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実用的で男女問わず
学生に人気のあるモデルをピックアップしました。パナソニック 2025年 ティモ・S
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- タイヤサイズ
- 26型
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- 参考重量
- 27.1kg
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- 変速
- 内装3段
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- バッテリー容量
- 16.0Ah
走行距離/充電時間
-
- パワーモード
- 59km
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- 標準モード
- 70km
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- エコモード
- 107km
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- 充電時間
- 5.0時間
- スタッフコメント
- 16.0Ahもある余裕のバッテリー容量で、最長約100kmの走行が可能なパナソニックの通学おすすめモデルです。ママチャリっぽくないデザインやカラーが人気。乗車時にゆとりがあるフレーム設計なので、他の26インチでは小さく感じる方でもティモ・Sならゆったり乗れる場合もあります。また、学生カバンもしっかり入る大型のワイドバスケットが通学に便利です。
ヤマハ 2025年 PAS With(パス ウィズ)
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- タイヤサイズ
- 24型/26型
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- 参考重量
- 26.8kg
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- 変速
- 内装3段
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- バッテリー容量
- 15.8Ah
走行距離/充電時間
-
- パワーモード
- 62km
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- 標準モード
- 68km
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- エコモード
- 100km
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- 充電時間
- 4.5時間
- スタッフコメント
- ヤマハの定番モデル。あまり距離は長くないけど、坂道が多い方に人気。低床フレームなのでスカートでもまたぎやすい形状です。通常のママチャリタイプですが、カラーラインナップも豊富で、おしゃれなパイプキャリアなど見た目も好評です。小柄な方も乗りやすい24インチタイプもあります。
パナソニック 2025年 ビビ・DX
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- タイヤサイズ
- 24型/26型
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- 参考重量
- 27.7kg
-
- 変速
- 内装3段
-
- バッテリー容量
- 16.0Ah
走行距離/充電時間
-
- パワーモード
- 59km
-
- 標準モード
- 70km
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- エコモード
- 107km
-
- 充電時間
- 5.0時間
- スタッフコメント
- さまざまな用途に使われるパナソニックの定番モデルです。少し重量はありますが、16.0Ahの大容量バッテリーを搭載してるので長距離の通学でも電池切れの心配が少なくて安心!また頑丈で錆に強いステンレスパーツや、明るいバッテリーライトを搭載していてスペックも充実しています。コストパフォーマンスも高い商品です。小柄な方も乗りやすい24インチタイプもあります。
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- 人気のおしゃれデザイン おすすめ3選
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あさひ エナシス Me
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- タイヤサイズ
- 26型
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- 参考重量
- 26.0kg
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- 変速
- 内装3段
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- バッテリー容量
- 14.0Ah
走行距離/充電時間
-
- パワーモード
- 50km
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- 標準モード
- 60km
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- エコモード
- 85km
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- 充電時間
- 5~6時間
- スタッフコメント
- 人気のマットカラーとボリュームがある幅広タイヤを装着したコスパの高い新モデルです。通学でも、休日でもおしゃれに使えます。また力強さと安定感を重視した通学用のアシストプログラムになっているから、体力に自信がない方でも安心です。
ヤマハ 2025年 PAS RIN(パス リン)
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- タイヤサイズ
- 26型
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- 参考重量
- 27.6kg
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- 変速
- 内装3段
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- バッテリー容量
- 15.8Ah
走行距離/充電時間
-
- パワーモード
- 61km
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- 標準モード
- 68km
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- エコモード
- 96km
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- 充電時間
- 4.5時間
- スタッフコメント
- 流行りのつや消しカラーとボリュームがある太目のタイヤでクールな印象が特徴です。見た目だけではなく、最長約94㎞走れる15.4Ahの大容量バッテリーで長距離や坂道が多い方でも安心のスペックを兼ね備えています。
あさひ エナシスシティ
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- タイヤサイズ
- 27.5 × 1.50
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- 参考重量
- 26.7kg
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- 変速
- 外装7段変速
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- バッテリー容量
- 14Ah相当
(25.2V換算)
走行距離/充電時間
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- パワーモード
- 約55km
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- 標準モード
- 約65km
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- エコモード
- 約90km
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- 充電時間
- 約5~6時間
- スタッフコメント
- 普段使いにもマッチするスポーティなルックスかつ力強いタフなデザインの1台です。大きめのカバンやリュックもすっぽり収まる大型バスケットや照射範囲が広く夜道を照らしてくれる広角LEDライト採用し便利な装備が満載です。
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- 大きめサイズのおすすめ3選
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パナソニック 2025年 ベロスター
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- タイヤサイズ
- 700×38c
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- 参考重量
- 21.4kg
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- 変速
- 外装7段
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- バッテリー容量
- 8.0Ah
走行距離/充電時間
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- パワーモード
- 28km
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- 標準モード
- 36km
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- エコモード
- 53km
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- 充電時間
- 4.5時間
- スタッフコメント
- 人気急上昇のクロスバイク型電動アシスト自転車。バッテリー容量は少ないので、近距離だけど坂道が多い方や、体力的に最低限のアシストだけ必要な学生さんに人気です。また見た目はスタイリッシュなクロスバイクですが、バッテリーライトや鍵、泥除けなど、必要な機能はしっかり押さえているので、通学でも便利に利用できます。
あさひ オフィスプレスe
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- タイヤサイズ
- 700×38c
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- 参考重量
- 23.3kg
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- 変速
- 外装8段
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- バッテリー容量
- 14Ah相当
走行距離/充電時間
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- パワーモード
- 54km
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- 標準モード
- 65km
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- エコモード
- 100km
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- 充電時間
- 5~6時間
- スタッフコメント
- 通勤ユーザー向けに開発された商品ですが、機能が充実しているので通学にもおすすめです!見た目はスポーティですが、バスケットや泥除けなどが標準装備されていて便利です。またアシスト力もスポーツタイプ専用にプログラムされたモーターを使用しているので伸びのある走行が可能です。ぜひ乗り比べて実感してください。
ヤマハ 2025年 PAS CITY-SP5(パスシティSP5)
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- タイヤサイズ
- 27型
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- 参考重量
- 27.3kg
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- 変速
- 内装5段
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- バッテリー容量
- 15.8Ah
走行距離/充電時間
-
- パワーモード
- 53km
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- 標準モード
- 61km
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- エコモード
- 88km
-
- 充電時間
- 4.5時間
- スタッフコメント
- 27インチシティタイプで、内装5段の変速機が特徴的。3段変速に比べて細かく切り替えができるからスムーズに加速できます。また外装変速(6段や7段)に比べるとメンテナンス性に優れているから使い勝手も抜群です。大容量バッテリーなので長距離を力強く走りたい方におすすめです。
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オプションパーツのご紹介
基本的に、電動アシスト自転車は通常利用するのに必要な機能は標準装備されていますが、
通学で使用する際にあると便利なアイテムをご紹介します。
定番アイテム
愛車を大切に 長持ちグッズ
雨の日対策 レイングッズ

基本的には自転車に標準装備されている機能で使用できますが、通学シーンを想定して必要なパーツを選んでおくと、いざというときに安心です。ご購入の前に必要に応じたオプションパーツの目途をつけておくと、おおよその合計金額がイメージできるので、安心してお店で選べます。
また購入時かかる費用としては次のようなものがあります。
- 防犯登録料(必須):各都道府県によって料金が異なりますが¥500~¥800程度になります。
- サイクルメイト:あさひの安心保証サービスです。盗難補償、サイクルメイト点検、修理割引などトータルに保証されます。高額な電動アシスト自転車なので盗難はもちろん、長く使えるように定期的なメンテナンスも保証されていて安心。
- 配送料:お持ち帰りできない場合は配送サービスをご用意しております。
- 自転車回収:古い自転車が不要になった際は自転車処分を承っております。(新車購入時 ¥540/1台)
メンテナンスのポイント
家でできるセルフメンテナンス
空気入れ
一番重要なセルフメンテナンスです。電動アシスト自転車の場合は空気が少ないとタイヤの劣化やパンクのリスクが高まるだけではなく、地面との抵抗が増えることで、バッテリーの減りも早くなります。月に1、2回を目安に空気の補充をしておくと快適に使用できます。
チェーンの注油
電動アシスト自転車はシティサイクルに比べて細かなギアが多く、チェーンが乾いて錆びてくるとスムーズに漕げなくなったり、乗り味が悪くなったりします。こちらも月に1回を目安に注油をしておくと快適に使用できます。