南国のサイクリング天国！ホノルルセンチュリーライドツアー2019レポート～その3～

こんにちは、あさひライドツアーイベント企画運営担当の今井と申します。
サイクルベースあさひが提供する「ホノルルセンチュリーライドツアー2019」に参加して来ました！アメリカです、ハワイです！
第一回、二回と続いた連載も今回が最終回。いよいよホノルルセンチュリーライド大会本番の様子をお送りいたします。

（写真の一部はゲストライダーの神楽坂つむりさん、他の参加者様から提供していただきました。）

前回までの様子はコチラ

南国のサイクリング天国！ホノルルセンチュリーライドツアー2019レポート～その1～

南国のサイクリング天国！ホノルルセンチュリーライドツアー2019レポート～その2～

 

まだ陽も登り切っていない朝の5時過ぎにホテルを出発しました。

今回ツアーで泊ったホテルは「ハイアットリージェンシーワイキキリゾート」
ワイキキのビーチが目の前に広がるいわゆるリゾートホテルでこんなに豪華なところに泊まらせてもらえて良いのかと逆にちょっと不安になるくらいでした。どう見てもハイクラスホテルです。これだけでも価値があるかもしれない・・・・。

集合場所である公園までは5分もかかりませんが、前後ライトを付けたサイクリストが大勢移動しているのを見かけました。なんだか実感が湧いてきてわくわくしてしまいます。朝の眠気も一気に吹っ飛びました。

公園で簡単なブリーフィングと準備体操を終えて、いよいよスタートラインに並びます。
さすが参加者数が1,000人を超えるイベントなだけあって、ものすごいサイクリストの数です！スタートラインがどこだか分かりません（笑）

多彩な自転車が見られるのもホノルルセンチュリーライドの面白いところ。日本ではスタンダードなロードバイクはむしろ一部という印象で、クロスバイクやマウンテンバイク、小径車やタンデム車、さらには今話題のE-スポーツバイクもたくさん走っていました。こちらはタンデム、E-スポーツバイク、ディスクブレーキ、ダブルクランク、前後異径タイヤのスペシャルバイクです。

地元の有名なコーヒー店が無料でコーヒーとマラサダを振舞っていましたのでありがたく頂戴しました。話をするとこちらのお店の方、三重県四日市に住んでいたことがあるらしく、なぜか三重県トークで盛り上がりました。海を越えた不思議な繋がりを感じられるのも海外旅の魅力ですね。またいつか日本の地を走りたいともおっしゃっていました。

スタート前にコーヒーで乾杯！

スタートの合図と共に、前方から順番に続々とサイクリストがスタートしていきます。
いよいよ私たちの番ですが、これは決してレースではない楽しむためのライドイベント。
急ぐような人はほとんどおらずみんなマイペースでゆっくりと進んでいきます。ピリピリしたような雰囲気は全くありません。

まずは市内を軽く走り、ダイヤモンドヘッド横の坂を超えて基本的には海沿いを走っていきます。

ちょうどこの時間帯で太陽が昇って来ました。朝陽が眩しい！

ハワイの海に太陽の光が差し込むこの瞬間は本当に美しかったです。来て良かったと心の底から思えた瞬間でした。

海沿いの道は走っているだけで気持ちが良い！

サポートバイクがサポートバイクと思えないほどワイルドなのもアメリカスタイル。

最高のご褒美です！楽園のギフトとはまさにこのこと。

絶景をバックにハイポーズ！

内陸部を走る機会も結構あります。

また、幹線道路というよりはちょっとローカルな道を通るコースレイアウトで全体的に交通量も少なく走り易かったです。
景色も海沿いばかりではなく、住宅地や森の中など、バラエティに富んでいて走っていて飽きません。
むしろ「次はどんな景色が出てくるんだろう！」とずっと楽しんで走ることができました。

随所にエイドステーションが設けられており、水やスポーツドリンクの他にもドーナツやフルーツをいただくことができます。多少、補給食を持ったほうが無難ですが、基本的にはエイドステーション頼りでOKです。

マラサダたっぷり！いくら食べても問題ない程度には用意されていました。疲れた身体に染み渡る美味しさです。

バナナやオレンジといったフルーツもたっぷり用意されていました。ビタミン補給ができるのは有難いですね。どれもフレッシュで口に入れた瞬間に美味しさが広がります。個人的にはバナナがとても甘くて美味しくてエイドステーションに停まる度に2～3個いただいちゃいました。

こちらはカラフルに彩られたカキ氷！暑くなってきたタイミングで出てきたので最高に美味しかったです。

メカニックサービスも受けられるようにエイドステーションごとに簡易ピットブースが設けられていました。幸いにも私たちのグループにはトラブルはありませんでしたが、復路でチェーン落ちで困っている人、パンクをしてしまった人がいらっしゃったので、修理をお手伝いさせていただきました。

海沿いの道は果てしなく青く広く、こんな環境を自転車で走ることができるなんて・・・。サイクリスト冥利に尽きます。気温は高くまた紫外線が強烈なのでサングラスと日焼け止めは必須です！

それなりにアップダウンがありますが、高低差があるからこそ見られるダイナミックな景色もオアフ島東部の魅力の一つです。登りが苦手な方には個別に登り方レクチャーも実施させていただいております。ちなみに写真の道は一見すると高速道路のように見えますが自転車もOK。路肩も広く安心して走ることができるようになっています。

神楽坂つむりさんも思わずバイクアップをしちゃうこの景色！

ゴールに向かってみなさん最後のペダリング。少し名残惜しい気もしますが、ついに大会の終わりです。

フィニッシュゲートを通過！

お疲れ様でしたー！こちらの参加者様はご夫婦で参加されて見事に80kmを完走されました。

完走後はテントブースにて完走証をその場で書いてもらいます。走った距離は・・・なんと自己申告制（笑）「何マイル走りましたか？」「50マイルです」「OK!」と言うように、日本国内イベントのようにチップ計測やスタンプ証明もありません。この辺りの緩さもハワイだから良いか！となってしまう雰囲気がここにはあります。

地元吹奏楽団による演奏も行われていました。当日は広い公園内のあちこちで屋台やブースが出展されており、大会に参加しない地元の人たち、観光客の方たちでも楽しめるような工夫がされていました。南国独特のゆるりとした時間の流れが疲れた身体を癒してくれるようです。

大会後は再び参加者様の自転車をお預かりして丁寧に分解、梱包、輸送手配をして日本に向けて帰国です。

ホテルから空港までのバス移動、空港でのチェックイン、保安検査、お土産物色などなど、最後の最後まで「ああ、海外旅は面白いなぁ」と実感しました。
いつもと違う景色や空気、音やにおい、食文化や人々、触れるものが全部刺激的で魅力的。

「ホノルルセンチュリーライドツアー2019」は海外編あさひライドツアーとしてお陰様で大成功でした！

今後もあさひライドツアーは自転車を楽しむことができる環境を整備していろんな人に自転車に乗る楽しさを提供して参ります！

「いきなりの海外ツアーはちょっと・・・」という方もご安心ください。
サイクルベースあさひでは店舗ごとに定期的に自転車ライドツアーを実施しております。
まずは国内のツアーにご参加いただき、自転車の魅力に触れていただければ幸いです！

これにてホノルルセンチュリーライドツアー2019の連載は終了です。
来年以降も何かしらの企画をご提供できるかと思いますので、その際にはたくさんの方とお会いできることを楽しみにしております。

また、サイクルベースあさひでは国内でも随時ツアーを開催中です！
全国に展開する店舗を拠点に、地域の魅力を発見することができるガイド付きサイクリングツアーがどんどん登場しています。
少しでも興味を持ったら、まずは予約サイトをチェックしてみてください。
体験は一期一会。きっと素敵な思い出になりますよ！

TEXT：imai