発売が目前に迫るパパチャリ。今月の連載ページでは、一足先にカスタムにチャレンジ。パパチャリを買ったらこうやって遊んでみたら面白いんじゃない?? という妄想を膨らませてみたわけなのです。

店頭販売に向けて、現在パパチャリ本体は細かなディテールを絶賛調整中!! ということで、今月はラインで生産された販売用のパパチャリよりも一足先に完成したオプションのリアキャリアをフィーチャーします。 まずはキャリアのディテールをご紹介するために、撮影をしましょうかね。なぁんて眺めていたら、いろいろアイディアが浮かんでしまいまして……。ウズウズしてきちゃたので自転車は無いけど、キャリアだけ先にカスタムしてみましょうか? ということで、デイトナD・I・Y部隊の隊長である田中は近所のホームセンターへ。締め切りの迫る編集部の片隅で、ギーコギーコとノコギリの音が聞こえたと思ったら、木材を一生懸命カットしているではありませんか!!

編集長
それ、どーすんの??
田中
木を底面に貼ったら格好いいかなぁと思いまして。これ、スノコをバラしたもんなんですけど、サイズ的にも丁度良くって、しかも安いんですよ。
編集長
アタマ良いねー。
田中
木材を適当なサイズに切ったら、ステインをササッと塗って、キャリアの底に木を貼って、サイドバーには何かくくりつけたり、リアに自転車用のナンバープレートなんかを貼り付けたら雰囲気でそうですよね。
編集長
そのナンバー、所さんがビンテージの自転車に付けてるヤツと同じだ!!
田中
HONOLULU
編集長
ハワイのビンテージバイクタグ。良いねぇ。
田中
もう、そんな時間掛からず完成しますから。テーマは『ひとりキャンプ』。野宿に近い一泊の旅。
編集長
何かワクワクするねぇ。

1.改造用のアイテムとして用意したのは、スノコ、水性のステイン、ハケ、超強力両面テープ、ノコギリ。ノコギリ以外を購入し、全部で2000円。

2.スノコは上面の木材だけ使用するので、釘を外してバラバラに。サイズを測ってみると、4枚の板でピッタリ収まりそう。

3.キャリアの全長に合わせて、4枚の板をカット。長さはきちんと測って合わせましょう。端材はステインの試し塗りに使用します。

4.サッと塗って、染みこませて。今回使用したステインは水性。世田谷ベースでお馴染みのTRU OILを使用するという手もアリ。

5.ステインが完全に乾いた事を確認したら、木材に超強力両面テープを貼り付けて、一枚一枚キャリアに貼り付けていきます。

6.全ての板を張り付けると、こんな感じに。見栄えの美しさを重視するなら、それぞれの板の間隔を均等にするように注意しましょう。

7.キャリアの前後にもウッドプレートを。木に穴を開けて、タイラップで固定するという方法。なんだか相当良い雰囲気になりました。

ジャジャーン。リアにビンテージのナンバープレートを貼り付けて、キャンプに必要な荷物をどっさり載せたら良い感じ。キャリアのサイドはパイプでできているため、マジックテープや、クランプなどでいろいろなモノをくくりつける事が可能。こんなキャリアがパパチャリの後ろに乗っていたら・・・・・・。想像しただけでワクワクしちゃいますね。

08
デイトナ297号に掲載

ママチャリグランプリにパパチャリが乗り込む!!

AT FUJI SPEEDWAY
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