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フロントディレイラーの選び方(クロスバイク・マウンテンバイク)

クロスバイク マウンテンバイク フロントディレイラー

クロスバイク・マウンテンバイクのフロントディレイラーの選び方をご紹介します。
ロードバイク用と同じく、沢山の種類があります。間違った物を買ってしまうと、どうしようも無くなってしまいます。


フレームへの固定方法で3種類

トップスイングタイプ

クロスバイク マウンテンバイク フロントディレイラー

シートチューブの下のほうに取り付けるタイプです。取り付け部分のフレームの断面が、真円である必要があります。
パイプの直径が3タイプ [28.6mm 31.6mm 34.9mm] ありますが、アダプターで対応します。素の状態では34.9mm対応です。
古いモデルになると、アダプターでは対応出来ず、専用サイズと成ります。


ハイクランプタイプ

クロスバイク マウンテンバイク フロントディレイラー

トップスイングタイプより上のほうに取り付けます。ロードバイク用フロントディレイラーと同じタイプです。
パイプの直径が3タイプ [28.6mm 31.6mm 34.9mm] ありますが、アダプターで対応します。素の状態では34.9mm対応です。


Eタイプ

クロスバイク マウンテンバイク フロントディレイラー

BBに挟みこむタイプです。シートチューブの下のほうに、専用台座が必要です。
トップウイングタイプ・ハイクランプタイプのように、取り付け時に角度や高さの調整が必要ありません。ただし、初回取り付け時にクランク・BBを外す必要があり、「面倒」だと感じる方が多いようです。
構造的には最も優れているとは思うのですが、あまり普及しませんでした。フルサスペンションバイクなどで、シートチューブの無いフレームに重宝されます。


次に、「対応トップギア」 について

フロントのアウターギアの歯数によって、モデルが異なります。シマノのマウンテンバイク用クランクセットの場合、アウターギアの歯数は、
42t用、44t用 もしくは 44t/48t兼用 の2種類となります。

クロスバイク マウンテンバイク フロントディレイラー

上の写真は、どちらもXTグレードのハイクランプタイプのフロントディレイラーです。
違いは、

  • 左のFD-M771は対応トップギア44t チェーンステーアングルが66-69度
  • 右のFD-M773は対応トップギアが44/48tで、チェーンステーアングルが63-66度
となります。





ん?


「チェーンステーアングル」 って何ですか?



どうでもいいようで、どうでもよくない、フロントディレイラーの重要なスペック。
下の画像を御覧下さい。

クロスバイク マウンテンバイク フロントディレイラー

完成車メーカーのカタログの後ろの方に記載されている、フレームのスケルトン表(ジオメトリ表)です。
この中で、チェーンステーアングルとはどこでしょう?



SA ですか?

はい、間違い。


SAとは、「シートステーアングル」 のことで、シートステーが地面に対して何度であるか、というモノです。
実はこの表には、「チェーンステーアングル」 が書かれていません。書かれていませんので、書いてみました。下の図をご覧下さい。

クロスバイク マウンテンバイク フロントディレイラー

ズバリ書いておきました。チェーンステイとシートチューブの角度の事です。ここが、63-66度の範囲なのか、66-69度の範囲なのかが重要なのです。
しかしメーカーのカタログ(スペック表)にも書いてないのに、どうやって選べばいいのでしょうか?

  • 方法1 今付いているフロントディレイラーの品番(型番)を確認して、それのシートステーアングルを調べる。
  • 方法2 メーカーに聞いてみる。

方法1は簡単ですが、2は聞いてみても、即答してくれないケースがほとんどだと思います。
ちなみに、リジットフレームの場合は66-69度、フルサスペンションの場合は63-66度っていうパターンが多いのですけれどね。あくまでも目安ですけど。

※何故チェーンステーアングルが重要なのか?
コンピューターで最適な変速位置を計算しておりますので、この角度が変わると、フロントギアのどの位置で変速を始め、変速が完了するかが変わってしまいます。あくまでも「最もスムースな変速性能」を求めた結果です。



最後に、「上引き(うわびき)」 と 「下引き(したびき)」 について

変速ワイヤーが、トップチューブに沿って上からくるのか、ダウンチューブにそって下からくるのか。
現在のシマノのクロスバイク・マウンテンバイク用フロントディレイラーは、「デュアルプル」 と呼ばれるタイプで、上引き/下引き兼用です。つまり気にしなくても良いのです。
少し前までは、フレームによってどちらかが決まっていました。フロントディレイラーを選ぶときの必須項目だったのです。

クロスバイク マウンテンバイク フロントディレイラー

今新たにフロントディレイラーを購入する場合は、上か下かは全く気にしなくて良いのですが、古いフロントディレイラーを使う場合は、ご注意ください。
ちなみに、ロードバイク用フロントディレイラーは、全て「下引き」です。シクロクロスバイクなどで、上引きに見えるものもありますが、実はシートチューブの下でワイヤーがUターンしているので、フロントディレイラーは下引きのままです。

クロスバイク マウンテンバイク フロントディレイラー

2010年初夏に発表された、シマノの新しい「ダイナシス」というXTとLXグレードには、なんとロードバイクのような 「ダイレクトマウントタイプ」 タイプが追加されました。
ロードバイク用の「直付(じかづけ)」とはちょっと違いますね。このフロントディレイラーがついたマウンテンバイクは、2011年モデルで発売されるそうです。
Eタイプも鳴り物で発表されましたが、ダイレクトマウントタイプは今後普及するのでしょうか?

フロントディレイラーを選ぶ際には、参考にしてみてください。



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