【MiNERVA-asahi】JBCF南魚沼クリテリウム&ロードレース・レポート

2024.09.26

第4回JBCF南魚沼クリテリウム&第9回JBCF南魚沼ロードレース

9月22日(日)に新潟県南魚沼市六日町・坂戸特設コースで「第4回JBCF南魚沼クリテリウム」と、また翌日の23日(月/祝)には新潟県南魚沼市の三国川ダム周回コースで「第9回JBCF南魚沼ロードレース」が開催され、あさひ公式レーシングチームMiNERVA-asahiの選手たちも参戦しました。

※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。

毎年、この時期に新潟県南魚沼市で開催されるクリテリウムロードレース

クリテリウムは六日町周辺の公道を封鎖してクリテリウムが開催され、地元の方含めて毎年多く方が観戦され、参加選手たちにコースサイドから多くの声援をいただけるので、参加する選手たちも非常に楽しみにしているレースのひとつ。

やっぱり参加選手からすると、コースサイドから応援の声が多いと走っていても、いつも以上に頑張ってしまいますよね。

ロードレースは南魚沼市の三国川ダムの周回道路を使って行われ、ダムの麓からダム最上部まで上って、ダム周辺を回ってから一気に麓まで下る、非常に激しいアップダウンが特徴的な1周回が12kmのコースで争われ、E1クラスタに関しては10位以内に入賞する事で2025年度の全日本自転車競技選手権への出場権が与えられる予定となっており非常に大事なレースのひとつとなっています。

<<コースマップ>>

出典:「第4回JBCF南魚沼クリテリウム/テクニカルガイド」より

 

<<コースマップ>>

出典:「第9回JBCF南魚沼ロードレース/テクニカルガイド」より

 

今回のレースに参戦した選手は下記となります。

第4回JBCF南魚沼クリテリウム

<<E1>> 1.24km×30周回=37.2km
大倉選手【センター南店勤務】、小林(毅)選手【調布店勤務】、佐藤選手【西宮丸橋店勤務】、中島選手【川口本町店勤務】

<<E2/E3>> 1.24km×15周回=18.6km
大島選手【北岡崎店勤務】

第9回JBCF南魚沼ロードレース

<<E1>> 12km×8周回=96km
大倉選手【センター南店勤務】、小林(毅)選手【調布店勤務】、中島選手【川口本町店勤務】、能戸選手【浜松幸店勤務】、布田選手【仙台長町店勤務】

<<E2/E3>> 12km×4周回=48km
大島選手【北岡崎店勤務】、原田選手【小山店勤務】、三浦選手【清水草薙店勤務】

【リザルト】

第4回JBCF南魚沼クリテリウム
中島選手【E1】=1位
小林(毅)選手【E1】=5位
大倉選手【E1】=15位
佐藤選手【E1】=DNF
大島選手【E2】=11位

第9回JBCF南魚沼ロードレース
中島選手【E1】=1位
布田選手【E1】=13位
小林(毅)選手【E1】=18位
能戸選手【E1】=39位
大倉選手【E1】=43位
大島選手【E2】=37位
原田選手【E2】=55位
三浦選手【E3】=111位

今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手のレースレポートを、ぜひご覧ください。

中島選手【川口本町店勤務/E1】

⚫︎南魚沼クリテリウム

台風の影響で終日雨が降り、路面はウェットコンディションのため、落車のリスクを避けて勝率を上げるためには逃げ切りか、少人数のスプリントが有効だと判断。

チームランキングトップのため最前列からスタートができ、序盤の位置取りは余裕を持って進められました。

5周回目にポイント賞を狙って、最終コーナー手前でアタックし、集団から約5秒のリードをとって単独逃げに成功。

ここで集団に戻ることは考えず、さらに逃げを続けたところ、大森選手【BMレーシングZUNOW】がブリッジしてきたので、2人で先行する展開となりました。

集団との差は徐々に広がり、約10秒差まで開きましたが、アタックが頻発する集団はペースを落とすことなく、8周回目からは徐々に差が縮まり始めます。

10周回目にもポイント賞が設定されていて、集団がさらにペースをあげて2秒差まで詰められたところで、大森選手が集団に戻り、再び単独に。

その時、集団は一度牽制に入るだろうと考え、ペースを落とさず走り、10周回目のポイント賞を獲得。

しかし、残り20周回の逃げ切りは不可能と判断して、集団に戻る選択をしました。

集団前方で5周回ほど待機し、レース半分を過ぎたあたりで第1コーナー後の上り区間で軽くペースアップを図ると、チームメイトの小林(毅)選手、大森選手、中川選手【SBC Vertex Racing Team】、雑賀選手【湾岸サイクリング・ユナイテッド】、自分を含む5人が抜け出し、強力な逃げ集団が形成されました。

スプリント力のある中川選手と大森選手が含まれているため、ローテーションは小林(毅)選手に任せ、付き位置で温存することに。

20周回目のポイント賞も狙って、最終コーナー前でアタックして無事に獲得。

あとはゴールに向けてレースの組み立てを考え、少人数のスプリントでは不利と判断して、どこかで抜け出すタイミングを探ります。

ラスト1周回に入り、約1分程度なら逃げ切れることを確信していたため、最終周回に入って第1コーナーを抜け、上り区間でアタック

そこからは、とにかく前だけ見てがむしゃらに踏み抜き、2位の選手と約2秒差をつけて逃げ切り優勝することができました。

 

⚫︎南魚沼ロードレース

ローリングスタートが解除されてからハイペースでレースは進み、2周回目の上り区間で10名ほどの逃げ集団ができましたが、主要メンバーが乗っていなかったことから、一旦見送ることにします。

そして、3周回目にも15名ほどが集団から軽く抜け出し、集団が止まったことによって一気に差が広がっていきます。

先頭の逃げ集団と合わせると約30名弱が抜け出す形となり、不安要素が大きかったため単独でジョインすることにします。

メイン集団が止まっていることを追走グループに伝えてペースをあげていきます。

メイン集団と2分差をつけることができれば、逃げ切りも見えてくると考えていたため、このメイン集団のペースが落ちているタイミングでアドバンテージを稼いでおく必要がありました。

4周回目に入ったタイミングで先頭集団を目視し、思ったよりもタイム差が無かったため、ここでも単独でブリッジし、声を掛け合ってペースアップし、メイン集団とのタイム差を広げていきます。

しかし、残り2周回の時点で追走グループに吸収されてしまい、約20名の集団で最終周回へ突入します。

上り区間では数人がペースをあげ、それに追い打ちをかけるように自分もアタックし、最終的に6名まで人数を絞ることに成功します。

平坦区間では逃げ切りを狙うため、一時的に協調体制を取り、スプリント勝負でも自信があったため、集団に追いつかれないことを最優先に考え、ハイペースで進みます。

最後の下り区間を抜けて最終ストレートに入り、スプリントする位置と番手をしっかり合わせ、残り200mでアタックを開始。

足が攣りかけながらも、トップでゴールラインを通過することができました。

布田選手【仙台長町店勤務/E1】

⚫︎南魚沼ロードレース

前日のクリテリウムではチームメイトの中島選手が強さを見せて優勝したので、今日も中島選手の優勝をメインに据え、自身も上位を狙います。

10位以内で来年の全日本参加資格が獲得できるので、そのためにも集団を少数に絞り込みたいのと、先週の綾川町ロードでは消極的なレースで失敗しているので、その二の舞にならないようにします。

リアルスタート後、最初の上りからそれなりのペースで進み、集団は縦に伸びて2周回が完了。

何名かが早速抜け出していました。

自分はとりあえず一旦待機し、チームメイトの小林(毅)選手が逃げに乗っていました。

3周回目の完了あたりでチームメイトの中島選手が、前の逃げ集団にブリッジしたのをきっかけに十数名の追走ができ、自分もブリッジするか迷いましたが、既に小林(毅)選手が逃げの集団にいることや、有力選手がメイン集団に残っていることから、メイン集団にステイすることを選択します。

逃げ集団の中で把握してる有力選手は木村選手【Roppongi Express】と中司選手【Team Kermis Cross】くらいなので、おそらくそのまま行けば中島選手が優勝するだろうと予測し、自分はメイン集団内の有力選手の警戒に徹します。

メイン集団のペースがあがらず、逃げとの差は最大2分ぐらいまでひらき、逃げ集団の人数は20名くらいに。

逃げ集団に誰も乗せてないTRYCLE.ingが中心となり、メイン集団のペースを作っているような感じですが、なかなか逃げ集団との差は縮まらないまま最終周回へ。

アマトップクライマーの橋本選手【TRYCLE.ing】が先頭で上りに入り、自分はその番手に入ります。

橋本選手のペースがあがらないので、斜度がキツくなったところでアタック

後ろから寺崎選手【バルバサイクルレーシングチーム】も単独で追って来て、2人でほぼ同時に小林選手のいるグループに合流しましたが、寺崎選手は最後尾の選手と絡んでしまい落車。

後続集団に追いつかれたくなかったので「ペースをあげよう」と声をかけるも、このグループは逃げからの千切れた集団だったのでペースはあがらず、高岡選手【Roppongi Express】らも合流。

前には目視できる距離(20秒くらいだろうか)に、数名が先行していて、おそらく中島選手はさらにその先なので、自分の順位のためにもら追いつきたかったのですが、前からドロップした選手なので、ローテーションを回す選手がいなくて、前の先頭集団は目視できる距離にも関わらず追いつくことができず13位でゴールとなりました。

小林(毅)選手【調布店勤務/E1】

⚫︎南魚沼クリテリウム

少し上る箇所がある正方形に近いスピードが乗りやすいコースレイアウトで、特に第1コーナーはコーナー途中に排水溝のグレーチングがあり、毎年落車が多く、更に雨だったので特に注意して臨みました。

レース前日から体調を崩してしまったため、急遽アンチドーピングの使用可能な市販薬を購入してなんとか体調を整えて出走した。

体調の不安が大きかったので、集団中盤でペースに慣らしつつ縦に長くなった集団で前にあがるタイミングを伺います。

前半は展開に絡めなかったのですが、チームメイトの中島選手がポイント賞をとったアナウンスを聞いて、ひとまず順調な展開であることはわかりました。

17周回目の1コーナーを抜けた先で中島選手がペースアップし、中川選手【SBC Vertex Racing Team】と大森選手【BMレーシングZUNOW】がついて行くのが見えたので全力でこれに続きます。

更に後ろから雑賀選手【湾岸サイクリング・ユナイテッド】がブリッジし、5人の逃げにMiNERVA-asahiが2人という理想的な展開に持ち込むことができ、メンバーも有力で協調できており、これは決め切りたい。

ウェットな路面のおかげもあってか集団とは常に10から15秒差を保つことができ、逃げでは特に大森選手のグレーチング処理がうまくてとても助かりました。

中島選手にはを溜めてもらい自分がローテーションをまわし、最終周まで動きはなく、最後は中島くんが単独アタックして、そのまま逃げ切り優勝。

自分はスプリントには絡めず5位でゴールとなりました。

 

⚫︎南魚沼ロードレース

5分の上りを含めた一周12kmのロードレース

昨日のクリテリウムに引き続き体調が悪く、ご飯は食べられてるし脚は回るので出走。

勝負に絡めるコンディションではないので序盤で集団を絞ったり逃げへのブリッジへのアシストなど、何か1つ全力で仕事して終わろうという気持ちでした。

レースは序盤からハイペースな中、2周回目の上りで10名程の逃げができ、集団を見渡すとチームからは誰も逃げには乗っていない様子。

そして3周回目には大森選手【BMレーシングZUNOW】がいいペースで先頭を牽き、そのまま15人ほどの追走集団に入ることが出来た。

そこにチームメイトの中島選手がブリッジしてきたことで、チームは追走に2人、メイン集団に3人の状態。

しかし、中島選手が先頭にジョインしたのをきっかけに追走から更に数名が先行し、そこに乗ることが出来なかった10人程度の集団でローテーションを回していると先頭へ追いつき、メイン集団から抜け出していた選手はひとつの集団になり最終周回へ入っていきます。

上り初めからのアタックには付いて行くことが出来ず、逃げ集団から残った選手でメイン集団吸収されないようローテーションを回し続けます。

途中でチームメイトの布田選手と共に高岡選手【Roppongi Express】がメイン集団からブリッジしていたので、上り始めから番手につき、ひとつでも上の順位を狙いましたが、スプリントはかからず18位でゴールとなりました。

大倉選手【センター南店勤務/E1】

●南魚沼クリテリウム

朝から降り続いていた雨の影響で、落車が頻発しそうではあるが、逃げは決まりそうな雰囲気。

レース開始早々にチームメイトの中島選手が逃げますが、しばらくして吸収されます。

特に大きな動きのないまま18周回目に、チームメイトの中島選手と小林(毅)選手を含む5人の逃げができ、メイン集団とのタイムギャップは11秒に広がります。

メイン集団内では、逃げに乗れてないチームが度々アタックを仕掛け必死に逃げを追いかけますが、タイム差は徐々に広がっていきます。

残り3周回でアシストを使い切った武井選手【TRYCLE.ing】が自力でローテーションに加わり入賞争いのスプリント体制に。

自分はリーダージャージの番手というかなり良い位置で最終コーナーを迎えましたが、スプリントで埋もれてしまい入賞争いには絡めず、15位でゴールとなりました。

 

⚫︎南魚沼ロードレース

雨も降り少し肌寒い中でのレースとなり、3周回目までは集団後方を走っていたため、気付けば大きな逃げ集団ができており、チームメイトの中島選手と小林(毅)選手が、この逃げ集団にのっていました。

取り残されたメイン集団のペースはかなり落ち、逃げとのタイム差が最大で2分ほどにまで開きます。

追おうとする動きは見られますが、ここまで開くとメイン集団は諦めムードに。

落車だけには巻き込まれたくなかったので、メイン集団の前方で周回をこなしていきます。

残り2周回の上り区間で高岡選手【Roppongi Express】がペースアップし、なんとかついて行きラストラップに入りますが、上りの終盤で付いていけずに集団からドロップしてしまい、43位での完走となりました。

能戸選手【浜松幸店勤務/E1】

⚫︎南魚沼ロードレース

前々日から降っていた雨でコースのところどころにウェットがのこっていました。

一方、気温は20度前後までさがったことで涼しく、レース時は雨はほぼ止んでいたこともあり、とても走りやすいコンディションとなりました。

1周回目をそこそこのペースでこなし、2周回目の上りで10名弱の逃げができましたが、有力選手が逃げグループにいなかったことから見送ります。

3周回目の上りで15名程度の追走ができ、メイン集団がある程度離れたタイミングの上りきったトンネルで、チームメイトの中島選手が、前の逃げ集団にブリッジするためにかっ飛んでいきます。

この動きに合わせて飛び出す選手が数名いたので、自分も腰をうかしましたが、チームから小林(毅)選手が元々追走にいたこともあり、一漕ぎだけしてやめました。

先頭の逃げ集団と追走集団にMiNERVA-asahi、TRYCLE.ing、Roppongi Express、soleil de lestなどの有力チームが乗ったことでメイン集団はペースダウン。

さらに集団はTRYCLE.ingがペースを抑えるようにコントロールします。

追いつきたい思惑の湾岸サイクリング・ユナイテッド、バルバサイクルレーシングチーム、SBC Vertex Racing Teamの中川選手などが集団の先頭に入ってペースを作ろうとしますが協調は取れず、逃げ集団とのタイム差は最大2分ほどまで広がります。

7周回目の上り切り手前で高岡選手【Roppongi Express】が仕掛け、なんとか食らいついたが集団の数はこの動きでかなり減りました。

最終周回は橋本選手【TRYCLE.ing】を先頭に上りに突入し、途中のヘアピンからチームメイトの布田選手のアタックをきっかけにペースがあがり、数人の選手がついていきますが、これに自分は着ききれずにドロップしてしまい、遅れたメンバーと一緒にゴールしました。

佐藤選手【西宮丸橋店勤務/E1】

⚫︎南魚沼クリテリウム

今シーズンは特に腰痛に悩まされましたが、痛みや怪しさを感じたらロキソニンを飲めば悪化はしない事が分かり、体調ともに調子は良かった。

目標は完走だが出走人数が多く、雨もあり更に厳しくなりました。

ローリングスタートのあと、すぐに速度があがり、左右からどんどん抜かれていき、1周回目が終わって60位ぐらい。

第1コーナーで詰まった後、橋までの微上りでインターバルが掛かるが、ここは分かりきっていたので気合いで乗り切ります。

カーブや立ち上がりで順位をあげますが、直線部分でパワーを維持できず抜かれてしまい、ずっと最後尾付近のままレースは進みます。

どうしても直線部分で緩めてを休ませないと、インターバル部分で踏めないので、人数が減って走りやすくなるまで耐えるしか無かったが、前の中切れを埋める事が出来ず、集団からドロップ

逃げがあった為、集団から脱落後すぐにタイムアウトとなってしまいDNFとなりました。

思ったより粘れたし、データ的にもかなり頑張れてたので、来た意味はあったが、もう一踏ん張り出来てれば完走出来たかもと思うと残念です。

大島選手【北岡崎店勤務/E2】

●南魚沼クリテリウム

バックストレートでリアルスタートとなるが、どの選手もあがって来なかったため、先頭を維持したまま1周回目を終了。

その後の第1コーナーのグレーチングで滑り、かなり焦ったが、なんとか態勢を立て直し事なきを得ました。

2周回目以降は作戦通り集団中盤で待機します。

雨の影響もあり滑りやすい第1コーナーで強烈なインターバルが掛かり、ついていくことはできる強度ですが少しずつが削られていきます。

中間のポイント賞で集団が全体的に緩んだタイミングに少しあがって様子を見ますが、スタート前からあった内臓の気持ち悪さが再び出ててきたため集団中盤へ戻り周数を重ねます。

残り5周回から少しずつ番手をあげて最終周回へ。

しかし、番手をあげきれず最終スプリントに入ってしまいシングルを逃す結果となってしまいました。

 

⚫︎南魚沼ロードレース

毎年シーズンの集大成としているロードレース

これまでは、2周回目の上りで付いていくことが出来なくなっていたので、なんとしても最後まで集団にのこり勝負に絡むことを目標にレースがスタートします。

出走人数が170名とかなり多く、上りで遅れると平坦区間で休むことができず厳しい状況に陥るため、リアルスタート後も積極的に踏んで、前から3番手で1周回目の平坦区間へ。

その後も集団の前方を維持したまま、鬼門となるテクニカルな下りへ。

濡れた路面の影響もあり全体的にセーフティに下っていたため、集団から遅れることなく2周回目に入ることができました。

2周回目は全体的に緩んで、かなり休むことができ3周回目に入ることができました。

3周回目の後半は、慶應義塾大学の選手が積極的に先頭を牽いていたので、番手について距離をこなしていき、残り4キロ程で先頭交代します。

下りに集団の前方で入りたかったので、を使って先頭を維持していたところ、後から1名の選手が飛び出て下りへ入る少し前のワインディングでオーバースピードにより落車が自分のすぐ前で発生しましたが、転んだ選手が自分の方へは流てこなかったため、何とか難を逃れました。

下りは湾岸サイクリング・ユナイテッドの選手の後ろでクリアして最後の上りへ。

フィードゾーン辺りまでは、付いて行くことができたのですが、ペースアップについていけず千切れてしまいました。

その後は、ほぼ単独で走りきり最後は両脚攣りかけつつレースを終えました。

原田選手【小山店勤務/E2】

⚫︎南魚沼ロードレース

出走者は150人を超え、ここまで大人数のレースは初めてで、とても緊張した状態でスタートとなりました。

1周回目の上りは難なくクリアし、コースの状態含め、集団内で様子を見ながら走行します。

下りでは集団がかなり伸び、下りきった後のヘアピンの立ち上がりでを使わなくてはいけないため、2周回目以降は、集団の前方に出るようにします。

どんどん集団内で位置をあげていきますが、周りも同じように動くため自然と埋もれてしまい、抜け出せるような動きができません。

3周回目の上りで大腿四頭筋に違和感を感じ、自分が思っているよりもインターバル区間でを使ってしまっていたようでした。

少し位置を落として回復を試みますが、自分がメイン集団の最後尾となり、完全に後手に回ってしまっていました。

下りに入る前で大きな集団落車があり、なんとか交わしましたが、先頭との距離がさらに開いてしまいます。

4周回目の上りで、なんとか追いつこうと踏み込みますが、いよいよが攣りはじめ、メイン集団からドロップしてしまいました。

その後は、攣りながらもゴールを目指して、第2集団の最後尾でゴールとなりました。

三浦選手【清水草薙店勤務/E3】

⚫︎南魚沼ロードレース

体調不良もあり約1年ぶりのレース参加だったので、自分がどこまで走れるか確認する意味合いも兼ねて出走しました。

今年のリアルスタートフィードゾーン終わりからと変更され、序盤の上りから人数を減らしたい意を汲み取り、先頭にいさせて貰っているので自分も序盤のペースアップに少しだけ参加します。

コースの半分までは30~40番手程で走行するも、後半のアップダウンで地力のない自分は、徐々に先頭と離されてしまい、1周回目の完了時には先頭から30秒差がついていました。

結局そのまま追いつくことはできず、ズルズルと離され、なんとか完走といった程度でした。

先頭スタートでなければおそらく完走は出来ていなかったので、チームランキング1位を取ってくれたチームメイトに感謝します。

次のレースは群馬CSCロード9月大会&第5回まえばし赤城山ヒルクライム

次戦は9月28日(土)に群馬県利根郡みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター(通称:群馬CSC)で「群馬CSCロード9月大会」と、また翌日の29日(日)に群馬県前橋市赤城山で「第5回まえばし赤城山ヒルクライム」が開催され、MiNERVA-asahiの選手も参加を予定しています。

同じく群馬CSCで4月に開催された東日本ロードでは、布田選手がE1クラスタでシングルリザルトの7位の結果を起こしています。

▶第58回JBCF東日本ロードクラシック・レポート

【MiNERVA-asahi】第58回JBCF東日本ロードクラシック・レポート

東日本ロードは138kmのレース距離で行われましたが、今回も120kmのレース距離で開催されます。

E1の選手たちは群馬CSCコース内名物の心臓破りの坂を20回も上らなくてはならず、9月に入ってからの連戦もあって、選手たちを苦しめることになるでしょう。

また、翌日には会場を群馬県の前橋市に会場を変えて、赤城山を麓から山頂までの21.5km (標高差1,313m、平均勾配6.4%、最大勾配9.4%)を一気に駆け上るヒルクライムレースが開催され、前日に96kmのロードレースを走ったE1の選手達にとっては、非常に過酷な2日間となります。

今後もMiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。

過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。