【MiNERVA-asahi】第3回JBCF大磯クリテリウム・レポート

2024.05.16

大磯プリンスホテル特設コースで開催されたクリテリムレース

5月12日(日)に、神奈川県中郡大磯町の大磯プリンスホテル特設クリテリウムコースで「第3回JBCF大磯クリテリウム」が開催されMiNERVA-asahiの選手たちも参戦しました。

※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。

大磯プリンスホテル横の広大な駐車場を使って行われるクリテリウムレース

ほぼ平坦なコースは平塚側に90度コーナーが2ヵ所とクランクコーナーが設置され、小田原川に180度のヘアピンカーブがあり、そのヘアピンカーブの前後には長い直線が続く1周回が1kmのコース。

1周回が短いコースではありますが、小刻みにカーブが続くため常にインターバルが掛かる為、周回数を重ねるにつれて選手のを削っていきます。

また、コースのすぐ横には相模湾が広がり、その日の天候によって吹く風の強弱によって、さらに選手を苦しめたり飛び出した逃げを助けることもあり、風を味方につけた戦略も大事になってきます。

 

<<コースマップ>>

出典:「第3回大磯クリテリウム」テクニカルガイドより

 

今回のレースに参戦した選手は下記となります。

<<E1>>
1km×30周=30km
小林(毅)選手【調布店勤務】

<<E3>>
1km×18周=18km
後藤選手【静岡インター通店勤務】

 

【リザルト】
小林(毅)選手【E1】=DNF
後藤選手【E3】=17位

 

今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手のレースレポートを、ぜひご覧ください。

小林(毅)選手【調布店/E1】

ホームコースとも言える、走りなれた大磯クリテリウム。

今回は久々に単騎でのレースとなりました。

自分は1組目に出走し、2組目はスプリンターが集まるような組み分けで、各組の人数も比較的少人数。

風の強いコースということもあって中盤にタイミングを見て逃げを狙う予定でした。

スタートして間もなくアタックがあり、先頭に4人ほどが飛び出しているのが見えました。

当日はバックストレートが向かい風のコンディションで、風が強い大磯クリテリウムは逃げを追えない傾向にあるので、逃げが確定したタイミングを見て4周回目のホームストレートでブリッジをかけます。

一緒に飛び出した遠藤選手【チーム ロヂャース】と共にブリッジし、最終的に自分と遠藤選手、塩崎選手【Vite Jambe】、タイサムジョン選手【MIVRO】、野中選手【ホダカファクトリーレーシング】の5人の逃げ集団となりました。

逃げ集団も協調する雰囲気で集団もすぐに追えてはいない様子。

そのまま逃げ続けますがバックストレートで前の選手に接触してしまい落車してしまいました。

ニュートラルを使って気持ちを落ち着かせてからレースに復帰します。

逃げ集団に戻ることができたものの、落車の衝撃でギアに不調が発生し、まともに漕げる状態ではありませんでした。

数周回は粘ったものの、これ以上走り続けるのは厳しいと判断してDNFとなりました。

色々な要因が重なった結果だとは思いますが、自分の技術不足と捉え、反省して次戦に臨みたいと思います。

後藤選手【静岡インター通店/E3】

ローリングスタートが終わりリアルスタートと同時に、集団の前へ出ますが、クランク状のコーナーをうまくクリアする事ができずにさがってしまいます。

一方で小田原側の180度コーナーは想像していたより問題なくクリアできました。

2周回目以降はクランクコーナーをスムーズにクリアできるよう、他の選手と縦一列になるよう心がけます。

しかし、これが逆手となりクランクコーナーに入る度に、並走している他選手に前に入られてしまい、番手をさげてしまいました。

最終的には、集団の最後尾までさがってしまい、インターバルがキツくて残り2周回でメイン集団から離れてしまい、17位でゴールとなりました。

次のレースは長野県で開催される第2回JBCFおんたけタイムトライアル&ヒルクライム

5月18日(土)~19日(日)に長野県木曽郡大滝村で行わる「第2回JBCFおんたけタイムトライアル」と「第2回JBCFおんたけヒルクライム」にMiNERVA-asahiの選手達も参加を予定しています。

初日のタイムトライアルは松原スポーツ公園近傍をスタートし御嶽湖南岸を走り牧尾ダム近傍を折り返す、総距離が16kmの本格的なコースで個人タイムトライアルが開催されます。

また、翌日のヒルクライムリアルスタート地点までの約5kmのパレード走行を含む総距離24km、獲得標高1,290m、最大勾配7.9%と非常に厳しいコース設定で行われます。

普段のロードレースは集団内でローテ―ションしながら風による抵抗を他の選手と分担しながら走ることができますが、この2日間は各選手の脚力が試されるレースとなります。

今後もMiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。

過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。