南流山店田中&長塚店長がご紹介。E-バイクで行く、柴又帝釈天初詣サイクリングツアー!

2022.02.07

新年初ライド!

こんにちは。南流山店の田中です。

本年も張り切ってみなさまのサイクルライフのサポートをさせていただきますので、何卒よろしくお願いいたします!

さて、新年最初のイベントは東京のTHE下町!葛飾柴又へサイクリングツアーです!
映画「男はつらいよ」の舞台でおなじみの柴又へ初詣に行ってまいりましたので、その様子をお届けしていきたいと思います!

 

待ちに待ったツアー前々日!・・・え?大雪警報・・・?

リサーチも準備もバッチリ!ドキドキワクワクしてたツアー2日前。なんと!関東ではまさかの雪!しかも数年ぶりの大雪警報!?
辺りは白銀の世界へと変貌してしまいました。
私の住む茨城県もこの有様です。

ツアー前日に「これは中止にせざるを得ないか・・・お客様に中止の連絡をしよう」と電話を手にした瞬間、ガイドのバディである長塚から「リサーチしてきた!雪解けてるから行けるよー!」と吉報が!!どうやら我々とお客様のツアーへの熱い思いが雪を溶かしたようですね!(笑)

迎えた当日は晴天!風も少なく暖かなサイクリング日和となりました!
今回は4名のお客様にご参加いただき、レンタルのE-バイクに興味のある方やサイクルイベントが好きな方です。

映画「男はつらいよ」のファンで、なんと大阪からご参加いただいた方まで!「ずっと柴又に行ってみたかったが中々機会に恵まれず、やっと来ることができました!」とのこと。そんな風に言っていただけたらガイド冥利に尽きるってもんです!

全員が集まったら自己紹介、走行方法のレクチャー、そしてコース紹介をしていきます。

すると今日のガイド兼カメラマンの平嶋が、おもむろにスケッチブックを取り出し「今日は柴又ライドということで絵を描いてきました」。

一同「絵ぇ、うっっっま!!!」

ヤバくないですかこれ(笑)彼は鉛筆一本で1時間で書き上げたそうです。もうなんで自転車専門店やってるのか分からないレベルです(笑)。

みんな写真パシャパシャ撮って、今思えばこの日一番の盛り上がりだったかもしれません。しかし、この絵で我々の歓迎の気持ちが伝われば幸いです。

説明が終わったら準備体操して、そろそろ出発しましょう!

江戸川サイクリングロードをのんびりサイクリング♪

南流山店を出ると住宅街を抜けて数分で江戸川の河川敷に到着。ホントにすぐ近くでこの間信号たったの二か所!ここからはずっと河川敷のサイクリングロードなので車も信号も無しでストレスフリー♪整備されたサイクリングロードをのんびりサイクリングできます。

河川敷は基本平坦ですが橋をくぐる時など、たまに坂が現れます。割と急な坂もあるのですが、E-バイクなら楽々♪お客様の表情にも思わず笑みが!
今回、普通のクロスバイクで参加の私は、後ろからのモーター音とプレッシャーを感じ思わずゼーハー!(苦)

しかし、お正月の江戸川はとってものどか。凧あげや雪のかまくらなどを見ることができました。これぞ日本の正月って感じですね。癒されるぅ~~~

快適に走っていると一番恐れていた凍結エリアが!流石に日陰は溶けていなかった!しかし私たちは動じません。余裕をもって停車し自転車を押して歩いて安全に通過します。

というのも実は前日の下見で長塚が危険エリアをリサーチしていてくれたおかげです。

「頼れる男!」それだけではなく、長塚は社内で講師を務めるほどの技術と知識の持ち主。

ツアー中にいかなるメカトラブルがあっても対応することができます。そしてこのドヤ顔である(笑)

さらに進んでいくと柴又のシンボルマークの一つ、とんがり帽子の取水塔が見えてきました!
アニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のエンディング曲にも登場し、映画「男はつらいよ」でも様々なシーンに出てくる取水塔です。この塔から江戸川の水を隣の金町浄水場へ取り入れ、東京の各地に配水。長年にわたり都民の暮らしを支えるそれはそれはありがたい塔なんです。

この取水塔を過ぎれば目的地はもうすぐそこ!柴又に向けラストスパート!

柴又観光スタート!

とうとうやってまいりました!葛飾柴又!「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又。帝釈天で産湯を使い・・・」なんて寅さんおなじみの口上が聞こえてくるようですね。まず最初に訪れたのは「葛飾柴又寅さん記念館」です。

映画「男はつらいよ」の世界に触れることのできる記念館で、実際のセットや資料、柴又の街並みを再現したミニチュアなど、まるで当時の息遣いが聞こえてくるよう。

ここを見学した後、実際に参道を歩けば興奮間違いなしです!

寅さんを見たことが無い方、あるいは昭和を知らない若い世代の方でも、日本人なら誰でも「懐かしい!」と感じることができる素敵な空間です。もちろん外国の方でも古き良き日本を感じることができるのでとてもおすすめです!もちろん寅さんファンなら悶絶ものでしょう(笑)

こちらは明治時代に柴又~金町(約1.2㎞)で実際に使用されていた「帝釈人車鉄道」の車両です。6~10人乗りの車両を1人で押して運行していたそうです!信じられない体力ですね!しかし、もっと信じられないのがこの狭い車両に10人入っていたことです。5人でも結構パンパンですよ(笑)

さて、次に向かったのが柴又帝釈天です!今回はここで初詣するツアーですから!

さすが帝釈天。元旦から一週間たちますが多くの参拝客が!我々も並んで順番にお参りです。
みなさん何をお願いしたのでしょうか?ちなみにこの松の木は樹齢400年以上と言われ江戸時代からずっとここにあるそうです。成長しすぎて横に伸びた枝は支え木で支えています。100年後には道路まで伸びていそうですね(笑)
門前にて寅さんポーズで記念撮影!

帝釈天から続く参道は映画のまんま!創業100年200年以上の老舗が軒を連ねます。

そんな参道にある「川千屋」という料亭でお昼ご飯。なんとこちらは創業250年!江戸時代ですよ!江戸川がすぐ隣にある柴又は鰻や鯉など川魚が名物です。今回はみんな揃ってうな重を注文しました!これだけうな重が並ぶと壮観ですね!鰻はふっくらやわらかで口の中でとろけて、あましょっぱいタレがご飯に良く絡み絶品です!寅さんのロケ地としても使われたことのある川千屋、柴又にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください!

寅さんとさくらにご挨拶

ツアーの締めくくりとして柴又駅に移動。ここにはなんと寅さんとさくらがいるのです!

と、言っても銅像ですが(笑)
こちらの銅像は寅さん役の渥美清さんが亡くなられた後1999年に建てられました。しかし、ファンの間で「寅さんを見送るさくらがいてほしい」との声が、それに応えて2017年にさくらの銅像も建てられました。寅さんを寂しそうに見送るさくら・・・作中では親の顔より見たシーンですね。
それぞれの銅像の前で老舗団子店「とらや」の草団子を食べながら記念写真!

とらやは映画「男はつらいよ」1~4作まで寅さんの実家としてロケで使われたお団子屋さんです。名物のお団子を寅さんとさくらの隣りでいただくなんて、こんな贅沢なことはありません!

今回の観光は残念ながらここまで。ほんとうはまだまだまだまだ柴又には見どころがあるのですが、それは次回に取っておきます!帰りは再び江戸川サイクリングロードを戻るだけです。往復で約25kmですが見どころ満載のツアーでした!次回はもっと映画を鑑賞してもっと楽しいツアーができるよう頑張ります。

以上、新年一発目のイベント、柴又帝釈天初詣ツアーのレポートでした!

 

TEXT:南流山店 田中

あさひでは多くの店舗でライドイベントを実施しております。ブログ下のバナーから、イベントメニューを確認できますので、ぜひご覧ください。