【MiNERVA-asahi】第2回 JBCF 播磨中央公園ロード レースレポート

2022.04.01

第2回JBCF播磨中央公園ロードレース

3月26日(土)に兵庫県加東市にある兵庫県立播磨中央公園で行われた「第2回 JBCF 播磨中央公園ロードレース」に、あさひ公式レーシングチーム「MiNERVA-asahi」からも選手が参戦しました。

※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。

今回のレースに参戦した選手は下記となります。

●E1クラスタ/7km×17 周=119km
川勝選手【新金岡店】、布田選手【名取店】、古川選手【三島店】、中村選手【本社】、佐藤選手【灘徳井店】、小林選手【八王子楢原店】、鉄山選手【山科店】、永友選手【THE BASE南大沢店

●E2クラスタ/7km×10周=70km
堀井選手【池田店】、堀江選手【岐阜市橋店

●E3クラスタ/7km×6周=42km
竹中選手【橿原葛本店

今回、MiNERVA-asahiから参戦した、それぞれの選手のレースレポートを、ぜひご覧ください。

コースMAP(出典:JBCF HPより)

布田選手【E1/名取店】

リザルト=5位

JBCF 2022開幕戦となるレース。

目標は、チームメイトで上位狙えそうな選手のアシストと、個人でも上位でのゴールを目指していました。

当日の天候は雨で気温もかなり低いコンディションで、アップをしても体温はほとんど上がらず、震えながらのスタートとなりました。

ローリングスタート中に目の前で落車があり、これで僕は一旦ストップし、チェーンを落としてしまい、単独で集団最後尾まで順位を落としてしまい、一瞬これでレースが終わったと思いましたが、すぐに集団に追いつくことができました。

その後は集団前方でレースを進めます。何度か逃げが出来そうな展開がありましたが、決定力に欠けすぐに吸収されてしまいます。

5周目くらいで僕とチームメイトの川勝選手を含む10名ほどの逃げができました。

後続集団はペースが上がっていないので一気に差が開き、結果これが勝ち逃げになりました。

その後、雨脚が弱まることはなく、ペースは速くないものの体力はどんどん奪われていきます。

気がついたら川勝選手がドロップしており、僕はなんとしてでもこのグループについていかなくてはなりません。

そのまま逃げグループでローテーションを回しながら距離を消化します。ラスト5周くらいの登りでペースアップを図ってみますが、他の選手は誰もついてきません。というか、僕自身も余裕があると思っていましたが、かなりキツい状態で、グループに戻り余計なを使わないように気をつけながら、ゴール前の最後の登りに備えます。

途中、VC福岡エリートの選手が抜け出しましたが、単独で落車をし集団は8人になります。

そこから更に1人がドロップして、7人の逃げ集団で最終周回に入ります。

ラスト1kmの登りで、石井選手【アーティファクトレーシングチーム】、小林選手【soleil de lest】、深澤選手【soleil de lest】の3選手が先行します。僕はこの3人から千切れてしまい、ここで完全にが終わりました。VC VELOCEの選手にも最後の登りを越える手前でかわされてしまい5位でゴールとなりました。

今回は、たまたま勝ち逃げに乗ることができましたが、雨のせいで消耗戦になりました。単純な脚力勝負になっていたら最終局面まで残れていたか怪しいところでした。レース距離が100kmを超えるレースに耐えられるように、引き続き練習をしていきたいと思います。

小林選手【E1/八王子楢原店】

リザルト=11位

2022年度初戦。並びに昨年ラストレースで昇格したためE1クラスタでの初戦となりました。

距離は119キロで今まで走ったレースの中だと最長ですが、自分の走力を確認するためにもレース展開に絡める走りをしたい。コースレイアウトから考え、具体的には逃げるか集団で争うことになれば自分から仕掛け勝負に絡むことを目標としました。

朝からレース後までずっと雨。直前に濡れないよう朝に試走を済ませ、入念にアップと補給をしてスタート時間直前に後方でチームメイトと共に整列しスタートしました。

ローリングスタートからリアルスタートの合図が後方では聞こえず流れでスタートします。ローリングスタートから何度か落車が起き、狭いコースで不安なのでまずは下りとホームストレートの登りで前に出るようにします。

途中前に出たタイミングで1人飛び出した選手を2人で追い、逃げを試みるが思うように追いつかずそのまま吸収されてしまいます。

5週目のバックストレートで、数人が飛び出し川勝選手を含む逃げ集団が形成されました。その直後ホームストレートの登り前に布田選手が集団から飛び出し逃げを追います。見えた限りVC福岡エリート、VC VELOCEなどのジャージが複数見え、有力な逃げにチームメイト2名が乗ることができました。私の近くにチームメイトが見当たらなかったため、私は集団内で他チームの動きに反応できるよう待機します。

逃げ集団とのギャップはあっという間に2分程度までひろがりました。逃げに乗った有力チームが多く楽に集団はコントロール出来ましたが、途中で逃げに乗っていたはずの川勝選手がドロップしてきます。

予想以上に差が開いた上に集団にも十分有力な選手が残っていたため、勝負は布田選手に託し集団からの飛び出しを警戒しつつ完走を目指します。

小さな飛び出しなどはありますが、集団に大きな動きもないまま最終周回へ。中盤以降、腰が痛み力が出し切れない状況でしたが、少しでも上位を目指すため最後の登りで力を振り絞り後続を引き離すも力及ばず、自分のいた集団の3番手、11位でゴールとなりました。

オフシーズン中、自分の走力に不安が募っていましたが、ある程度動いた上で最後は集団内で勝負し完走することができ、順位は奮わずとも納得いくレースをすることができました。

反省点としては全体的に微妙な走りになってしまったこと。もっとメリハリをつけ素早い判断をしないと、チームに貢献する走りをするのは難しいと感じ、次戦以降に反映していきたいです。

中村選手【E1/本社】

リザルト=19位

レース当日の天気予報は雨でした。

春の嵐が来るといわれていたこの日、「レースの距離短縮しないかなぁ」と、そんな希望は空しく、予定通りのレース距離で開催されることになりました。

路面コンディションはウエットで場所によっては川のように水が流れる路面と多数あるカーブから、空気圧はタイヤの下限ギリギリ程度まで低めに調整して挑みました。

レース本番はスタートから雨が降り続けています。

ローリングスタートはゆっくりと進行するが、2〜3度の落車がすぐ近くで発生しています。危険な瞬間もあったが無事に回避しました。

レース展開はローリングスタート解除後も大きくはペースが上がらりません。逃げは時々発生しますがスピードは上がらず、逃げては吸収されてを繰り返しました。

まだ前半でしたが、数名の選手が逃げていくのが見えます。有力チームであるsoleil de l’est、昨年優勝チームのVC VELOCEの選手が見えました。MiNERVA-asahiからも2名ほど飛び出していくのが見えましたが、集団にチームメイトの小林選手が残っていたので、逃げに乗ったのは川勝選手と布田選手だとわかりました。

ここで逃げに乗せたチームと声を掛け合い集団のペースを抑え始め、周回を重ねることにし、その差は開き10周目を完了するころには2分以上の差が開き、逃げは確定的になりました。

しかし、そこで一つの波乱が。突然目の前に現れたのは逃げに乗っていたはずのエース川勝選手でした。

ズルズルと後退し、集団にもついていけない様子でした。

予想していない展開に焦りましたが、ここまで開いた差では今から自分の力では逃げ集団に追いつくことはできません。小林選手に「MiNERVA-asahiは間違いなくもう1人逃げているよね?」と確認し、残る布田選手に託すことにしました。

途中、メイン集団も先頭と4分近くの差が開き「このままではメイン集団も足切りされるのでは?」(6分程度の差を目安にタイムアウト)と懸念した選手と、このままペースを維持したい集団との思惑が錯綜することもあったが、終盤にはペースとタイム差も落ち着きます。

迎えた最終周回、残った全員が安全にゴールを目指すというのを第一に、それでも集団の人数はそれなりにいるため、最後の登りから先の展開だけは順位をあきらめないようにはしたいと考えました。

小林選手の方が自分よりも最終局面での登りでの勝ち目はあるだろうと推測し、これまでの周回で比較的先頭を多く引きすぎていた小林選手を温存させるために声をかけて、周回前半を前に出てペースを抑えます。集団も最終周回で安全にゴールしたい気持ちが強いので、無理に飛び出す人はいない状況です。

迎えた最後の上り坂からは、それぞれが力を振り絞っていきます。力のある池川選手【VC VELOCE】、雑賀選手【湾岸サイクリングユナイテッド】に小林選手が続きます。自分は登りに強い選手に抜かれながらもゴールに向かいます。

結果、小林選手は集団3番手の11位でフィニッシュし、自分は19位でフィニッシュとなりました。

チームメイトの布田選手は5位に入賞。同じ集団にいた鉄山選手も無事フィニッシュしましたが、MiNERVA-asahiからは4人の完走のみと、なかなか厳しいレースとなりました。

良かった点は、何より前回の反省から徹底的に雨対策をしたことで体力的な余裕はあったことです。

なお今回のレースで唯一失敗した(対応していなかった)のが、アイウエアの撥水です。飛ぶ水滴、かかる泥。あまりにも前が見えなくなりスピードを出すことができませんでした。視界確保が非常に重要だったため、途中でアイウエアを外しましたが、今度は泥が目に入り目が開けられない状態となってしまいました。

次戦は舞洲クリテリウム/タイムトライアルに参戦します。しっかりと戦えるようにしていきたいです。

鉄山選手【E1/山科店】

リザルト=27位

今シーズンからE1クラスタに昇格して初のレースとなります。

昨年のE3クラスタ最終戦からポンポンと昇格しまさかの今年はE1クラスタでの参戦。E2クラスタへの自主ダウンも悩みましたが、走れる機会があるなら挑戦したいという思いで年始より練習に励みました。

1、2月は順調に練習を重ねてきましたが、自転車販売店として忙しくなる3月に練習量を維持することができず、コンディションに不安が残るまま初戦へ挑みました。

レース当日は事前から分かっていたとはいえ、あいにくの雨空でした。完走を目指すつもりでしたが、こんなバッドコンディションで、どこまでいけるのか…。

初のE1クラスタでのレース完走と無事に帰ることを目標にスタートしました。

レースは途中で、逃げが確定するまでは集団でひたすら耐え、逃げが確定した後は集団で完走を目指しました。路面が完全にウェットで集団がリスク回避のためにペースが落ち着き気味だったのもあったからか最終周回まで着いていくことができました。ただ最終周回前のゴール手前の登りでDi2のバッテリー残量低下でフロントのギアがインナーしか使えない状態となり、最終周回の下りで千切れて完走者の中で最後尾の27位でゴールしました。

今回のレースでの収穫は、初のE1クラスタでのレース、かつ完走者が少なかった悪天候のコンディションで完走できたことは自分の自信につながり、自身の取り組みが間違ってないことも確認できました。

反省点としてはチームに貢献できる走りができなかった点です。自分の実力でできること、貢献できることを探してレース内で実行しなければと思います。またDi2バッテリー残量低下など準備を怠っていた点です。

反省点はしっかりと次に生かし、次戦の群馬で開催される西日本ロードクラシックへ臨みます。

川勝選手【E1/新金岡店勤務】

リザルト=DNF

JBCFの開幕戦。勝てばイエロージャージをゲットできます。もちろん、それを狙って走りました。

レース序盤はチームメイトの古川選手、布田選手、小林選手が、代わる代わる前方に出てくれたため、を使わずに10番手あたりをキープできていました。

5周目にアタックし、9名の逃げグループが形成します。

チームからは布田選手もこのメンバーに入っており、他チームのVC VELOCE、soleil de lestも2名ずつ、この逃げグループに選手がいる状況でした。

有力チームが逃げに乗ったことで、メイン集団のペースはダウンします。逃げ集団とメイン集団のタイム差は2分以上になり、このメンバーでの勝負が確定しました。

あとはチームメイトの布田選手と、どう展開していくかというところでしたが、10周目に痛恨のドロップ…。

体内のエネルギーも切れ、全く力が入らなくなり、急激にペースダウンしてしまいました。グルペットにもあっという間にパスされ、次第に自転車に跨るのもキツくなり、思わずコース脇に座り込んでしまいます。近くの審判に「降ります」と告げ、ここでレース終了となりました。

チームとしては布田選手が、そのまま先頭グループに残り5位に入賞し、自分が集団に残れていればもっと有利にレースを進めることができただけに、非常に悔しい結果となりました。

調整不足とハンガーノック。自分の準備不足が招いた結果です。今回の結果をしっかり受け止め、2週間後の伊吹山ヒルクライムに備えたいと思います。

古川選手【E1/三島店】

リザルト=DNF

スタート時から降っていた雨の影響で気温が上がらず、長い下りもあって低体温症になってしまい、全くペダルが踏めない状態となりレース途中で自転車を降りDNFとなりました。

今回のレースはコンディション調整、寒さ対策、そして練習、全てにおいて準備不足でした。

次戦の群馬まで日は短いですが、しっかり調整して活躍出来るよう頑張ります。

佐藤選手【E1/灘徳井店】

リザルト=DNF

レース当日はスタート前から雨でした。

今回の会場でもある播磨中央公園のサイクリングコースは、全面が再舗装されたとは言え、元々雨だと落車の多いコースなので注意が必要となります。

E1よりも先に行われたE2/3のレースでも落車があり、危惧していた通りでした。

レースは定刻通りにスタート!雨は嫌いですが苦手ではなく、寒さも走ってしまえば気になりません。

テクニカルなコースのため、ディスクブレーキとリムブレーキの差が顕著に出ていたように思います。ディスクブレーキは雨でも制動力が変わらないのでコーナー前のブレーキ位置がリムブレーキと全く違います。私のバイクはリムブレーキ+カーボンホイールのため、かなり前からブレーキを握りブレーキを効かす必要があります。

単独ならブレーキは最少で済みますが、前を走る人がディスクブレーキで、突然ブレーキされてしまうと激突してしまう為、いつもより車間を開けざるを得ません。

コーナーの立ち上がりで、その開けた車間を詰めるために余分に脚力を使わなければいけないので、が削られていきます。どのレースでもそうですが、最重要なのは怪我をしない(落車しない)事なので、早々に集団の最後尾になってしまいました。前が中切れするたびに埋めて行きますが、3周目で先頭集団から千切れてしまいました。

途中、前の集団からドロップしてきた選手たちと集団を作りますが、ローテーションも機能せず、完走を目指そうと言う感じでもないので引ける所は前を引いていましたが、9周目で足切りとなりました。

チームメイトでは、川勝選手が予想外のDNFも、布田選手が5位に入賞しました。中村選手、小林選手、鉄山選手も完走し、チームポイントもしっかり獲得できました。

次戦の舞洲でのレースは、私の得意なクリテリウムなので、チームに貢献できるよう頑張ります。

永友選手【E1/ THE BASE南大沢店】

リザルト=DNF

待ちに待ったJBCFの開幕戦。

今シーズンからE1クラスタで走れることになりました。

レースの距離が伸び、強度も今まで以上に上がることは重々承知していたので、それに備えるべく練習はしてきたつもりでしたが、2週間前ぐらいから膝や首の痛みが出て、上手く調整が出来ませんでした。

ここという所にしっかり合わせるのも、また実力だと思いますので、これからも日々精進していきたいと思います。

レースは、3周目に右の横隔膜に痛みが出てしまい、踏めなくなったところで集団からはドロップしてしまいました。

前の集団から落ちてきてしまった他チームの選手と共に完走を目指すも、先頭とのタイム差が開きすぎ80%ルールによりDNFとなりました。

初めてのE1クラスタでのレースでしたが、この日を迎えるにあたって行ってきた練習は間違って無かったので今後もしっかり練習量をこなし、次のレースに向けて質を上げていきたいと思います。

堀井選手【E2/池田店】

リザルト=DNF

本当にレースで優勝したいっ!オフシーズンは練習方法変え、愛車もGIANT TCR ADVANCED PRO1 RIVALに乗り換えレースに挑みます。

作戦としては序盤に抜け出して逃げ集団が出来れば、下り立ち上がりで脚を使わせて、登りはペースを淡々と踏んでを使わせて消耗させ、ゴール前長い登りで逃げ切る予定でした。

レースの2週間ぐらい前から、雨の予報が出てたので空気圧を落とし、下りとコーナーは突っ込んで得意の登りはペースで走る決心をしました。

新機材を投入後初レースでした。フックレスリムのチューブレスタイヤの空気圧は4.5気圧に調整しました。

ローリングスタート後、一気にペースが上がりますがコーナーや下りでホイールの性能が発揮できました。

インターバルがかかってもコーナーや下りで足を休められるので全く疲れませんでした。

2周目の長い下りやテクニカルなコーナー付近で、スルスルと前に出ようとした瞬間、落車した選手が滑ってきて進路を塞がれ、自分も巻き込まれて落車してしまいました。

急いで立ちあがって集団を追いかけます。

パンクはしてない、ホイールは無事、ハンドルも曲がってない、変速は正常、はまだ残っています。

走りながら集団に戻ってからのプランを練ります。

予想以上にを使ってしまったけど集団に戻ることができましたが、戻った途端にイナーメ信濃山形-EFTの選手がアタックします。頼むから今だけは淡々と走らせてほしいと思いましたが、レースはそう甘くなく集団のペースは上がり再びドロップ。ここでも、なんとか下りで集団に追いつくことができました。

これまでは千切れても集団に戻れた経験が無かったですが、練習方法を変えたことや機材の恩恵で2回も戻れたことが嬉しかったです。

「このままなんとか完走したい。」

でも、集団のインターバルに全くついていけなくなってしまい、足切りによりDNFとなりました。

「なんで開幕戦で落車やねん、なんで落車した選手の左を通れなかったんや、なんでもっと早いタイミングで前に行かんかったんや、なんで落車した後でも勝てる実力を今日までに付けてこなかったんや。」

足切りに遭うまで自問自答を繰り返しました。

ほんとに悔しい結果となりましたが、さらに練習をして次のレースではいい結果を残せるように頑張ります。

堀江選手【E2/岐阜市橋店】

リザルト=DNF

今シーズン初戦ということで気合いだけは入っていました。昨年の群馬の雨の中でのレースで低体温症になってしまったことを思いだし、入念にアップを行いました。

十分にアップをしたおかげか、スタートしてからしばらくはしっかりと足が動いてくれました。

登坂力の乏しい自分は、コース終盤の少し長い登りで離され、その後のアップダウン区間で集団に追いつくという流れになってしまいました。

雨のレースということもあり、目の前で2、3回落車を見ました。なんとか落車だけは回避したものの、集団から離れ、それを埋めて、を繰り返していると次第にも動かなくなり先頭集団とのタイム差がひらいてしまいレースを降ろされてしまいました。

全ては練習不足と環境に順応する力のなさが招いた結果だと思います。

次の舞洲でのレースでは、もっといい走りを見せたいと思います。

竹中選手【E3/橿原葛本店】

リザルト=DNF

今シーズンからMiNERVA-asahiに新規加入しました。

今回のコースとなる播磨中央公園は、過去に何度か走ったことのあるコースですが、今年からコースが拡張されて一周7kmのアップダウンのコースになりました。

コースの幅が狭いのと、朝からの雨により路面がウェットなのでコーナーは特に注意が必要になると試走で確認していました。

JBCFが初参戦で勝手が分からず、バイクチェックや試走、ゼッケン取り付けなど少しバタバタして、スタート3分前にスタート位置に着きました。

こういう時にチームのサポートのありがたさに少し感動します。

チームのためにも、なんとしてもいい成績を残したいと思っていました。

8:25、定刻より5分遅れでレースはスタートします。

ローリングスタートから集合が前に前にという動きでコーナーや下りで詰り少し怖かったです。

周囲に警戒しながらも3kmほどのローリングスタートを終えてリアルスタートへ。

スタート後、いきなりのアタックはありませんでしたが、コースレイアウトや天候も考慮すると逃げができると自分の実力では捕まえるのは不可能と思ったので、早めに集団の前方に上がろうとします。

右側のスペースを見つけて先頭に上がる際、他の選手とラインが被ってしまい、「右いてるよ」と声をかけましたが、タイミングが遅く前輪がその選手の後輪と接触してしまい落車してしまいました。

すぐに立ち上がって再スタートを試みますが、リアエンドが曲がってしまいレース終了となりDNFという結果でした。

はじめての参戦でサポートもしていただいたのに、すごく残念な結果になりました。集団走行の不慣れさが露呈してしまったと思います。

幸いケガは擦過傷のみなので、気持ちを切り替えて次戦に挑みます。

次のレースは舞洲タイムトライアル&クリテリウム

MiNERVA-asahiの選手たちが参加する次のレースは、4月2日(土)〜3日(日)に大阪府此花区にある舞洲スポーツアイランドで開催される「第13回JBCF舞洲タイムトライアル」と「第35回JBCF舞洲クリテリウム」です。

MiNERVA-asahiは、更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。

過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。