防寒のキーワードは「首」と「先」!しっかり防寒対策をして冬のサイクルライフを快適に

2022.12.01

寒いさむ~い冬が到来!

12月に入ってかなり冷え込むようになってきました。これからまだまだ寒さが厳しくなると思うと、自転車での通勤や子どもの送り迎えが憂鬱ですよね。そこで今回は、自転車に乗る時の防寒のコツをご紹介。併せて、防寒着が原因で起こる“この時期ならでは”の気をつけたいトラブルについても掲載していますので、ぜひお読みください!

★10秒まとめ読み
冬の自転車が寒いのは“すきま風”のせい!首元や手足の先など冷えやすい部分をしっかりガードすれば、寒さはかなり軽減できます。

冬の自転車ってどうしてあんなに寒いの!?

冬の自転車がとても寒く感じる理由は、そもそも気温が低いことに加えて、すきま風で体温が下がってしまうため。歩いているとほとんど風を感じないような日でも、自転車で走れば風を全身に受けますし、スピードを上げたぶんだけ風圧も上がります。
ちなみに「風速1メートルで体感温度が1℃下がる」と言われていて、スポーツ車のように乗車姿勢が前かがみになるほど服の中まで風が入りやすく、余計に寒く感じられます。

 

効果的な防寒のカギは「首」「先」を守ること!

防寒のためにと、とにかく厚着をするのはあまり効率的とは言えません。極端な厚着だと動きにくかったり、汗だくになってしまったりという問題もあります。
ポイントは、自転車に乗っているときに風を受けやすい「首」「先」を守ること。「首」とは首元・手首・足首のこと、「先」とは指先・つま先・鼻先のことを指します。ここをしっかりガードしていないと、いくら高機能なインナーやアウターを着ていても効果は半減です。

 

【部位ごとの防寒のポイント】

  • 首元・鼻先

ネックウォーマーやマフラーはしっかりフィットさせ、すき間ができないように。サイクルウェアブランドのネックウォーマーなら乗車姿勢を考慮してつくられているので、しっかりフィットするうえに鼻先もガードできます。

  • 手首・指先
    寒さでかじかむ指先に、袖口から入ってくる風で冷えっぱなしの胸やお腹周り…本当に辛いですよね。手首部分が長いグローブで袖口からのすきま風を防げば、体感温度はかなり暖かくなりますよ。

  • 足首・つま先
    第二の心臓とも呼ばれる足。ここが冷えると血流が悪くなり、体全体が寒く感じられます。長さのあるソックスを履いて、すきま風をしっかりブロックしましょう。

 

防寒アイテムによる思わぬトラブル にご注意を

防寒で気をつけたいことに、寒い季節の服装ならではの“長さ”が原因で起こるトラブルがあります。例えば自転車を手押ししている際に、ロングマフラーが回転部に巻き込まれるトラブルもそのひとつ。同じように、トレンチコートのベルトが取れなくなって、お店へ相談に来る方も少なくありません。裾の長いスカートやパンツも巻き込みの可能性があるので、自転車を使う際はいつもより気をつけるようにしましょう。

これからますます寒くなってきます。風邪を引いたり体調を崩したりしないよう、ポイントをおさえた防寒対策で冬を元気に乗り切りましょう!

TEXT:スタッフsen