雨の日の乗車で注意したいコト&お役立ちグッズを紹介!

2023.06.16

雨の日の乗車で注意したいこと

子どものお迎えに通勤など、雨の日でも自転車に乗らないといけない方にとって憂鬱な梅雨シーズン。雨で体が濡れることはもちろんですが、滑ったり転倒したりするのが怖いですよね。そこで今回は、雨の日に自転車で走るときの注意点と、便利なレイングッズをご紹介します。

★10秒まとめ読み
雨の日は急ハンドル&急ブレーキをしないよう、とにかくスピードを出さないことが第一!予期しない事態に慌てなくていいように、ゆっくり余裕をもって走りましょう。

雨で滑りやすくなった道を走るときの注意点

雨が降っている時の走行で注意する点は、とにかくスピードを出さないこと。濡れた路面では、ブレーキをかけてから止まるまでの制動距離が長くなります。そして何よりも怖いのは、急ブレーキによるスリップ。ただでさえタイヤが滑りやすくなっているのに、急なハンドル操作やブレーキをしなくてはならない場面に出くわさないためにも、スピードを抑え、余裕をもった運転を心がけましょう。
  
また、特に気をつけたい“滑りやすいポイント”としては、マンホールの蓋や排水口の蓋のような金属や、格子状タイプの側溝の蓋です。ちょうどタイヤ幅くらいの穴が連なって空いているせいか、タイヤがハマるように横滑りしてヒヤリとした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その他に意外と見落としがちなのが、道路上の白線部分や路面がタイルでできている部分。ここも水が溜まっていることに気づかず乗ってしまうと、滑りやすいポイントになります。特にこのような場所でブレーキを掛けるとたとえ新品のタイヤであっても滑ってしまいますので十分お気を付けください。

雨の日により安全に走るためのポイント

スピードを出さずにゆっくり走ることに加え、両手でしっかりとハンドル操作できる状態を保つことも大切です。例えば、雨の日によく見られる傘さし運転だと、片手でのブレーキ操作になります。その場合、両手でのブレーキ操作に比べ制動距離が1メートル以上長くなることもあるそうです。また、傘をハンドルに固定して走行すると、ハンドル操作と視界に影響が出てしまうだけではなく、傘が風を受けてバランスを取りにくくなることも。

そもそも片手に傘を持ったまま自転車を運転することは道路交通法で禁止されているのですが、視界を確保しつつ両手で安定した運転をするためにも、雨の日はカッパなどのレインウエアを着るようにしましょう。

雨の日の走行などをサポートしてくれる便利アイテム!

■雨の日にオススメの便利グッズ
カバンを雨から守る、カバン用のレインカバーです。開口部が大きく開くのでカバンの出し入れが楽々。学生カバンはもちろんビジネスバッグが2つも入る大容量カバーとなっています。

■雨の日の安全性を高めるテールライト
後ろから来る車に対しては、リフレクターが活躍してくれます。
自分が漕いでいるとあまり気づかないかもしれませんが、車のヘッドライトが当たるとかなり明るく光って見えるため、夜道を走る時にはとても有効です。ただし、リフレクターは車のライトを反射しないと光りません。雨天時は自発点灯するテールライトが有効です。

■幼稚園・保育園への送迎におすすめチャイルドシートカバー
お子様が広々過ごせるルーム型。カバー後部にリフレクターが付いており、後方からの視認性にも配慮しています。下カバーを外せば暑い日でも風が通って涼しく、日よけとしても使うことができます。

他にも毎日の生活に欠かせない自転車だからこそ、雨の日も安全・快適に過ごせるようにおススメのレイングッズを「雨の日応援ページ」でご紹介しています。是非ご覧ください。

まとめ

雨の日はいつも以上に慎重な走行を心がけましょう。スピードを出しすぎないことはもちろん、少し早く家を出るなど時間に余裕をもって行動するのも大切です。まだまだ始まったばかりの梅雨をより快適に過ごせるよう便利なグッズも取り入れ、ケガや事故のないようお過ごしください。

 

TEXT:スタッフmochi