MiNERVA-asahiの選手達も使用しているGUEEのバーテープ

2023.11.16

MiNERVA-asahiの選手たちもお気に入りのGUEEバーテープをご紹介

MiNERVA-asahiの選手たちは、普段サイクルベースあさひの店舗などで働いているので、もともと自転車が大好きで、機材へのこだわりも人一倍ある選手達ばかり。

そんな選手たちも参戦した、10月22日(日)に茨城県かすみがうら市で開催された「第3回かすみがうらロードレース」の会場内で、GUEEのバーテープを使用するMiNERVA-asahiの選手たちにGUEEバーテープの「使ってみた感想」と「気に入りポイント」を聞いてきましたので、ご紹介いたします。

第3回かすみがうらロードレースのレースレポートも良かったらご覧ください。

【MiNERVA-asahi】JBCF第 3回かすみがうらロードレースレポート

 

MiNERVA-asahiを知らない方のために、まずはチームのご紹介です。

MiNERVA-asahi(ミネルヴァあさひ)とは、選手だけでなくチームに係るスタッフ全てが、あさひの従業員で構成された、あさひ公式のレーシングチームです。

2020年から、現在のMiNERVA-asahiとして活動を始め、主に全日本実業団自転車競技連盟(通称JBCF)にチーム登録を行い、全国各地で開催されるJエリートツアーと呼ばれるレースに参戦しています。そして、2023年シーズンにおいては、チーム総合優勝することができ、アマチュア自転車レーシングチームの頂点に立つことができました。

個人にいてもJエリートツアーのトップカテゴリーの「E1」において総合成績トップ10内に3名の選手がランクイン。30歳以上の選手によって争われる「マスターズ(M)」では2位と3位にランクインしました。

MiNERVA-asahiの詳細についてはコチラをご覧ください。

インプレッションの前にGUEEブランドについて

革新的なサイクリングアクセサリーブランド 

GUEEは、2010年に始動したサイクリングアクセサリーブランドです。 ブランド名の元になった「GOEEY」は、「柔らかい」・「粘り気がある」という意味があり、その語源のように、常に柔軟に、粘り強く製品開発に努め、「快適さと優れた性能」を実現する製品を開発し続けています。

GUEEが生み出す製品 

GUEEのプロダクトチームは、サイクリストと同じように情熱をもって商品開発に取り組んでいます。平坦な道だけではなく厳しい山岳や行く手を阻む強風など、商品開発の工程は決して易しいものではありません。GUEEはチーム一丸となって、そういった過酷な工程を乗り越えて、製品開発を続けています。 チームには、数十年にわたる機械工学や電気工学の知識、自転車設計や市場の知識があり、それらを組み合わせることで、より良い製品を作っていきます。

GUEE WEBサイト:https://guee.jp/

 

では、MiNERVA-asahiのチーム内でGUEEのバーテープを使用している各選手のインプレレポートをご覧ください。

川勝選手(新金岡店勤務/E1)

使用バーテープ:ATTITUDE
使用カラー:エクスプローラーホワイト(他全7色)
材質:ポリウレタン/EVA
サイズ:2,150x30x3mm
重量:75g/ペア(エンドキャップを除く)

商品詳細は こちら

▶使ってみた感想

自分が使っているATTITUDEはSL DUALやSL GEOと比べてスペック上は同じ3mmの厚みですが、実際にハンドルに巻くと少し厚みがあるように感じます。他のモデルと表面処理が異なるためグリップ力と振動吸収性が向上しているように感じます。自分は手が大きいので、これまでも厚めのバーテープを好んで使用してきましたが、このATTITUDEはちょうど良い握り心地でありながらも、バイクの外見を損ねる程ではない適度な厚さです。

実際に握ったときの少しモチモチした握り心地も非常に良く、よりダイレクト感を求めるのであればSLシリーズの方がいいかもしれないですが、長距離のライドや路面が悪いレースなどでは、このモチモチした握り心地が路面からの衝撃を吸収してくれて腕の疲れが軽減されます。ハンドルに巻いた時の感想は、全体的に柔らかくてドロップハンドルにも巻きやすく、よく伸びる部類のバーテープだと思います。

▶お気に入りポイント

フレームのデザインにもマッチするシンプルなデザイン。Gueeのラインナップの中では珍しい白単色のデザインがお気に入りです。ただ単に真っ白というわけではなく高級感が漂う光沢のある表面加工があしらわれています。

ただシンプル過ぎるが故に、一見するとGueeのバーテープだということが分かりにくいのが…。Gueeと言えばデュアルカラーが特徴的ですからね。

鉄山選手(甲府富士見店勤務/E1)

使用バーテープ:SL GEO
使用カラー:ブラック/ブルー(他全6色)
材質:ポリウレタン/EVA
サイズ:2,150×30×3mm
重量:60g/ペア(エンドプラグを除く)

商品詳細は こちら

▶使ってみた感想

練習で乗る時は素手のまま乗車することが多いのですが、グリップ力は申し分なく程よく手に馴染みます。手に吸い付きすぎるのも好みではないので、ちょうどいいぐらいのグリップ力です。雨天時でもグリップ力の低下は気になるほどではなく、グローブとの組み合わせで問題はありませんでした。適度に厚みのあるバーテープで振動吸収性も必要十分で問題はなく、長距離のライドでも手が痛くなることはありませんでした。

▶お気に入りポイント

なんといってもカラーです。フレームと合ったグラデーション部のカラーが、主張が強すぎない程度にあしらわれていて、かと言って一目でGueeのバーテープと分かる特徴的なデザインが好きです。

大倉選手(港北電動アシスト館勤務/E1)

使用バーテープ:SL ELITE(廃版モデル)
使用カラー:グレー/オレンジ
材質:ポリウレタン/不織布
サイズ:2150x30x2.5㎜
重量:90g(エンドキャップを除く)

▶使ってみた感想

手がそれほど大きくないこともあり細めのハンドルを好んで使っていますが、このSL ELITEは以前使用していたSL DUALに比べて0.5mm薄く設計されていて、細めのハンドルと組み合わせて巻いた時のちょうど良い太さを保ちつつ、握り心地も優れています。もちろんウエットコンディションで滑りにくいのもレースで使う上では重要なポイントです。

このSL ELITEは、ハンドルエンドのグラデーションの部分が全体的にオレンジになっておらず黒色の元々のバーテープの素材が残っていたので、現行のSL DUALなどに比べてハンドルのエンド部を持った時に滑りにくい気がしています。

▶お気に入りポイント

既に廃版となったバーテープですが、乗っているGIANT/TCRのフレームカラーと完全にマッチしており、どうしても欲しくて探し回ってようやく手に入れることができました。ここまでバイクと色味が合うバーテープはなかなか無いと思います。Gueeのバーテープは自分のようにバイクとのカラーコーディネートにこだわる人にはお勧めのカラーのバーテープが揃っているのが良いところです。

しかし、SL ELITEは既に廃版となり手に入れることができないので、次に使うバーテープを悩み中です。Gueeのバーテープは2色のグラデーションが特徴ですが、もし単色で発売されたとしても使ってみたいと思える機能性を持ち合わせています。

中村選手(本社勤務/M)

 

使用バーテープ:SL DUAL
使用カラー:ブラック/フェーディングレッド(他全6色)
材質:マイクロテックスポリウレタン/EVA
サイズ:2,160x30x3mm
重量:56g/ペア(エンドキャップを除く)

商品詳細は こちら

▶使ってみた感想

エンドキャップを除いて56gと非常に軽いのに、握り心地は柔らかく適度に厚みがあり衝撃吸収性に優れています。手に触れる部分は表面に細かな凹凸のあるマイクロテックスポリウレタンという滑りにくい素材が採用されており、しっかり握り込めるのでレースでも積極的に使っています。手に汗をかいた状態でもべた付かず手抜けが良く、それでいて急な雨天などウエットな状況でも滑りにくく、握り損ねしにくくなっています。素材自体が柔らかくてハンドルに巻きやすいのもお気に入りです。

ただ、滑りにくい反面、摩擦に少し弱く感じます。特によく握っている部分の表面が摩擦により削れてきてしまうことがありますが、バーテープはある程度消耗品と考えていて定期的に交換するので気になる程度ではありません。

▶お気に入りポイント

なんといってもデザインが良いところです。グラデーションのようにハンドルのエンド部だけデザインが変わるのがお気に入りです。ブレーキのブラケット付近で「半分だけ変わる」ようなデザインより、SL DUALのようにグリップエンド部分だけアクセントになるほうが、バイク全体のカラーリングを損なうことなく合わせやすいのがポイントです。

唐見選手(THE BASE南大沢店勤務/F)

使用バーテープ:SL GEO
使用カラー:ホワイト/ブルー(他全6色)
材質:ポリウレタン/EVA
サイズ:2,150×30×3mm
重量:60g/ペア(エンドプラグを除く)

商品詳細は こちら

▶使ってみた感想

バーテープを巻いて初めて使ってみた感想は、予想以上に手に張り付くような感覚でグリップ力が優れていて、握りやすかった。Gueeのバーテープを使用する前からも、自分の好みのバーテープは薄めで手に張り付くタイプばかりを使っていました。グローブも薄手のものを好んで使用しているぐらいです。

今回、選んだSL GEOは、それら全てにおいて網羅しており、特に下ハンドルを持った時に力を入れやすく気に入っています。見た目には光沢のある表面なので、滑りやすいタイプかと思いましたが、全くそんな事はなく非常に握りやすかったです。

▶お気に入りポイント

自分のバーテープへのこだわりとして、これまでカラーは白又は黒の単色のみでした。(特に白が好きです)しかし、今回はエンド部分のカラーがあまりにも自分のバイクのカラーと合っていたので購入しました。

さいごに

各選手のバーテープへのこだわり、いかがだったでしょうか?

レースの場合、少々の雨でもレースは実施されます。もちろん、レース途中に雨が降り出すこともあります。また、手の平にかいた汗によりグリップ力が低下することもあります。そんな状況下で使用した感想だからこそ説得力があったのではないでしょうか?

距離もレースによっては100kmを超える長丁場のレースもあり、4時間以上も走りっぱなしのレースもあります。そんな長距離/長時間にわたって体と接しているバーテープだからこそ、選手たちは普段からその性能や握り心地には非常にシビアになってモノ選びを行っています。

もちろん、性能/機能面でも優れていることは重要ですが、自分の愛車をさらにカッコよくしてくれるかどうかも、バーテープに求める性能だと思います。

GUEEのバーテープは、そんな大事な2大要素を兼ねそろえたバーテープだと思います。ぜひ、レースの現場で使った選手たちからのインプレッションも参考にしながら、あなたの愛車にピッタリなバーテープを見つけてください。

今回ご紹介したバーテープ以外にもGUEEでは、多種多様なバーテープのラインナップをご用意しております。

GUEE WEBサイト:https://guee.jp/

 

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