寝屋川店 加藤店長がご紹介。ILMIKの秋冬ウェアレビューwith山川店長

2020.11.18

スピード系山川店長とゆるポタ派の加藤店長が、ILMIK秋冬モデルをレビュー

こんにちは。
お酒は弱いのについつい飲んで飲まれがち、寝屋川店の加藤です。

みんなでお酒を飲みながらワイワイできる日が待ち遠しい今日この頃ですが、お酒に合う食べ物といえば、焼き鳥。
世の中的には胸・もも、ねぎまやつくねが人気らしいですが、私は何と言ってもぷりっぷりのぼんじり派です。

と、焼き鳥の話をしておいてなんなんですが……

今日はあさひのオススメの鳥、「ILMIK(イルミック)」のお話です。

優れたコストパフォーマンスと機能で、サイクリングを身近にしてくれるウェアブランド「ILMIK」より秋冬向けウェアのレビューをお届けします。

 

 

① ウィンタージャケット & ゲルパッドウィンドブレークタイツ(5℃対応)

 

 

 

② ライトシェルアウタージャケット & ゲルパッドフリースタイツ(10℃対応)

 

 

寝屋川店より自転車通勤がメイン、ゆるポタ勢のわたくし加藤と、休日はがっつりロードに乗っている山川さんにも参加してもらい、キャラも乗り方も違う二人の視点でILMIKに迫ってみました。

お客さん。いい鳥、入ってますよ!ちょいと見てってくんな!

サイクルウェアデビューにおすすめ【ライトシェルアウタージャケット】と【ウィンタージャケット】

加藤:まず、ジャケットから見ていきたいと思います。ライトシェルアウタージャケットも、ウィンタージャケットも、サイズ感はややゆったりめ。身長168cm、体重67kgの私は、いつもだとLサイズでジャストなんだけど、これはちょっと余りますね。
山川:ですね。主にお腹の前や二の腕あたりに余裕がある感じ。でも、ピチピチしすぎないのでこれからサイクルウェアデビュー、っていう方に着やすいかも。

加藤:よく言えばパーカーやカーディガンのように、気軽に着られるサイズ感。通勤で前のジップを開けて羽織り的に使ってみたらLサイズで丁度良かった。サイクリングで使うなら空気抵抗を避けられるようにMサイズだけど。伸縮性があるから肘の突っ張りも無く乗りやすいし、汗も乾きやすいから気軽に着られます。

でも、山川さんのように高速域で乗る人には、ゆとりがある分バタつきが気になるのでは?

山川:うん、低速の時は気にならなかったけど高速になると、この脇の下のゆとりが風を受けて空気抵抗になるな、という感じ。まあ、でもこのゆとりが肩周りのラグラン・ストレッチと相まって腕の動きをラクにしてくれているから一長一短。乗り方次第かな。

あと、気になったのはお腹の前のゆとり。自転車を降りて歩いているときは良いけど、乗車するとお腹の前に空間ができる。

加藤:確かに。一般的なサイクルジャージは高い伸縮性で体にピタッと沿うのに対して、ILMIKはもともとゆとりがあるから、レース系のサイクルジャージを着慣れている人には違和感があるかも。でもこれからロードバイクやクロスバイクを始める人には、気負いなく気軽に着られるからILMIKはハマるかもね。

あと、僕のように5~6Kmの自転車通勤で全身サイクルウェアを使おうと思うと着替えが面倒だけど、ジャケットだけ羽織る分には便利ですね。シルエット的にも少しゆとりがあるので下をデニムやチノパンにしても見た目のバランスがとれる。個人的にこのブラウンは色も落ち着いていて気に入っています。

山川:ウィンタージャケットは風を受ける所に防風素材や風を通しにくい工夫を配して冬ライドの強い味方になりそう。袖のつくりがライトシェルアウタージャケットとは変えてあり、フィット感重視。袖口から入る風はすごく冷たくて気になるから、これは冬のサイクリングにありがたい仕様ですね。

左:ライトシェルアウタージャケット/右:ウィンタージャケット

加藤:前身ごろに防風生地を採用していても、動きやすさはそのままですね。あと、個人的にはこの腕の下の部分がモモンガみたいでかわいいです。
山川:?
加藤:いえ、なんでもないです。

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心強いタイツ 【ゲルパッドフリースタイツ】【ゲルパッドウィンドブレークタイツ】

加藤:続いてタイツを見ていきたいと思います。まず、「ゲルパッドフリースタイツ」から。

私はお腹と腿回りがあるのでLを選んだのですが、何気なく履くと丈が……少し長いです。こんな感じ。


お腹や腿回りが太いので、普段他メーカーだとLサイズで丁度なんですが、こちらはちょっと大きかったかな。全体的にゆとりがあるし生地が縦方向によく伸縮びるので、迷ったらワンサイズ下げて選ぶのがよさそうですね。

逆に、「ゲルパッドウィンドブレークタイツ」のほうはLサイズでないと腿(もも)回りがキツかった。けど裾は余り気味。

山川:そう?裾余りました?僕の場合は逆に短かったですよ。「ゲルパッドウィンドブレークタイツ」を履くと靴下が結構見えていて、もうちょっと長くて良いと思いましたよ。ちなみに僕は、身長174㎝、体重62kgです。

加藤:え?あ、そう…そうですね。
山川:でも「ゲルパッドフリースタイツ」は、最初ちょーっとだけ長かったですけどね。ただ足を通すだけじゃなくて、履いてから膝周りをつまんで、しっかり引き上げるのがよさそうです。

加藤:え?ちょーっとだけ?(ダメだ。これ以上私は私の足の短さと向き合ってはいけない!身長次第ということで考えよう!)

加藤:で、では視点を変えて、今回の新作タイツから登場した“ハイウエストタイプ”ですが、私は今までビブタイツばかりなので、ハイウエストは初めて。着てみるとここまでウエストがくるから乗車時に前傾姿勢になっても背中や腰がしっかり隠れます。

山川:僕もハイウエストは初めて。着て乗ってみてどんな人にオススメかを考えてたんだけど。思ったのはお腹回りの締め付けが気になる方はビブタイツを良く使ってらっしゃるのですが、同時にビブタイツだと肩が凝る、という意見もあるんですよね。このハイウエストタイプはそんな方にオススメだと感じました。乗車中もお腹回りの圧迫が少ない(ほとんどない)ので「楽」です。いわゆる日本人体系のお父さんにオススメですが、生地の伸縮性がモデルによって異なり、丈感は差がでやすいので試着は必須!

加藤:そうですね、いくらお腹を締め付けなくて楽とはいえ、思い出すと、ビブタイツを履く前まではビブタイツのスタイルに抵抗があったから、ハイウエストはこれから始める人にとって良い選択かも。

山川:インナーのゲルパッドも、アンダー100Km位ならば十分こなしてくれました。最初は、ちょっとパッドが硬めかな、という印象があったのですが、しっかりしているので乗車時には快適です。歩行時には少しパッドの存在感が強いかも。

加藤:私も、山川さんと同じように存在感の強さを感じましたが、この存在感がお尻の痛みをシャットアウトしてくれると思えば心強く感じます。また、ウィンドブレークタイツは防風素材が全面だけに配置されているので、自転車を漕ぐ足の動きを妨げなくて良いですね。
山川:横方向の突っ張りは少しあるから乗り降りの時に少し感じるかな、ってくらいだね。

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本当に寒風をブレークしてくれるのか?気温8.5度でライド

ここからは加藤の実走レポです。寒くなる季節を待って、着用ライドをしみました。当日朝の気温は8.5℃、テストに打ってつけの気温ですね。寒い……。

ウィンタージャケットに、ゲルパッドウィンドブレークタイツを着用して走ってみました。タイツは前側を覆う防風生地がきいているようで、風が入ってきません。

名前の通り、向かい風をブレークし寒さを防いでいくれています!

ゲルパッドフリースタイツでもためしてみたのですが、この気温は外気のヒンヤリ感がすぐに伝わります。たった5℃の対応差ですが、こんなに違う物なんですね!どうやらその差は防風生地だけではないようです。秘密はこちら……

左がゲルパッドフリースタイツ(10℃対応)、右がゲルパッドウィンドブレークタイツ(5℃対応)。少し写真ではわかりにくですが、裏起毛の密度が違うんです。

 

ジャケットは首回りから風が入るので、ジャケットだけでは寒く感じ、ネックウォーマーがあると良いでしょう。坂を登り体が温かくなるとさすがに汗ばんできますが、暑すぎる!!までは行きません。ジャケットのフロントジッパーを開けて走り、換気を促しました。タイツ内も汗ばみましたが、ベタベタせず不快感は少ない印象です。

そして問題は下り……サイクリングで一番寒いのは、汗ばんだ体で走る下り坂。冷たい向かい風が、容赦なく体を冷やしにかかりますが、防風素材がしっかりを風を防いでくれました。ハイウエスとも腰・お腹周りの冷えに効果を発揮してくれました。ILMIK、優秀です!

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まとめ

山川:「のんびりゆるポタ」メインの方にとって、ILMIKの身幅の広さや締め付け感の少なさは、メリットになると思います。ロングライドに向いていると感じました。

 

もし、「より速く」をテーマにする方ならば「GARNEAU(ガノー)」などをお選び頂くのがオススメです。

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あ、あと後のジップポケットは、鍵などの小物を入れるのに秀逸!

加藤:ILMIKは通勤からサイクリングまで幅広く対応してくれる、という印象ですね。楽なフィット感なのでグルメライドなどに向いていると感じました。あと、今年のモデルは上下で同じ温度帯のものが選択できるようになったっていうのも嬉しいポイントです。
また、自転車通勤している方にもドンビシャだと思います。秋口などは、前を開け羽織りとしてカジュアルにも着れて◎。

山川:ILMIKは年々ブラッシュアップしていっているね。で、最後にもう一度お伝したいのは、ぜひ試着してサイズ選びしてほしい!

加藤:うん、あさひのお店には更衣室を用意しているので、ぜひ試着してから、サイクリングが快適になるぴったりサイズを選んでほしいですね。

ILMIKの山鳥のマーク

ILMIKのロゴマークの山鳥ですが、これは、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んで飛ぶ山鳥、その喜びをからだじゅうで感じている姿を表している、とのこと。

僕がいつも走るコースには最初に街中から河川敷に出る所があって、そこに出た瞬間、視界をさえぎるものがなくなり空がパーッと広がり解放感がたまらないポイントがあります。また、自分のお気に入りの自転車で絶好の景色を走りながら風や草花に季節の移ろいを感じたりする瞬間があります。

そんなとき「贅沢だなぁ」と感じます。

そんなサイクリングしていて感じる喜びとILMIKの山鳥の喜びに近いものがあるな、とこのブログを書きながら改めて気づき、今まで以上に「ILMIK」に親近感が沸きました。

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気になった方はぜひお試しを。サイクルウェアはこれから、という方も意外と身近に感じていただけると思います。

 

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TEXT :寝屋川店 加藤