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乗車スタイルによって選ぶ、携帯ポンプの選び方と使い方

 
  • 出先でのパンク!近くに自転車店があればいいのですが、そうでないことがほとんど。

    そんな時は自分でなんとかしなければいけません。必要な道具は揃えていますでしょうか?

     

    パンク対策に、最低限必要なアイテム

    • 対応した予備チューブ
    • タイヤレバー
    • 携帯ポンプ(又はCO2ボンベ)


    その他、あるといい装備は

    • ニトリルグローブ
    • タイヤブート(タイヤ側面のサイドウォール部分の補修用パッチ)
    • パッチキット

     

    携帯ポンプは種類もサイズも色々・・・。一体何を選んだらいいの? とわからなくなってしまう方も多いと思います。
    そんな方に、自分に合ったポンプはどれになるのか?
    携帯ポンプを大きさごとに3タイプに分けて、使用用途によって選び易くしてみました。
    商品ページでは、ぜひ大きさも考慮してお選びください。

     

    タイプ別 おすすめ携帯ポンプ

    1.コンパクトさ命の軽量ポンプ派(全長120mmまで)


    ジャージの背面ポケットや、サドルバッグなどにも入れることができるポンプ。
    持ち運びを重視し、割り切って小さくしているので、CO2ボンベなしで使うには少々しんどく、ポンピングだけで走れる空気圧を確保するには300回以上ポンピングが必要な場合がほとんどです。



    CO2ボンベと組み合わせして使える製品もあるため、状況によって使い分けるのがおすすめです。

     

    このサイズのポンプは軽量で、その気になったらきちんと使えるので、ミニマリストのベテランライダーやロードバイク乗りを中心に根強い人気があります。ワンデイでのツーリングや普段のトレーニング、他に仲間がいる際はおすすめです。

    反面、バルブに直接付けるため、慣れないとバルブを折る可能性があります。
    初めての方はきちんと練習してから使用されることをおすすめます。

    不安な方は、別売りのホースと組み合わせるのも手です。

     
    これを使えば力が入れやすく、バルブが折れるリスクも軽減できます。

     

     

    2.機能と携帯性のどちらも捨てたくない派(全長240mmまで)

    ジャージの背面ポケットやサドルバッグに入れるには少々大きいが、ジャージやモノによっては入らなくもない。


    バックパックやフレームに直接固定させても大きさ、重さも気にならないタイプ。
    しっかり空気を入れることもできて、程よいサイズでバランスよく使えます。

    CO2ボンベを持たずとも、比較的しっかり空気を入れられて、かつ持ち運びもコンパクトにしたい方におすすめサイズです。

     


     

    3.大きくたって関係ない!安心が一番大事派(全長280mmから)

    山の中でも都会でも、携帯ポンプの中では一番楽に、そして早く入れられるのがこのタイプ。


    特に下記のような、タイプであれば、地面に直接置いて、フロアポンプとして使えるので空気入れが格段に楽です。
    ホース付タイプも多く、バルブを破損させるリスクも少ないです。

    また、仲間とのツーリング中にパンクした場合、このタイ プのポンプを持っていると素早く作業が行えるため、皆から重宝されたりします。

    持ち運びはともかく、女性や力に自信のない方、一人で出かける方、初めての方に特におすすめです。
    1.2の場合だと、どうしても指定空気圧まで入れるのに力を要することが多く、入れられず、少ない空気圧で走らないといけない場合があるからです。
    また、とりあえずの1本として買っておけば、自宅にフロアポンプがないケースでもとりあえずは代用も可能です。
     

     

    バルブの使い方

    自転車のバルブにはシティサイクルに多く採用される英式バルブ、一部マウンテンバイクに採用される米式バルブ、ロードバイクに採用される仏式の3種類があります。
    一つで米式、仏式(英式)に対応するタイプもありますが、ほとんどの携帯空気入れではヘッド部分のパーツを入れ替えする必要があります。
    手順としては

     

    米式バルブ

     

    仏式バルブ

    まとめ

    携帯ポンプも様々な種類があり、中にはタイプ別に2-3種類を使いわける人も多くいます。

    例えば、週末のロードバイク練習では1のコンパクトなタイプを持ち、普段の通勤やロングライドでは3を持つなどです。
    まずは、慣れるためにも、最初は大きめの携帯ポンプを持ち、徐々にコンパクトにしていく方法がおすすめです。

    併せて、バルブの形状に合わせた入れ替えの練習をしておくと、いざとなった時に迷わずに済みます。