ロードブレーキシューの交換
【動画解説】ロードブレーキシューの交換
メンテナンス工具
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六角レンチ
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Y型ヘックスレンチ
事前確認事項
※インナーケーブルのかしめ痕や状態、ホイールの振れ、センターを確認してください。
※ブレーキインナー/アウターケーブルにサビ、摩耗、ほつれ等があれば交換します。
※「かしめ痕」がワイヤ固定部よりレバー側にある場合は、ブレーキをかけた際に断裂するおそれがあるため、交換をしてください。
※ホイールメーカー指定品がある場合は指定品を使用してください。
※指定品以外を使用する場合は、品質保証の対象外になる可能性があります。
※摩擦により想定以上の熱が発生して破損する恐れがあります。
ブレーキ本体のアジャストボルトを締めこむ
交換後の微調整のため、手でアジャストボルトを最深部まで締め込みます。
ブレーキシューの取外し
固定ボルトを緩め、ブレーキシューを取り外します
ブレーキシューの仮止め
ブレーキシュー取付けプレート穴のリム側から、ブレーキシュー、間座、ワッシャー、ボルトの順で取り付け、仮止めします。
ポイント
ブレーキシューをリムにあて、リム上端とシュー両端の隙間が1~3㎜程度、かつシュー下端がリムからはみ出さない位置に調整します。
ブレーキシューの固定
ブレーキシューが供回りしないように、手で押さえながら、六角レンチでブレーキシューを固定します
ブレーキシューの片効き調整
ブレーキレバーを握り、片利きをしていないか隙間を確認しながら六角レンチ(プラスドライバー)でセンタリング調整ネジを回し、片利きの微調整を行います。小さくなめやすいのでご注意ください。
写真のブレーキ右側は片効きしている状態です。
ブレーキクリアランスの調整
アジャストボルトを回し、適正な遊び幅に調整後、ロックナットを固定する。
センタリング調整の際と同じく、ブレーキシューとリムの左右のクリアランスが均等かつ左右のクリアランス合計が3~4mmになるように調整します。