2018.08.28

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Vブレーキシューの交換

【動画解説】Vブレーキシューの交換

メンテナンス工具

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  • Y型ヘックスレンチ

    Y型ヘックスレンチ

事前確認事項

※ホイール(車輪)がまっすぐ、奥まではまっていることを確認してください。

※交換前に必ず車輪の振れがないか確認してください。

Vブレーキシュー交換のタイミング

  • Vブレーキシュー交換のタイミング
  • Vブレーキシュー交換のタイミング

ブレーキシューの溝が残り1mm以下、又は均一に減っていない場合は交換が必要です。

Vブレーキシューの取外し

  • Vブレーキシューの取外し

ブレーキシューを六角レンチで外します。

  • Vブレーキシューの取外し

取付時に部品の順番が分かるように把握しておきます。

  • Vブレーキシューの取外し

シューを外すと丸印の厚いワッシャーと薄いワッシャーが左右にあります。

  • Vブレーキシューの取外し

厚いワッシャーと、薄いワッシャーを入れ替える事により、リードパイプ固定部からワイヤー固定部の間隔(図中のA)が変化します、シューをリムに押し当てた状態で、寸法Aが32mm(※2)以上確保できるように、ワッシャーを入れ替えてシューの出代を調整します。※2シマノの場合です。メーカーによって異なります。

Vブレーキシューの取付け

  • Vブレーキシューの取付け

新しいブレーキシューをY型ヘックスレンチで固定します。

  • Vブレーキシューの取付け

ブレーキシューをリム上部から1㎜隙間を空けて、リムに対して水平、垂直にあたるように固定します。

  • Vブレーキシューの取付け

ブレーキレバーのアジャスターボルトを6mm外側に出るように、反時計回りに回します。

  • Vブレーキシューの取付け

ブレーキ本体の溝にはめる様にケーブルを通し、ケーブルをしっかりと引っ張ります。この際、ブレーキシューとリムは接地しています。

  • Vブレーキシューの取付け

この際、ケーブルのかしめ痕が、固定位置より手前に来ていないかを確認し、ケーブルを固定します。かしめ痕が固定ボルトより手前にくる場合は大変危険なのでケーブル交換を行います。

  • Vブレーキシューの取付け

ブレーキレバーのアジャスターボルトを時計回りに最後まで回します。

  • Vブレーキシューの取付け

ブレーキレバーを握り、ケーブルの固定と握りしろが適正かを確認します、握りしろはレバー初期位置から3分の1握りブレーキがしっかりとかかるかが目安になります。

  • Vブレーキシューの取付け

ブレーキ本体のセンターを調整します。リムに近寄っている側の調整ボルトを時計回り、もしくは離れている側の調整ボルトを反時時計回りに回して調整します。ブレーキを握ると、どちらか一方のアームだけが動いて、片方のブレーキシューはリムに当たったままです。これを「アームが片効きしている」といいます。
A:動いていない方のアームをしめる (時計周りに回す)
B:動いている方をゆるめる (時計と反対周りに回す)
AとBを 少しずつ行い、その都度ブレーキレバーを握って確認します。これの繰り返しです、ボルトをまわすときは一度にまわしすぎないでください、目安として90度ずつ位で調整します。この場合の「ボルトをしめる」という行為は、バネの力を強くすることです。バネの力を強くすると、ブレーキレバーを握っていない状態で、リムから離れようとする力が強くなります。「ボルトをゆるめる」という行為は、その反対でバネの力をゆるくすることです。また、ゆるめすぎてボルトを抜いてしまわないようにご注意ください。ある程度ゆるめると、手ごたえが無くなる瞬間があります。その一歩手前が一番ゆるんだ状態です。手ごたえが無くなったままの状態にしておくと、走行中にボルトが落ちてしまうことがあります。上手くいかない場合は、Vブレーキの取り付けてある台座との摩擦が強すぎる事が考えられます。一旦ブレーキ本体を台座からはずして、清掃・グリスを添付して再度組み付けてみてください。または、ブレーキワイヤーの取り回しに無理がある場合も、抵抗となり片効きの原因になります。

  • Vブレーキシューの取付け

ブレーキレバーを握り、シューの当り位置や角度、左右のクリアランス、ケーブルの引代を確認して完了です。