バーテープ交換(たすき掛け)

【動画解説】バーテープの交換
メンテナンス工具
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はさみ
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ビニールテープ
事前確認事項
※バーテープ交換後ではブレーキやシフトワイヤーの交換が行えないため、事前に長さや状態の確認をしてください
※バーテープの向き、ロゴの位置を確認し、左右対称になるように巻くと綺麗にできます

現在主流の巻き方は2種類
現在主流の方法が2種類あります。
- 隠しテープを使用する方法・・・・・あらかじめ6-7cmくらいにカットしたテープをブラケット部分に巻く方法
- たすき掛け巻・・・・・ブラケット部分を八の字に巻く方法(八の字巻)
どちらも一長一短で、仕上がりには大差ありません。自分がやりやすいという方法でかまわないと思います。
アウターケーシングをハンドルに密着させた状態でビニールテープをブラケット付近からステム側へ巻いていきます。
バーテープの巻き始め

ハンドルバーの先端から1cmほど余らせた状態でハンドルバーのエンド部分下側から巻き始めます。
ポイント

バーテープを3分の1程度重ねながら巻いていきます。緩まないよう、エンド側から見て外側から内側に向かって巻いてきます(内巻き)
ブラケット周りの巻き方
今回のたすきがけでの巻き方では、ブラケット下を約1cm空けるのがきれいに巻くポイントです。
※たすきがけの場合、目隠し用のバーテープは使用しません。

まず内側からブラケットの上を通ります。このとき、ハンドルとSTIレバーの境目 に、バーテープのセンターがくるようにすると綺麗に巻けます。

次に、ハンドルを巻きながら、STIレバーの下側に持ってきます。
STIレバーの下側をくぐったら、もう一度上に回ります。
この状態で、巻き方は内側を向いていますがこれで正解です。ハンドルバーのSTIより上側を持っているとき、ハンドルを握った時の力がかかる方向と同じです。逆だと緩みやすくなります。

ブラケット上側は、手のひらが接触します。振動吸収性を良くするために少し厚めに巻きます。
肩の部分はアールがきついので、内側はバーテープが半分程度重なるようにします。またバーテープに浮きが出ないようにしっかりと引っ張りながら巻いてください。

バーテープを巻く際は、フロントタイヤをしっかり膝で抑えると力強く巻くことができます。

次に、ハンドルを巻きながら、STIレバーの下側に持ってきます。
STIレバーの下側をくぐったら、もう一度上に回ります。

この状態で、巻き方は内側を向いていますがこれで正解です。ハンドルバーのSTIより上側を持っているとき、ハンドルを握った時の力がかかる方向と同じです。逆だと緩みやすくなります。

ブラケット上側は、手のひらが接触します。振動吸収性を良くするために少し厚めに巻きます。

肩の部分はアールがきついので、内側はバーテープが半分程度重なるようにします。またバーテープに浮きが出ないようにしっかりと引っ張りながら巻いてください。
ポイント

バーテープを巻く際は、フロントタイヤをしっかり膝で抑えると力強く巻くことができます。
バーテープのカット

ポイント
更にハンドルバーに対してハサミが垂直になるようにしてバーテープをカットします。
ビニールテープで固定

ビニールテープの両端を画像のように、切っておくと剥がれにくくなります。
ビニールテープが巻き終わったら最後に化粧テープを巻いてください。
化粧テープは巻き終わりがハンドルバーの下側になるようにすると見た目も綺麗ではがれにくいです。
エンドキャップの取付け

ハンドルバーのエンド部分に余らせていたバーテープを押し込みながらエンドキャップを差し込みます、エンドキャップにはブランドロゴなどが入っている場合も多いため、その場合はロゴが読めるように差し込みます。
バーテープの重なり具合に問題は無いか、左右で大きく巻き数が異なっていないかを確認して完了です。
左右のバーテープの切れ端を比べて、同じ長さになっていればパーフェクトです。
