2018.08.28

  • メンテナンス・カスタム講座
  • BB・ギア・変速系

BBのフェイスカット・タップたて

 

メンテナンス工具

  • BTS-1

  • CF-2 切削油

※注意
完成車をご注文の場合は、メーカー基準にて組み立て済みですので、当店では一旦BBを外してこの作業を行うことは有りません。

BBのタッピング

BBのネジ山は、フレーム工場で加工されていますが、ネジの状態が不十分な場合や、溶接時の歪み、塗装が入り込んでいるなどの理由で、BBユニットがスムーズに入らなかったり、取付自体が困難な場合があります。これをすることにより、手で簡単に奥まで締めこむことが可能になります。高額な工具の割に使う頻度は少ないため、手持ちの自転車に行いたい場合は、是非弊社店舗にご相談ください。
※メーカーによっては、ショップでのBBのフェイシング&タッピングは不要であると明言している所もありますので、必ずしもこの作業が必要という訳ではありません。使用する工具は、パークツールの 「BTS-1」(ホーザンは C-405) を使用します。右ワンは逆ネジになっています。
※パークツールのBTS-1の場合、「LH」と表記のある方が逆ねじです。つまり右ワンに使用します。
※イタリアンサイズのBBねじの場合、#693が必要です。

洗車や、雨の日に乗ったりして、フレーム内に水が入ると、BBに流れ込んでしまうことがあります。BBにも水抜き穴はありますが、10年近く放置するとこんな風になってしまうようです。特にスチールフレームはBBと固着して外れなくなってしまうこともありますので、定期的なチェックとグリスアップが必要ですね。

ここでナナメに工具をはめてしまうと、一発でフレームがダメになってしまいます。慎重に、慎重に手で回せるところまではめ込んでいきます。パークツールの「CF-2切削油」を使用して、ネジをさらっていきます。

左右のワンをさらっていきます。削りカスがたくさん出ます、塗装面が均一に削れたら完了です。

ネジ山をさらえるのが終了したら、次はBBシェルのフェースをきれいにします。

BBのフェイシング

フェイシングは、BBシェルの端面について、溶接時の歪みや塗装のムラなどによって、取り付けるネジの軸に対し、垂直な面が確保されていない場合があります。BBのスムーズな回転とベアリングの耐久性を確保するためにも、専用の工具を使用したBBシェル端面の平行出し「フェイシング」作業が必要となります。

どうでしょう?こんなにネジ山がピカピカです。こうすると、BBが手でスルスル入っていきます、BB全体にグリスを薄く塗り、空気と極力触れない様にしてください。