2018.08.28

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ディレイラーの注油

【動画解説】ディレイラーの注油

メンテナンス工具

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事前確認事項

ディレーラー部にごみや汚れは事前に取り除いておきます。

フロントディレーラーへの注油

  • フロントディレーラーへの注油

フロントディレイラーの注油する箇所は、8本の可動部(リンク)のみです。

  • フロントディレーラーへの注油

回り込まなくても見える部分として、上からアジャストボルト付近の可動部

  • フロントディレーラーへの注油

ディレイラ―の羽部分の上

  • フロントディレーラーへの注油
  • フロントディレーラーへの注油

裏側は、画像の通りです、少量注油し、しばらく(およそ30分以上)はそのまま放置して、可動部(リンク)からはみ出したオイルをふき取ってください。

リアディレーラーへの注油

  • リアディレーラーへの注油

    表側

  • リアディレーラーへの注油

    裏側

少量注油し、しばらく(およそ30分以上)はそのまま放置して、可動部(リンク)からはみ出したオイルをふき取ってください。フロント、リヤ共に、オイルが必要な個所は、可動部(リンク)のみです。それ以外の場所に残ったオイルは汚れを寄せ付けるだけです。

ディレイラープーリーへの注油

  • ディレイラープーリーへの注油

ディレイラーのプーリーにも注油が必要です。ただし、シールドベアリングへの注油は不要です。また、高級なセラミックベアリングを採用したプーリーにも、原則専用品以外は注油しません。シールベアリングの場合、ベアリングがグリスと一緒に閉じ込められており、ここに注油をしてしまうとグリスが流れ出してしまいます。ハブやBBに注油しないのと同じ理由です。シールベアリングかどうかは、お使いのパーツのスペックをご確認ください。ご参考までに、デュラエースなどに採用されているベアリングプーリーと、シマノの大部分のリアディレーラーに採用されるブッシュプーリーを表にするとこんな感じです。

リアディレーラープーリーとベアリングの組み合わせ表(ロード系)

ディレーラー

採用ベアリングタイプ

CLARIS(RD-2400など)

ガイド、テンション:ブッシュタイプ

SORA(RD-3500など)

ガイド、テンション:ブッシュタイプ

TIAGRA(RD-4700など)

ガイド、テンション:ブッシュタイプ

105(RD-5800など)

ガイド、テンション:ブッシュタイプ

ULTEGRA(RD-6800など)

ガイド、テンション:シールドベアリング
※これより古いモデルでは、ガイドだけセラミックブッシュが使われていたりします。

DURAACE(RD-9000など)

ガイド、テンション:シールドベアリング

リアディレーラープーリーとベアリングの組み合わせ表(マウンテンバイク系)

ディレーラー

採用ベアリングタイプ

ALTUS(RD-M370など)

ガイド、テンション:ブッシュタイプ

ACERA(RD-T3000など)

ガイド、テンション:ブッシュタイプ

ALVIO(RD-M4000など)

ガイド、テンション:ブッシュタイプ

DEORE(RD-M615など)

ガイド、テンション:ブッシュタイプ

ZEE(RD-M640など)

ガイド、テンション:ブッシュタイプ

SLX(RD-M675など)

ガイド、テンション:ブッシュタイプ

DEORE XT(RD-M8000など)

ガイド、テンション:シールドベアリングタイプ

SAINT(RD-M820など)

ガイドプーリー:ブッシュタイプ テンションプーリー:シールドベアリング

XTR(RD-M9000など)

ガイド、テンション:シールドベアリングタイプ

  • ブッシュタイプ

ブッシュタイプ
真ん中に中空の円柱が入っており、それを左右から固定して回転させます。画像の通り、面接触ベアリングなので「球」としてのベアリングはありません。

  • ブッシュタイプ

シールドベアリングタイプ

  • ブッシュタイプ

ブッシュベアリングの面接触している部分に注油します。ホイールのリム面にオイルがかからないように、必ずウェス等で養生してください。余分なオイルを拭き取り完了です。