日本最大級の自転車通販サイト サイクルベースあさひ

メンテナンスマニュアル

ハンドルバー・シートポストのカット(切断)方法

ご質問の多い、ハンドルバーのカット方法です。基本的にはシートポストやフォークコラムのカットも同じ方法です。当店でカットをご注文いただいた場合、以下の方法でカットしております。

カーボン製のパイプをお客様でカットするときは、作業を急ぐと繊維がささくれてしまうので、くれぐれもご注意ください。
当店での作業でも若干のササクレが発生致します

  • アルミ製
    まず、実際のハンドル幅を調べます。
    カット後のハンドル幅を決め、希望の寸法になるよう左右に印をします
    (ハンドルの実寸法-希望寸法)÷2=左右片方のカット寸法
  • カーボン
    カーボン製ハンドルバーも同じ手順で印をします

ハンドルバー・シートポストのカット(切断)方法 メンテナンスマニュアル


  • アルミ製
    パイプカッターの歯を印に合わせて固定し、肩の力を抜いてまず1周します。万が一、ズ レてしまった場合は1周するまでに合わせます。
    肉厚の薄いパイプの場合は、このままパイプカッターを何周もさせて、徐々にカッターを締め込んで行きます。

    ※表面が塗装の製品は、カッターのガイドで塗装が痛む為、ノコギリカットをお薦めします 当店お薦め工具「ホーザン・ K-203」
  • カーボン
    パイプカッターはパイプに対して直角の印を入れる為だけに使用します。
    締め過ぎると破損しますので、薄く線が付く程度にしておきましょう。

ハンドルバー・シートポストのカット(切断)方法 メンテナンスマニュアル


  • アルミ製
    肉厚のあるパイプの場合、カッターの歯では切断する事が出来ないので、金属用ノコギリ を使用します。フォークコラム用ソーガイドを使うと、安全に安定した状態で作業できます。 当店お薦め工具「パークツール・ SG-6」
  • カーボン
    本格的なカット作業はココから始まります。
    カーボン繊維のササクレを考慮して、印よりも少し長い目になるよう固定します。

ハンドルバー・シートポストのカット(切断)方法 メンテナンスマニュアル


  • アルミ製
    金属ノコギリは【押し切り】が基本です。
    少しスプレーオイルを塗布し作業をすると、ノコギリの歯が痛まず焼き付きを起さずに済みます。
  • カーボン
    アルミ製とは逆に、あまり力を入れずにノコギリを動かします。
    力を入れて一気に切るとカーボン繊維がササクレてしまい、パイプの内側がボロボロになります。この作業はカーボンの粉が飛び散りますので、ご注意ください。

ハンドルバー・シートポストのカット(切断)方法 メンテナンスマニュアル


  • アルミ製
    ノコギリカット終了の図です。
    仕上げの事も考えて、印よりも長い目にカットしているので、斜めになっても大丈夫。パイプカッターでカットした場合は印の部分でキレイにカットされます。
  • カーボン
    どのメーカーの物でも、カーボン繊維が若干ササクレます。
    仕上げの良し悪しは、ココからのヤスリ掛けのテクニックで差が出ます。

ハンドルバー・シートポストのカット(切断)方法 メンテナンスマニュアル


  • アルミ製
    電動グラインダーがある場合は、印の近くまで一気に削る事も可能です。
    まず、削りやすい角の部分にヤスリを当て、削っていきます。全体に満遍なく削って行くのが、いいでしょう。
  • カーボン
    カーボン繊維を痛めない様、削る部分の様子を見ながら作業します。肉厚が薄い物は力を 入れると割れたり内側がササクレやすいので要注意!
    結構目詰まりし易く削れなくなるので、ワイヤーブラシ等でこまめに掃除します。
    ザクザク削る場合は、ヤスリの角を使うと良いでしょう。この作業はカーボンの粉が飛び散りますので、ご注意ください。

ハンドルバー・シートポストのカット(切断)方法 メンテナンスマニュアル


  • アルミ製
    均等に印のトコロまで削れたら、バーに対して直角になるようヤスリの面を当てます。キ レイに仕上げるには、少しずつバーを回転させ全ての面がヤスリに当たる様にします。
  • カーボン
    ココからは仕上げ用のヤスリがお薦めです。ヤスリ目が細かい分あまり削れない上に以外 と力が必要で、よく目詰まりします。
    大きなダンボールのふちは、適度に潰れてバーが固定し易いのでお勧めです

ハンドルバー・シートポストのカット(切断)方法 メンテナンスマニュアル


  • アルミ製
    最後に内側のバリを取り、外側の面取りをして出来上がり!
    面取りは、ヤスリをバーに対し45度程度傾けて持ち、バーを回しながらヤスリ掛けをするとキレイに面取りできます。
  • カーボン
    アルミと違い、バリがほとんど出ない分若干のササクレが発生します。

    ※使用されているカーボンシートの種類により異なります。
    どのメーカーも肉厚が薄く、面取りし過ぎるとグリップが切れたり、怪我をしやすくなるので気をつけましょう。

ハンドルバー・シートポストのカット(切断)方法 メンテナンスマニュアル




注意事項

ハンドルバーの加工方法を掲載しておりますが、カーボンバーについては加工自体、各 メーカーは推奨しておりません。
カーボン製品は品質にバラツキがあり、当店でも作業の可否は実物を確認し判断しております。
個人で加工される場合は、お客様の自己責任において行ってください。
出来るだけお近くのショップに依頼する事をお薦め致します。



関連ページ