
そのトルクレンチ、保管は大丈夫?
近年、カーボンパーツが当たり前になり、パーツの取り付けにおいては一般のユーザーにおいても
トルクレンチでのトルク管理をして取り付けされている方がほとんどだと思います。
トルクレンチにはいくつか種類がありますが、おそらく今お使いのトルクレンチはプリセット型と言われる、ラチェットレンチと同じ形のトルクレンチではないでしょうか?
プリセット型のトルクレンチは、正しく扱い、保管しないとトルク管理が正確にできなくなるのをご存じですか?
プリセット型はバネの力を利用しているため、保管する際は以下の事に注意する必要があります。
・設定可能な最下限値にして保管
・高温多湿な環境に置かない
・ホコリを避ける
また、投げたり、ハンマーで衝撃を与えるなどはもっての外!正確なトルクを測れなくなる原因になります。
本来メーカーに半年に一度チェックに出したりして、正確なトルクチェックが求められる精密な工具です。
パーツのトルク管理の前に、しっかり工具の管理が大事なんですね。
ただ・・・保管場所やらを考えて、遠征時も衝撃を気にしてトルクレンチだけ別にしておくというのも現実的ではないと思います。
そんな方には2~6Nm までのトルクに対応するトルクソケットなんていう製品もあります。
これならサンデーメカニックや、出先での使用にも適しているので、家用のトルクレンチをお持ちの方も、もう一つ持っておくと重宝します。

ちなみに、こういうタイプであれば安価でコンパクト、さらに時間が経ってもトルク誤差が出にくいです。

TEXT:toby
気になるライト「CatEyeSYNC」シリーズって何?
テールライトの点灯し忘れを何度も経験した私は、明るさ&振動センサー付きのオートテールライトの導入で解決することができましたが、最近新たに気になっている商品があります。
それがこちらの「CatEyeSYNC」シリーズ。
このシリーズは、それぞれのライトをBluetoothでペアリングする事で、様々な動作連携が可能となります。
例えば、
・どれか一つのライトの電源を入れたら、ペアリングしたすべてのライトが点灯する。
・ヘッドライトのインジケーターで、テールライトのバッテリー残量が確認できる。
・テールライトとフラッシングライトの点灯モードが連動する。
・テールライトのキネティック機能(ブレーキ時に明るさがアップする)がフラッシングライトに連動する。
などなど。
コレならヘッドライトを点灯した時点で、テールライトも点灯しているので、後から「テールライトが光ってなかった!危ねー!!」なんて冷や汗をかくこともないですね。
ライトのペアリングには、無料ダウンロードできるスマートフォンアプリを使うのですが、このアプリからも様々な操作や設定が可能。
ライトのON/OFFやバッテリー残量の確認から、点灯モードごとに使用するかしないかのカスタマイズも可能で、さらにはバッテリー残量が少なくなったらスマホに通知される機能もあるので、充電し忘れも回避できます。
さらにさらに、アプリにはなんと「探す」ボタンも設けられており、押すと選択されたライトが数秒間点灯します。
「あれ?ライトどこ置いたかなー」なんてときにも探しやすくなりますね。
テールライトの点灯し忘れ云々の話を別にしても、男心をくすぐる機能が盛りだくさん。
私が個人的に今一番気になっている商品です。
TEXT:kazu