【MiNERVA-asahi】JCX#10シクロクロス東京 2Days・レポート

2025.02.13

東京都港区お台場で開催されたシクロクロス

2月9日(日)に東京都港区・お台場海浜公園で「JCX#10シクロクロス東京 2Days」が開催され、あさひ公式レーシングチームMiNERVA-asahiの選手も参戦しました。

※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。

ロードレースとは違った機材だったりルールがあったりします。シクロクロスのルールや特色については、過去のコチラのブログでも、詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。

【MiNERVA-asahi】第27回全日本自転車競技選手権大会シクロクロス・レースレポート

 

2024-25シーズンのJCXシリーズも今回の「JCX#10シクロクロス東京 2Days」が最終戦となりました。

シクロクロス東京は、都内からも非常にアクセスのいいお台場の海浜公園で開催されるため、毎回多くの観客が集まる人気のレース。

コース自体は砂浜を利用したサンドセクションの割合が多く、非常にパワーを必要とするコース設定で、それ以外にも林の中を縫うように走るコースはハイスピードかつテクニカルな箇所が多いのが特徴的です。

また、今回のレースは最終戦ということもあり、2日間あるうちの最終日のME1 TOP35カテゴリーには、前日に行われたME1レース上位3人と、ME1ランキングTOP35人のみがエントリーすることができるルールでレースが開催され、非常に厳しいレース展開となることが予想されます。

 

<<コースマップ>>

出典:「弱虫ペダル×Champion System CYCLOCROSS TOKYO 2025」WEBサイトより

 

今回のレースに参戦した選手は下記となります。

JCX#10シクロクロス東京 2Days

折橋選手【船橋松が丘店勤務/男子エリート(60分)】

リザルト=17位(-5Lap)

 

今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手のレースレポートを、ぜひご覧ください。

 

折橋選手【船橋松が丘店勤務/ME】

今期シクロクロスシーズンの締めくくりとなるJCX最終戦。

お台場海浜公園内のロングビーチを舞台に、JCXランキング上位35名のみ出場が許されるレースに参戦することができました。

海浜公園ということで、今回は砂の上でのレースとなります。

時間にすると、レース中にサンドエリアを走る割合は50%を超えてくるので、いかに砂を速く走れるかがレース攻略の鍵となります。

タイヤの空気圧は、砂の上では低圧にすればするだけ良いのですが、砂以外のセクションでのパンクリスクもあります。

試走時間外でもコース外の砂浜で微調整を繰り返し、最終的には前後1.15barとリム打ち覚悟の攻め気味の空気圧でスタートラインに並びました。

最前列にはエリート/U23のカテゴリで世界選手権に出場したメンバーがフル参加し、国内ランキング上位のメンバーはほぼ全員いるような中、トップ中のトップが集まるレースで自分の実力を確かめるべく、本日は3列目からのスタートとなりました。

第1コーナーまでは落車もなく良いスタートでしたが、スタートループのサンドエリアはかなりの混乱で、足止めを喰らってしまい、後ろから数えた方が早い位置からの出だしとなりましたが、慌てずに前を追います。

ループを終えて1LAP目に入る段階で20位くらい。

林間区間で前に追いつきたかったのですが、ここでコーステープを見誤りミスコースをしてしまい、前とのギャップは開いてしまいましたが、サンドセクションに入ってから追い上げを開始します。

低圧に設定したタイヤのおかげで砂の上では思った以上にスピードを乗せることができ、轍もトレースしやすい。

失速してしまう場面では無理に乗らず、早めにランニングに切り替えて、1周回あたりの平均速度をあげていきます。

コース大半を占める長いビーチでは、時間によって走りやすいラインが変わり、より少ない力で速く進めるラインを周回毎に探していくのが面白い。

苦しいけれど…。

レース序盤が終わるころには4〜5名のパックで進行し、車間を詰めすぎると誰かがミスした時に降車を余儀なくされるので、前走者と少し間を空けつつ、飛び出すタイミングを伺います。

力任せになる場面は少なく、かなり節約できたような気もしますが、節約したパワーが発揮できないままスタートから35分経過時点でラップアウトとなってしまいました。

結果はトップから-5lapの17位。

オープン参加扱いの選手を入れた正確な順位では20位となり、もう一段階上のスピードレンジでミスなくこなすためにはまだ力が及ばず、来シーズンの課題としたいと思います。

4ヶ月間のシーズンもこれにて終了し、大きな怪我やトラブルなく無事終えられ、今まで以上に実りの多いシーズンにすることができました。

次のレースは2025年シーズンJBCF開幕戦

次のレースは2月16日(日)に東京都渋谷区の明治神宮外苑・絵画館周辺特設コースで開催される「サイクルチャレンジ神宮外苑/JBCF第1回東京クリテリウム」にMiNERVA-asahiの選手たちも参加を予定しています。

ついに今シーズンのJBCFシリーズ戦も今回の東京クリテリウムを皮切りに開幕となります。初開催となる東京クリテリウムは都内ど真ん中の明治神宮外苑の一般公道を使ったクリテリウムです。

今回は特別戦の扱いですがJPTのレースも行われ、同時にJPTのチームプレゼンテーションをはじめ、豪華ゲストの来場やイベントも開催予定されています。ぜひ、皆様お誘いあわせのうえMiNERVA-asahiへの応援も含めてご来場ください。

サイクルチャレンジ神宮外苑/JBCF第1回東京クリテリウムに関する詳細はこちらをチェック

今後もMiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。

過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。