
MTBタイヤの歴史
タイヤの種類

650B化に挑戦!

使用したパーツはこれ

(※共に現在は廃番)
ディスクブレーキの取り付け
6穴ローターしかなかったので、センターロックディスクブレーキに合せるためアダプターを使用します。
意外と付けるのに「これでいいんだよね?」と思いながらしたので、参考までに取付方をご説明させていただきます。
センターロックアダプター 6ボルトローター(画像はシマノのSM-RTAD05)
正対して字が読める方側にディスクブレーキを固定します。よく見ると、反対側は角が丸くなっています。そちらがホイール側にきます。
この面とディスクブレーキを合せます。
トルクスレンチを使い固定します。
その上に、アルミの輪っかを取付します。
固定リングを取付ます。 実際にやってみましょう。
40Nで固定します。 使用工具はホローテック2用 BB工具 を使用します。 ホイールの準備はできました。
タイヤの取り付け
それでは、肝心のフレームの各寸法について見ていきましょう。
フレーム下のBB裏側の間は712mmでした。
上側は、774mmでした。
26型装着時
もともとのタイヤの太さは26×2.10です。
取り付けた際のクリアランスは、BB後からタイヤまで約21.5mm
上側は約22.3mmでした。
650Bは・・・?
装着は難なくできました!各部寸法は?
取り付けた際のクリアランスは、BB後からタイヤまで約13.5mm
上側は約13.7mmでした。このフレームの場合、もう少し太くはできそうですが、ノブの高いタイヤだと、泥づまりする可能性があります。
別のフレームでも見てみます。
フレーム下のBB裏側の間は710mmでした。
上側は、769mmでした。
26型装着時
取り付けた際のクリアランスは、BB後からタイヤまで約25mm
上側は約27.4mmでした。
こちらも当然650Bは難なく入れることができました。
結論としては、26 x 2.35程度のタイヤが入れば、高い確率で650Bできるかと思います。(ノブの高さにもよるため、一概には言えませんが)
最後に
26型のタイヤは、なくなることはないかと思いますが、27.5(650B)、29erが主流となるMTBの世界では、最新タイヤなどは今後なくなっていく、または発売が一番後回しにされる可能性もあります。
27.5(650B)でもスリックタイヤがでてきて、価格もこなれてきているので、この機会にぜひインチアップをご検討されてはいかがでしょうか?
TEXT:toby