
バルブの中折れ。こうなった原因、ピンときます?
先週、南アフリカから来日して全国を自転車で走り回っている女性ツーリスト2人から相談を受ける機会がありました。
英語だったので何となくですが、要約すると
「フレンチバルブコアの軸が途中で折れてしまって、空気を抜いたりしにくい・・・」
MTBだったので、走る場所によって空気を抜きたいらしい。
何とかしたかったのですが、チューブのバルブコアも外せないタイプでなんともできず。
実害としては空気を抜く時くらいなもので、このまま走ってもいいのですが、せっかく相談いただけたのに力になれなかったことがちょっと悔しかったです。
ところで、こうなった原因、ピンときます?
ツーリングなどで経験されている方は多いと思うのですが、携帯ポンプを直接バルブに挿して高圧をかけるとよくこうやってバルブコア軸の中折れや曲りが発生します。
高圧で力をかけた際に、気づかない内にバルブ軸をこじってしまっているんですね。
解決策としては2つ。
既存の携帯ポンプに、下記アダプターを追加すること。

MTBなどではいいのですが、7気圧以上入れるロードなど、そもそも力をかけにくい構造の携帯ポンプだと限界があります。
2つ目は最適なポンプに替えること。

全長も300mm以下で、小さなフレームにも装着が可能です。
何よりトラブルの少なさと、入れやすさといったら、特にツーリングの時は何にも替えられません。
夏を控え、初めてのロングライドやツーリングを計画されている方もいらっしゃるかと思います。
「使う機会」としては少ないですが、携帯ポンプはしっかりとしたものをご用意いただいた方が安心ですよ。
さて、先ほどの話に戻りますが、海外ツーリストの方はそんな製品があることを知らなかったようで、早速購入されていました。
トラブルがないのが一番ですが、多少のトラブルはいい思い出のスパイスになったりします。
よい旅となることをお祈りしています!
TEXT:Toby
足元の雨対策、できていますか?
もうそろそろ、自転車乗りにとっては嫌な季節「梅雨」がやってきます。
皆様、雨対策の準備はお済みでしょうか?
レインスーツや泥除けなど、定番のポイントはすでに準備済みの方も多いと思いますが、意外と対策されていないのが足。
そうレインシューズカバーです。
皆様、雨の日に自転車に乗っていて、靴の中がびしょ濡れになってしまい、足を動かすたびに「ぐちゅぐちゅ」と嫌な感覚に襲われた経験があるんじゃないでしょうか。
そうならないために、レインシューズカバーも準備をしておきましょう!

こちらの商品は、ストレッチ性の高い素材を使用していて、着脱がしやすく、尚且つピッタリフィットしてずれにくいのが特徴。
後ろ側のジッパーもかなり大きく開くので、着脱は本当に簡単です。
レインシューズカバーを敬遠する方の中には「着脱が面倒だから」という方もいらっしゃるかと思いますが、コレなら納得していただけるんじゃないかと思います。
また、ヒール部分には反射素材も採用されていて、視界の悪い雨の日でも視認性を高めてくれて安心ですね。
不快な思いをして自転車に乗る気が失せてしまわないように、足元の雨対策も忘れずに準備をしておきましょう!
TEXT:Kazu