
余韻が素晴らしい。無駄に鳴らしたくなる、ちっちゃかわいいベル
自転車のパーツの中でもそこまで着目されないある意味「地味な存在」のベル。
確かに良く考えてみると、「俺、新しいベル買ったんだ」なんていう会話はなかなか聞いたことがありません。
友人にそう話しかけられたとしても、「あ、そう」で終わってしまう可能性が9割でしょう。
今回はそんな脇役パーツと思われているベルの中でも主役級の音色を奏でる商品をご紹介します。

こちらのベル、知る人ぞ知るロングセラー商品。
真鍮でできたボディはその小ささから想像もできない奥行きのある音色を醸し出します。
普通のベルの音が「リンッ」だとしたら、真鍮ちび丸ベルは「リーーーーーーーン」位の余韻があります。
まさにお寺の鐘を鳴らした時のような、何とも心地いい余韻です。
意味もなく鳴らしたくなる衝動にかられますが、そこは我慢。
自転車のベルは公道を走る場合は道路交通法上必ず装備しておかないといけないアイテムです。
どうせつけるなら、ベルにもこだわってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、自転車のベルの使用が定められているシチュエーションは、見通しの悪い曲がり角などでの警報としての使用。歩行者に道を譲ってもらうための使用は禁止されているので、お気を付けください!
TEXT:harry
梅雨の汚れを落として夏を迎えよう
今年の梅雨は始まりが遅く、週間を通して雨が続くので非常に長く感じます。
私は雨でも自転車通勤。そのためこの梅雨の間通勤に使用した愛車は毎日ドロドロ。
休日も比較的雨や雨上がりのケースが多いため、フレーム周りはかなり汚れてしまっております。
当然雨の後には愛車のクリーニングを…というのは毎回言ってきていることなのですが、
今回は更に追加で言わせていただきます。
「チェーンクリーニングをする際、スプロケットも一緒に掃除しましょう!」
実際に先日雨用自転車を久しぶりに洗浄したところ、スプロケットの間からデロデロになった泥とオイルの混合物が。
せっかくチェーンを掃除してもスプロケットがキレイになっていないと、そこから汚れが付着し結局は全体が汚れていってしまいます。
スプロケットの間の掃除は、こんな道具がお勧め。

ギザ状の刃はギアの間に深く詰まった泥を確実にかき出し、長短ブラシで細かい汚れを落とします。
他メーカーのブラシだとブラシ1つだけのケースが多いですが、場所に合わせて使用できるので便利です。
奥に詰まった汚れがゴッソリ取れる瞬間はとっても爽快!(でも溜まる前に掃除しましょう)
より入りにくい奥の隙間には、歯間フロスの様なこちらもお勧めです。

もちろんフレームの掃除も忘れずに!
フレームに付着した泥や砂などの汚れは、そのまま拭いてしまうと逆にフレームを傷つけてしまうことがあります。
こういった柔らかめのブラシで水洗いしてしまいましょう。

雨天走行後はそのままサッとブラシをかけて、サッと拭いて乾かすだけでも汚れ具合は違いますよ!
梅雨が明けたら気持ちよく走りだせるよう、愛車もしっかり掃除してあげましょう。
TEXT:yaromai