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メニュークリックで該当箇所までスクロールできます車→自転車に変えればCO2排出量が大幅に削減できる!
「地球環境のことを考えて、車から自転車利用へ!」と言われても、なかなかピンときませんよね。実際、車から自転車に変えることでどれくらいCO2排出量が削減できるのか。そして家計にとってどれくらいお得になるのか?きちんと知れば、きっと自転車に乗り換えたくなる「自転車のエコ具合」についてご紹介いたします。
★10秒まとめ読み
自動車から自転車に乗り換えれば、家庭から排出されるCO2の約30%が削減可能に!さらに車の維持費ぶん、年間で約25万円も節約できる可能性が!
一人が1km移動するときのCO2排出量は、例えば自家用車なら131g、バスなら109g、鉄道なら28gというように、移動手段によってさまざまです(※1)。こうして比較してみると、自家用車の排出量ってとても多いですよね。実際、家庭から排出されるCO2の約30%は自動車からと言われています。そのうえ自動車による移動は一人での利用が約80%を占め、約40%が5㎞以内の移動なんだとか。こうした事実から、みんなができる地球温暖化対策のひとつとして、自動車からエコな自転車利用への転換を求める声が世界中でたくさんあがっています。
(注1)出典/国土交通省輸送量あたりの二酸化炭素の排出量(旅客)(2020年度)
シェアサイクルを積極的に活用してエコに貢献!
自転車利用への転換で注目されているものに「シェアサイクル」があります。アプリや会員カードを使ってステーションと呼ばれる駐輪用スペースで自転車を借りて、移動先のステーションで乗り捨てができるサービスです。ステーションは各地に設置されているので、設置エリア内であれば自転車を所有していなくても、気軽に移動することができます。使ったことはなくても、駅前などで何となく見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
シェアサイクル用の自転車が20,000台以上もあるフランスを筆頭に、欧米ではすでに特別なものではなくなっているシェアサイクル。日本国内でもネットワークがどんどん広がっていて、自転車利用を促進する観光地や、それに伴って駐輪場やマップが整備されているエリアも増えています。
【例えばこんなときにシェアサイクルが大活躍!】
〈近所のショッピングモールへお買い物〉
シェアサイクルを借りてショッピングモールまで行き、そこのステーションに自転車を返却。ショッピングを楽しんで、帰りは荷物が多くなったらバスで帰宅。駐車場の空き待ちや入出庫の時間もかからずストレスフリーです!
〈観光地で小回りのきく移動手段として〉
車や電車でアクセスして、現地の移動手段としてシェアサイクルを利用。小回りがきくぶん、エリア内の観光地を効率よく巡られることはもちろん、その土地の空気を全身に感じながらじっくり観光することができます!
下の画像をクリックすると(シェアサイクルのご紹介)をご覧いただけます。
自動車から自転車通勤に変えたらこんなにお得!
自転車利用に転換すると、CO2排出量削減の他に“とっても経済的”というメリットがあります。家庭にとっては、むしろこっちのほうがポイントと言えるでしょう。車の大きさやどれくらい乗るかによってちがいますが、一般的な1.5L(レギュラーガソリン)タイプの車の場合、自動車税、車検費用、自賠責保険料、任意保険料、メンテナンス費、ガソリン、駐車料金などで年間平均約250,000円の維持費がかかるそう。自転車にすればこれだけのお金が節約できると思うと、かなり魅力的ですよね。
他にも通勤で自転車を使用する場合、車や電車とちがって遅延の心配がなく、道路渋滞や満員電車のストレスを感じないというメリットも。健康面でも、自転車通勤が朝のエクササイズになって眠気スッキリ!集中して仕事に臨むことが期待できます。また、仕事終わりも自転車での運動を取り入れることでリラックス効果が期待できます。