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- 茨城県かすみがうら市で開催されたJBCF最終戦のロードレース
- 川勝選手【新金岡店/E1】
- 布田選手【名取店/E1】
- 鉄山選手【甲府富士見店/E1】
- 大倉選手【港北電動アシスト館店/E1】
- 小林(毅)選手【調布店/E1】
- 小林(将)選手【新座店/E1】
- 永友選手【THE BASE南大沢店/E1】
- 能戸選手【浜松幸店/E1】
- 中村選手【本社/E1オープン参加】
- 竹中選手【橿原葛本店/E2】
- 常富選手【静岡インター通店/E2】
- 結城選手【サンストリート浜北店/E 2】
- 蒲原選手【佐倉店/F】
- 2023年シリーズのJBCFレースは終了となりました
茨城県かすみがうら市で開催されたJBCF最終戦のロードレース
10月22日(日)に、茨城県かすみがうら市坂・田伏特設コースで開催された「JBCF第 3回かすみがうらロードレース」に、あさひ公式レーシングチーム「MiNERVA-asahi」の選手達も参戦しました。
※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。
今回のかすみがうら市でのロードレースをもって、今シーズンのJBCFが主催するレース日程の全てが終了となります。
チームとしては、年間総合ランキング首位の座はほぼ確定しておりますが、各選手にとっては各自のランキングをひとつでもあげるために、最後まで気が抜けないレースとなります。
E1の川勝選手にとっては、去年のかすみがうらロードレースで、最後に 3人の逃げグループを作るも3位に終わってしまった悔しいレース。
今年こそは、素晴らしい結果とともに、今シーズン最後のレースを締めくくってくれる事でしょう。
<<コースマップ>>
出典:「JBCF第 3回かすみがうらロードレース」テクニカルガイドより
今回のレースに参戦した選手は下記となります。
<<E1>>4.8km×15周=72.0km
川勝選手【新金岡店勤務】
布田選手【名取店勤務】
大倉選手【港北電車アシスト館勤務】
小林(毅)選手【調布店勤務】
小林(将)選手【新座店勤務】
鉄山選手【甲府富士見店勤務】
永友選手【THE BASE南大沢店勤務】
能戸選手【浜松幸店勤務】
中村選手【本社勤務/オープン参加】
<<E2/3>>4.8km×10周=48.0km
竹中選手【橿原葛本店勤務】
常富選手【静岡インター通店勤務】
結城選手【サンストリート浜北店勤務】
<<F>>4.8km×10周=48.0km
蒲原選手【佐倉店勤務】
今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手達のレースレポートを、ぜひご覧ください。
川勝選手【新金岡店/E1】
リザルト=12位
今シーズンの最終戦。
昨年は逃げ切りで3位に入ったレースなので、同じような展開に持っていきたいところ。
スタート直後は猛ダッシュで先頭をキープし、とにかく位置取りに気をつけながらレースを進めます。
だいたい10番手前後くらいをキープしていました。
直角コーナーが多く、上りは1分弱が1回あるのみ。クリテリウムのようなコースレイアウトは集団後方の選手を、どんどん消耗させていきます。
時々、アタックがかかりメンバーによっては自分も反応したりしてみましたが、今回のレースはハイスピードで進み続け、決定打は生まれず。
チャンスを伺いながら迎えた12周回目の上りでアタック。
大森選手【BMレーシングZUNOW】と僅かに集団からリードを奪います。
強力な選手と抜け出すことができたと思いましたが、湖沿いの平坦区間で吸収され、カウンターで北川選手【Bellmare Elite Team】がアタック。
一瞬集団は見合ってしまい、10秒程度先行します。
次の上りでチームメイトの布田選手がアタック。自分は割ときつかったのですが、なんとか着いていきます。
20名ほどに絞られた集団もみんな頑張ります。
北川選手が単独先頭のまま14周回目。若干牽制モードに入り手段のペースが落ちます。嫌な感じだけど、最終周回のペースアップでキャッチできると判断して、集団に任せます。
最終周回に突入し、とにかくゴール前の上りを集団の前方で入らないといけません。湖沿いで北川選手を吸収し、50km/hオーバーで位置取り争いをしながら集団は進みます。
ラスト約1kmで森口選手【JIN CYCLING TEAM】がアタックし集団はさらに活性化しますが、自分は位置取りに失敗し、埋もれてしまいました。
最後の上りは、めいっぱい頑張ったけど、キレはなく。集団内でゴールとなりました。
布田選手【名取店/E1】
リザルト=13位
先週のレースでの落車から1週間が経ち、少し調子を落としてしまいました。
腰に痛みが少し残っているのと、練習では出力が思ったように出せず、レースに対しては少しマイナスな印象ですが、今年最後のレースなので諦めずに、粘り強く走りたい。昨年は8位だったので、コースとの相性はそこまで悪くはないはずです。
コースはコーナーがキツく、ロードレースというよりはクリテリウムに近い印象。集団の後方に下がるとインターバルがキツくなってしまうので、なるべく前方で走るように心がけます。
しかし、コーナーの処理が上手くいかず、終始20〜30番手ほどをキープする形に。
コーナーの立ち上がりはキツいが、周りの選手を使ったり、追い風になる湖畔沿いで位置を上げるなど、出来るだけ脚を使わないように意識しました。
上りは道が狭く前方の選手と詰まってしまうため、無理に前に出る事はせずに、上り切った後の平坦区間で踏むように心がけます。
スタートから特に大きな逃げはできずに距離を消化していきます。
ペースが昨年よりも速かったのか、中切れ等で徐々に人数を減らし、残り5周回程で気づいたら集団は30人程になっていました。
残り3周回に入る上りでチームメイトの川勝選手がアタック。
3人ほどで数秒先行したものの、集団も容認する雰囲気ではなく、湖畔沿いで追いつき吸収します。
そこからカウンターで北川選手【Bellmare Elite Team】が単独で飛び出します。
10秒ほど先行を許してしまったので、追いかけつつ集団の人数も絞る為、上りをかなり強めに踏んだが追いつけず、人数も絞れず、そのままリードをキープさせてしまいますが、集団は無理に追うというよりもスプリントに備えて泳がせている印象でした。
そのまま最終周回へ。
最終周回は位置取りの為に一気にスピードが上がり、湖畔沿いは50km/hを優に超えます。
北川選手をキャッチしたタイミングで森口選手【JIN CYCLING TEAM】がアタック。かなり勢いが良く、コレが決まってしまいました。
入賞するには、最低でも10番手以内で最後の上りに入らなければいけなかったのですが、湖畔沿いの平坦区間で位置をあげられず、20番手くらいで入ってしまい、そこからできる限りもがきましたが、上りで失速した選手を追い抜くのに手間取ってしまい、上手くスピードに乗せられず、入賞圏外の13位でのゴールとなりました。
鉄山選手【甲府富士見店/E1】
リザルト=29位
今回も先頭スタートでストレス少なくレースに臨めました。
しかし1周回目の湖岸から上りへ入る右コーナーで前の選手がバランスを崩し落車しそうになり、何とか回避するも回避のため番手を下げて上りへ入ってしまいました。
上りを踏んで前に行こうとしますが、集団が伸びすぎて集団について行くのにイーブンペースで上るのが精一杯。
なんとか前にあがろうとしますが、終始ハイスピードで狭いコース幅も相まって位置をあげられぬまま周回を重ねてしまいます。
特にコース上側の2箇所の直角コーナーは集団後方だと0kmに近いぐらいの減速から踏み直さなくてはいけないので相当キツく、あがったりさがったりを繰り返して周回を重ねていきますが、12周回目の上りで踏めなくなってしまい集団からドロップ。
追い付いてきた3名で残りを走り29位でゴールとなりました。
大倉選手【港北電動アシスト館店/E1】
小林(毅)選手【調布店/E1】
小林(将)選手【新座店/E1】
リザルト=DNF
最前列でスタートしましたが、湖畔側のコーナー手前で集団密集のなか順位を落として中盤あたりに。
レースペースが速く、コーナー後の立ち上がりでは全開で踏まないと、すぐに集団から遅れてしまいそうな状態でした。
3周回目の上りで前の選手が他の選手と接触して、端を走っていた自分は避けるために足をついてコースアウト。
ここは冷静にクリートはめ直して集団に復帰することができました。
ただ、全開で踏んでしまったため、ここからのインターバルがかなりキツくなり、5周回目のコーナー立ち上がりで完全に遅れてしまいます。
その後は、遅れた選手とグルペットを形成しながら走りますが、8周回完了時にタイムアウトによりレースを降ろされDNFとなりました。
永友選手【THE BASE南大沢店/E1】
能戸選手【浜松幸店/E1】
リザルト=DNF
昨年はE2で入賞してE1への昇格を決めたレースです。
コースはゴール手前に30~40秒の上りがあり、1分未満の上りは得意だし、調子もいいので、シーズン最終戦なので入賞を狙って出走しました。
序盤は逃げたい選手もいて、コーナー毎にインターバルが強くかかり、苦しい展開が続きます。
集団からの飛び出しが散発しますが、決定的となるような動きはなく、集団は1つのまま周回を重ねていきます。
自分も序盤は集団中腹で待機しつつ、時折集団前まであがったり埋もれないようにしながら周回をこなしていきます。
9周回目の上りで、集団が一列棒状から横に広がったタイミングで、1番左端を走っていると急にバイクがガタガタし始めました。
上り終えたところで止まって見ると、後輪タイヤの空気が抜け切っており、ここで完全に停止。(後でみると、大きなステープルが刺さり込んでいました)
なんとか補給ポイントまで漕ぎ着け、ホイールを交換してリスタートしますが、集団に追いつける見込みはなく。
パンクしてからリスタートまで2分ほど要したため、湖畔沿いの長い直線でさえ集団がもう見えなくなってしまっていました。
10周回を終えたところでタイムアウトを知らせる赤旗が振られてしまい、DNFとなりました。
脚はまだ残っていたので、悔しくも不完全燃焼なレースとなりました。
中村選手【本社/E1オープン参加】
リザルト=DNF
マスターズのロードレースが無かったため、今の自分がどこまで戦えるか確かめたかったこともあり、去年まで登録していたE1カテゴリでオープン参加しました。
序盤から全体的にハイペースだが、勝負所になると思っていた上りのペースはゆっくりで問題なく走れるペース。
ただ、このコースは全体的に道幅が狭くタイトなコーナーが複数あるため、集団の前方にいないとひたすらインターバル地獄になってしまうことは分かっていましたが、今シーズンは少人数のマスターズしか走っておらず、久しぶりの大人数の集団走行で上手く立ち回ることができず、結局あっけなく集団中切れに取り残されてしまい、何もできずに遅れてしまいました。
せめて一仕事と湖畔の直線を全力で踏み、一緒に遅れたチームメイトの大倉選手を集団まで引き上げたところで自分は追いつけず。
最後はチームメイトの小林(将)選手と共に遅れた集団を回すものの、8周回完了時点でタイムアウトとなりました。
竹中選手【橿原葛本店/E2】
リザルト=28位
目標はシングルリザルトで昇格を目指します。今シーズンは何も結果が出せず調子の波も激しく苦労した1年でしたが、最終戦に向けた調整は良好で調子はすごく良く感じていました。
リアルスタート直後にチームメイトの結城選手と一緒に一気にペースを上げ、コーナーの立ち上がりも強めに踏み集団を縦に伸ばします。
1~2周回目は集団を絞る為に積極的にローテーションに参加します。
3周回目からは前回の群馬CSCロードレース9月大会で2日間とも優勝している高久選手【日本体育大学】の動きに注意しながら15番手~20番手ほどで距離を消化していきます。
動きがあったのはスプリント周回がかかった7周回目。ポイント賞を狙った動きでゴール前の上りでペースがあがり、ペースアップに耐え切れずにドロップする選手をかわしながら先頭を追いかけますが、中切れが多発し狭い上りでうまく前にあがれずギャップができてしまいます。
ギャップを埋めるのに半周ほど使い、何とか集団に復帰しましたが、ここで結構脚を使ってしまいました。
あとは勝負所の上りを先頭付近で入れるようにし、如何に湖畔沿いで番手をあげるかに集中して走ります。
ラスト1周回になると、やはりみんな考えることは一緒で、牽制が入り集団は道幅いっぱいに広がり、前に出るスペースはなく集団の後方で上りに入ってしまい、そのまま勝負に絡むことが出来ずにゴールとなりました。
常富選手【静岡インター通店/E2】
結城選手【サンストリート浜北店/E 2】
リザルト=DNF
スタート後、下りから右クランクに入る個所の道幅が狭くかなり危険なので、脚を使って先頭に上がり通過します。
そのあともハイペースのまま湖沿いを進み上り区間へ。少し埋もれてしまいましたが、20番手ほどでクリアします。
2周回目に入るとアタックがかかりますが、風も弱く、決定的な逃げはできず、集団のまま淡々と進んでいきます。
2周回目の上り区間へは先頭で侵入しそのままゴール直前まで集団の先頭で走ることができ、自分のペースで上れたので、かなり楽に走ることができました。
3周回目に入ると、体が動き出してきたので、かなり自信を持って走ることができていたのですが、4周回目の湖沿いに出るコーナーで、前を走っていた選手がペダルを地面にヒットさせて落車し道を塞いでしまいました。
嫌な予感がしていたので、車間を開けていたのですが、避けきれず、乗り上げる形で自分も落車。
すぐに起き上がれそうでしたが、ホイールのスポークが数本折れて回らない状態になっていたため、ここでレース続行が不可能となりDNFとなってしまい、非常に悔しいレースとなってしまいました。
蒲原選手【佐倉店/F】
2023年シリーズのJBCFレースは終了となりました
2月25日に鹿児島県で行われた第1回JBCF鹿屋・肝付ロードレースで開幕した2023年シリーズのJBCFのレースも全てのスケジュールが終了となりました。
MiNERVA-asahiが主戦場としているJエリートツアーの年間個人総合ランキングでは、中島選手がで3位、大倉選手が9位、川勝選手が10位とトップ10内に3名の選手がランクインし、チームとしてはチームランキングにおいて年間総合優勝する事ができました。
<<2023 JBCF J ELITE TOURチーム総合順位>>
1位 MiNERVA-asahi 9,911pts
2位 VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM 5,713pts
3位 mkw 4,955pts
シーズンを通してレース会場やこのブログを読んで、皆様からたくさんの応援・声援をいただき、本当にありがとうございました。
今後もMiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。
過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。