もうすぐ花火大会! 大事なイベント前には自転車の空気チェックを忘れずに!

2024.07.17

チェックと空気、漏れてませんか?

今年も花火大会の季節! 楽しみですね!

毎年花火大会の日は「公共交通機関は混むし、ちょっと遠いけど自転車で行こう」という方も多いのか、空気を入れに来られるお客様が多い印象があります。

中には久しぶりに自転車を出したら空気が抜けていて、すぐに乗りたいのに困ったという方も…。

 

いざという時に自転車の空気が抜けているということ、よくありますよね。

今回は自転車の空気チェック方法と入れ方について解説します。花火大会を思いっきり楽しむためにもぜひ最後までお読みください!

 

★10秒まとめ読み

大事なイベント前には、自転車の空気チェックを事前に済ませましょう!

当日のトラブルを避けるためにも、早めの準備をおすすめします。

自転車空気チェック&診断リスト

困った!

週末の花火大会に自転車で行こうと思って、久しぶりに見たらタイヤがペチャンコ!もしかしてパンク?修理が必要なのかな?

 

実は!空気漏れをしているときは様々な原因が考えられます。

・自然の空気抜け
・バルブの緩み
・虫ゴムの劣化
・パンク

以下の項目に沿って状態チェックしながら空気を入れ、当日は万全の状態で迎えられるようにしましょう!

□チェック1 最後に空気を入れたのはいつ?

最後に空気を入れてから、数か月も経っているようなら自然の空気抜けの可能性が高いです。

 

□チェック2 バルブは緩んでいない? 

バルブは右回り(時計回り)で締まり、左回り(反時計回り)で緩みます。

締まる方向にナットが回る場合、バルブ緩みが原因で空気が抜けていた可能性があります。

 

□チェック3 虫ゴムは劣化していない?

虫ゴムは空気の逆流・漏れを防いでくれる栓の部分です。

劣化してしまうため、1年に1度を目安に交換が必要です。しばらく交換していないという場合、虫ゴムの劣化が原因の可能性が高いです。

 

ちなみに写真は劣化している状態。空気を保持できないので新しい虫ゴムへの交換が必要です。虫ゴム交換方法はこちらをご覧ください。

英式バルブの虫ゴム交換方法を見る

 

□チェック4 パンクの可能性はない?

タイヤに刺さりものや、亀裂が無いかも要確認。ゆっくりタイヤを回しながら全周確認しましょう。

異物があればそれが原因でパンクしている可能性があります。その場合は自転車店に持ち込んで修理をしてもらいましょう。

原因が分からないなあ。

バルブと虫ゴムは大丈夫。刺さりものも無かったけど、空気圧を気にせず乗ってたから、中でチューブが削れてパンクしてる可能性もあるかも…? でもしばらく乗って無かったから、やっぱりただの自然な空気抜け?

 

適正空気圧まで空気を入れて、様子を見てみましょう!

もしパンクしている場合は、半日も経たずにまたタイヤがペチャンコになってしまいます。
その場合は修理が必要なので、近くの自転車屋さんに持っていきましょう。

[バルブ形状別]空気の入れ方

自転車のバルブには、こちらの3種類があります。

それぞれで空気の入れ方が違うので、ご愛用の自転車のバルブ形状をお確かめの上、対応の空気入れをお使いください。

 

・英式バルブ/EV

一般的なシティサイクルに使われているバルブは、ほぼこのタイプです。

空気の入れ方や注意点はこちらをご確認ください。

英式バルブの空気の入れ方と注意点を見る

 

・仏式バルブ/FV

ロードバイクやクロスバイクなど、スポーツサイクルに多く採用されています。

動画付きで詳しく解説していますので、こちらをご覧ください。

仏式バルブの空気の入れ方と注意点を見る

 

・米式バルブ/AV

主にマウンテンバイクに使われています。仏式バルブ対応の空気入れは、米式バルブにも対応しています。

まとめ

早めにチェックしておいて良かった~!

しばらくするとまた空気が抜けていたのでお店に行ったところ、小さなパンクでゆっくり空気が漏れていたみたい!これが花火大会当日だったら大変だったなあ~。

 

定期的な空気圧チェックが快適な自転車ライフには欠かせませんね。

 

今回のようなパンクの自己診断をはじめ、チェーンから音がする、自転車に乗ると前より疲れる…等、そんな日常的に感じる小さな不安や困りごとについて「あなたの街の自転車相談所」で役立つ情報をご紹介しています。下のバナーをクリックして、是非参考にしてみてください!

TEXT: スタッフかにっこ