
TOPICS
- 大阪府で行われたタイムトライアルとクリテリウムレース
- 鉄山選手【E1/山科店】
- 中村選手【E1/本社】
- 小林(毅)選手【E1/八王子楢原店】
- 佐藤選手【E1/灘徳井店】
- 永友選手【E1/THE BASE南大沢店】
- 大島選手【E2/岡崎南店】
- 堀井選手【E2/池田店】
- 堀江選手【E2/岐阜市橋店】
- 次のレースは南魚沼クリテ&ロードレース
大阪府で行われたタイムトライアルとクリテリウムレース
9月3日(土)〜4日(日)に大阪府大阪市の舞洲スポーツアイランド・空の広場内特設コースで「第14回JBCF舞洲タイムトライアル」と「第36回JBCF舞洲クリテリウム」が開催され、あさひ公式レーシングチーム「MiNERVA-asahi」の選手達も参戦しました。
※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。
今回のレースでは土曜日に全長2kmのコースで選手が1人ずつ走りタイムを競うタイムトライアルが行われ、翌日の日曜日には850mのオーバル状のコースを周回して着順を競うクリテリウムが行われました。
タイムトライアルでは2kmのコース内に5カ所のコーナーが設定されており、うち3つのコーナーはキツいヘアピン状のコーナーが設定されコーナーごとに減速と加速が繰り返されます。コーナー手前での減速やコーナリングテクニック、そこから如何に直線区間でトップスピードまでもっていけるかなど、ライディングテクニックと脚力の両方が求められます。
クリテリウムのコースはオーバル状の一見単調なコース設定に見えますが、コチラもコーナーへ進入する際の集団内での位置どり、コーナー毎に繰り返されるストップ&ゴーにより脚力はみるみる削られていきます。また、この日は九州付近にある台風11号の影響からか風も少し強くふきバックストレート側では完全な向かい風となり選手たちを苦しめました。
出典:JBCF「第14回JBCF舞洲タイムトライアル」テクニカルガイドブックより
出典:JBCF「第36回JBCF舞洲クリテリウム」テクニカルガイドブックより
今回のレースに参戦した選手は下記となります。
<<タイムトライアル>>
・E1クラスタ(距離:2km)
小林(毅)選手【八王子楢原店】、佐藤選手【灘徳井店】、永友選手【THE BASE南大沢店】、中村選手【本社】
・E2クラスタ(距離:2km)
堀井選手【池田店】、堀江選手【岐阜市橋店】
<<クリテリウム>>
・E1クラスタ(E1-1/距離:0.85km×30周=25.5km)
小林(毅)選手【八王子楢原店】、鉄山選手【山科店】、中村選手【本社】
・E1クラスタ(E1-2/距離:0.85km×30周=25.5km)
佐藤選手【灘徳井店】、永友選手【THE BASE南大沢店】
・E2クラスタ(距離:0.85km×22周=18.7km)
大島選手【岡崎南店】、堀井選手【池田店】、堀江選手【岐阜市橋店】
※E1クラスタはエントリー人数により2クラスに分かれての開催となります。
今回、MiNERVA-asahiから参戦した、それぞれの選手のレースレポートを、ぜひご覧ください。
鉄山選手【E1/山科店】
リザルト:クリテリウム=2位(E1-1)
<<クリテリウム>>
E1クラスタに昇格してから初となるクリテリウムレース。アップダウンの多いロードレースでは実力差が大きく出てしまうため、平坦のクリテリウムでは結果を出さないと。と自分に言い聞かせて表彰台を目標にレースに臨みました。
レースプランは、チームメイトの中村選手と小林選手の2人が交互に逃げにトライし、自分は集団で脚を温存し、逃げが容認されなければチームメイトのアシストを受けて最終スプリント。最終コーナーを良い位置で抜けるためにどうするかを考えながらレースを運びます。
チームメイトの2名含め多くの選手がアタックしますが、集団が容認せずバックストレートは向かい風ながらもすごいスピードでレースが進んでいきます。結局レースの平均速度は43.75km/hでした。
ただ良い位置をキープして走ることができていたので、余裕を持って集団についていきます。
勝負となるレースの終盤、1周が1kmもないため残り3周ぐらいから集団前方目指し位置を上げます。
残り2周に入る前に、小林選手と合流して集団の前方へあがります。一方中村選手は前方でペースアップ。混戦を避けるために集団を縦に伸ばします。
約半周回ほど中村選手のペースアップの後に、バックストレートでそのまま小林選手に連れられ集団の先頭へ。
全開の牽引でまる1周回は他のチームの選手は出てくることができず。牽引が終わる寸前、次の展開をどうするか?まだ自分で行くには長いけど、ウカウカしていたら周りに囲まれて位置を落としてしまいます。
その時マークしていたリーダージャージを着る小林選手【soleil de lest】がアシストに連れられ横を上がっていきます。すぐに小林選手【soleil de lest】の後ろに飛び乗り、前にsoleil de lestの2名、自分は3番手で最終コーナーを抜けます。最終コーナーを抜けてゴールスプリントを開始。
優勝した小林選手【soleil de lest】には一歩及ばず2位でゴールとなりました。後ろからも並ばれかけましたが気合いで踏んで2位を確保することができました。
シーズン終盤まで時間がかかりましたが、E1クラスタで初の表彰台にあがることができました。
特に終盤はチームの連携が想像していた通り綺麗に決まり、スプリントに送り出してもらえました。今回の結果はチームメイトの中村選手や小林選手の献身的なアシストのおかげでした。
自身の結果のためでなくチームのために走ってくださった姿勢にはホントに頭が下がります。それに応えなくてはと、いつもより気合も入りました。
ただやはり勝ちたかったです。
2位も嬉しいですが、あと少しのところだったので余計に悔しいです。まだまだスプリントのパワーやゴール前の動きも未熟ですが、今回の反省を生かしつつ、さらにチームの連携も磨き、次回こそは優勝を目指して頑張ります。
中村選手【E1/本社】
リザルト:タイムトライアル=4位、クリテリウム=27位(E1-1)
<<タイムトライアル>>
春に開催されたレースと異なる点は、スタート時にホルダーがいること。
これまでコロナ禍で感染予防のためホルダーなしのレースでしたが、本来のタイムトライアルのルール通りになりました。
これにより選手はペダルに足を乗せた状態からスタートすることができるため、スタート時のクリートキャッチミスからは無縁となります。逆に言えば他選手がミスする可能性もなくなるので、本当に脚力とテクニックでの勝負となります。
コース自体は2kmの超短距離を大小複数回の180度のターンと加速を繰り返すいつもの内容。コースは慣れている。
直前の一般の部にも参加して感触を確かめていたので、直線の加速・コーナーを丁寧に処理して大きなミスなく走行。
長い直線でもしっかりとスピードに乗れており、加減速時のチカラの出し入れもうまく行ったので最後まで踏み切ることができました。
結果、タイムは2分56秒28と、その時点で暫定3位。そのまま順位を保てるか…と淡い期待をするも終盤に1名に抜かれ、最終で4位のリザルトとなりました。
タイムトライアルとは言え、初のE1クラスタでの入賞。素直に嬉しかったです。
できれば表彰台に乗りたかったですが、上位3名との差は大きく、今ある全力を尽くせた結果なのでこれは仕方がない。
<<クリテリウム>>
前年のこのレースでは、勝ち逃げに乗ったものの途中でドロップしてしまい、表彰台を逃した苦いレースでもあります。
今回も積極的に逃げるなどして戦いたいところ。
ただ、春の舞洲レースで逃げ続けたチームメイトの小林選手と同じ組なので、チームとしても波状攻撃の逃げを行い、もし逃げることができなければ、同じくチームメイトの鉄山選手に最後のゴールスプリントを託す作戦でした。
レースは事前のメンバーを見ていた予想通り、アタックが散発する展開に。ただし春の時のように平均速度は速く、逃げは決まりません。
レース中はチームメイトの小林選手が何度も逃げたり、自分が度々逃げたりと、連続でアタック。時には2人一緒に逃げを試みるも集団のペースが速く決まりません。
その後も21周目から南選手【TeamZenko】と周回賞のタイミングから飛び出し、しばらく逃げるものの決まらず、鉄山選手に託す方向へと切り替えました。
ゴールスプリントになる場合、最終コーナー前で集団に埋もれてしまえば脚力があっても何もできなくなるコースなので、小林選手が鉄山選手を引き上げられる様に準備するのと、残り2周回のタイミングでアタックして集団のペースを上げます。
ペースが上がれば集団は縦伸びするので、あとは小林選手と鉄山選手に託すのみ。最終周回に鉄山選手が小林選手に連れられて前方に上がっていくのが見え、鉄山選手は3番手で最終コーナーを抜け、そしてスプリントへ。
リーダージャージの小林選手【soleil de lest】には及ばなかったものの、鉄山選手は2位でゴールしました。役目を終えた自分は最終周回も最後まで踏み抜き集団ゴールで27位となりました。
最後の駆け引き、踏み抜いた実力は鉄山選手の実力であるものの、そこまでの場面に小林選手と共に協力できたのは嬉しかった。チームメイトの結果に素直に喜べるレースとなりました。
小林(毅)選手【E1/八王子楢原店】
リザルト:タイムトライアル=8位、クリテリウム=39位(E1-1)
<<タイムトライアル>>
2kmの短距離タイムトライアルですが、昨年のE3クラスタで出場した時は、この舞洲レースで2位になりE2クラスタへ昇格することができたので、今回も入賞を目標にしていました。
今回のタイムトライアルではホルダーがいるため、ビンディングペダルにクリートをはめた状態から、ミスなくスタートすることができました。
スタートと同時に一気にトップスピードへ加速します。出だしは悪くありませんが、焦って後半のヘアピンコーナーで減速しすぎてしまい、結果は8位と入賞まであと2秒ほどのタイムとなりました。
<<クリテリウム>>
舞洲のコースに苦手意識はありませんが、最後ゴールスプリント勝負になってしまうと自分には分が悪いレースです。
作戦としては主にチームメイトの中村選手と交互にアタックして波状攻撃を行い、逃げが決まらないようであれば同じくチームメイトの鉄山選手に託す作戦でした。
スタート直後からアタックする選手はいますが、集団もハイペースで決まる様子はありません。
中村選手とは交互にアタックすることができ、集団を抑えに入ることもありますが不発に終わります。
逃げを試みることもありましたが、決められない雰囲気だったので鉄山選手のスプリントに託そうと考えます。
28周目集団後方へ下がり鉄山選手を探し、少し後ろへ着きます。このタイミングで中村選手が先頭を引いているのがわかりました。
29周目のバックストレートで集団が詰まったところで、前にいる鉄山選手が少し前へ上がろうとしているのを見て先頭を引き始めます。しかし、最終周のバックストレートで限界を迎えてしまい、鉄山選手に託す形となってしまい、そのまま39位でゴールとなりました。
鉄山選手はゴールスプリントで2位入賞となりチームとしては嬉しい結果となりましたが、勝負のかかったあのタイミングであと一歩踏み抜けなかったのは自分の弱いところです。飛び出すタイミングは自分の脚質を考えれば妥当な位置だったで、最後まで踏み抜けるようトレーニングしていきたいと思います。
佐藤選手【E1/灘徳井店】
リザルト:タイムトライアル=26位、クリテリウム=9位(E1-2)
<<タイムトライアル>>
翌日に行われるクリテリウムに向け、脚に刺激を入れる目的もありスタートから全力で挑みました。
レース時間は約3分程なので、普段のトレーニングでも行っている3分走の自己ベストを基準にペダルを踏みます。
今回は風がほとんど無く、脚を緩められる追い風が吹いていなかったので、春に開催されたレースに比べてタイムを落としてしまいました。
ただ、春とは違いスタート時にバイクを支えてくれるホルダーが付いたので、全体的にタイムが上がるはずなのに、他の選手達もタイムが伸び悩んでいたので、例年よりも高かった気温や風による影響が大きかったのではないだろうか。
<<クリテリウム>>
E1クラスタは人数が多く2組に分かれてレースが行われました。
MiNERVA-asahiからE1クラスタには5名の選手がエントリーしましたが、ルーラー&パンチャー組(計3人)と、スプリンター組(計2名)に分かれる形となりました。
E1-2組目は自分と永友選手の2人共がスプリンター。
レース中はお互い自由に走り、終盤時点の調子次第では永友選手にアシストしてもらえるよう依頼してスタート。
1組目のレースを見ていても逃げはまず決まらないだろうと予測。
マークしていた3選手が絡むアタックがかからない間は、自分では追わない様にしていました。何度か逃げる選手もでてきますが、想定通り逃げは決まらず集団にキャッチされていきます。
暑さが酷いので、水分補給と自分の体への掛け水を欠かさないよう、消耗を抑えながら周回を重ねていきます。
ラスト3周回で永友選手にアシストしてもらえるよう声をかけます。
最終周回の第1コーナーで永友選手の後につきバックストレートで加速!と、思ったのですが永友選手が伸びない…。
左右から他の選手にドンドン抜かされていきます。
脚が残って無かったのかな?と、切り替えて他チームの選手の後に付きます。最終コーナーの直前で前に上がりますが、コーナー入り口で左右の選手が寄ってきて、落車がよぎり引いてしまいました。その後も、ゴールまでスプリントし9位となりました。
残念な結果ではありますが、調子は戻って来ています。チームワークなどの反省点を考え、次のレースに活かしていきたいと思います。
永友選手【E1/THE BASE南大沢店】
リザルト:タイムトライアル=17位、クリテリウム=19位(E1-2)
<<タイムトライアル>>
タイムトライアルは、春よりタイムを縮めることを目標に臨みました。
今回はスタート時にホルダーが付くのでクリートキャッチでミスすることなく無事にスタート。
そこからはコーナーの処理をきちんとこなし、踏めるだけ踏みましたが、結果は春より2秒ほどタイムを落としてしまいました。
レース後はタイムが落ちた理由が分からなかったのですが、知人からコーナー手前の減速が早かったと指摘されたので、来年はそこを改善してベストタイムを出せるよう頑張りたいと思います。
<<クリテリウム>>
クリテリウムは入賞orチームメイトの佐藤選手のアシストを目標にレースに臨みました。
前回の石川クリテリウムでの反省を活かし、入念にアップを行いレースがスタート。
序盤から逃げたい選手が先行しますが、バックストレートの強烈な向かい風で中々決まらない展開が続きます。緩んでは数名が飛び出す状況が続くが感覚的には特にキツさも無く、そのままレースは終盤に。
残り3周のタイミングで佐藤選手に声を掛けられ、アシストを託されたので、先頭付近まで上がりポジションを取り続けましたが、肝心の佐藤選手を見失ってしまいます。
結局、残り半分の地点で心拍的に限界が来てしまいポジションを落として、そのまま集団の中ほどでゴールとなり、入賞もできずアシストも完遂出来ない中途半端な結果になってしまいました。
ただ、いつもよりも多く学びを得られたレースでしたので、次戦の南魚沼クリテで今回の反省を活かしてチームに貢献出来るよう頑張ります。
大島選手【E2/岡崎南店】
リザルト:クリテリウム=37位
<<クリテリウム>>
伊豆での東日本ロード以来となるJBCFのレース。
8月頭までは順調にトレーニングできていたのですが、それ以降練習すればするほど調子が落ちる状態になってしまい、8月末に少し状態が上向きレースを迎えました。
レーススタート以降は比較的落ち着いて走れていましたが、集団前方での展開はできずに中盤~後方で周回を重ねます。
2回目ポイント周回後の、バックストレートで全体が少し緩んだので強めに踏んで先頭付近へ。昨年のレースでは何もできなかったので、自分で動いてみようとそのまま踏み続けて先頭へ。2人の選手がついてきましたがバックストレートで向かい風がかなりキツく、心肺も限界に達してしまったためペースを緩めてメイン集団へ戻る選択をしました。
残り3周からペースアップに対応できず、集団から遅れる形で完走となりました。
調子が上がらないなかで、なんとか自分から動けたのはよかったのですが、何度も打てる脚が無かったのは実力不足がはっきり現れてしまいました。
次戦の南魚沼まで、もう少しコンディションをあげられるように頑張ります。
堀井選手【E2/池田店】
リザルト:タイムトライアル=15位、クリテリウム=27位
<<タイムトライアル>>
舞洲タイムトライアルでは3分を切れば表彰台圏内に入ることができるので、毎年3分切りを目標にしていますがコーナーの減速とコーナー立ち上がりがなかなか上手くいかず、今年も3分を切ることができませんでした。
最近は短時間高強度の練習をメインにしていたので、例年よりペダルを強く踏むことができていたのにタイムが速くならないのはコーナーでの処理が上手くいってないと痛感させられました。
特に舞洲のようなテクニカルなコースでは力強さより滑らかに走るテクニックが重要になるので、今年も力任せになっていたのではないかと反省しています。
<<クリテリウム>>
自分のレースの前にE1の1組目で、チームメイトの中村選手、小林選手、鉄山選手の計画的なレース展開によって鉄山選手がスプリントで2位表彰台になった。
すごくいいレースだったので自分も良い走りをしたいと思いスタートラインに並びました。
E2は1組のみでチームメイトの大島選手と堀江選手と一緒の出走です。
自分の勤務する池田店によくご来店いただくお客様が応援に来てくださっていたので、いつも以上に気合いが入ります。
今年に入って練習メニューを短時間高強度多セットにしていたので周りを見る余裕ができ、なんとなくその実感が湧くレースでしたが風が強くなかなかスピードが出ません。
残り3周、風の兼ね合いで第2コーナーを抜けると毎周ペースが緩み、集団が詰まるのでポジションを前に前に移動すると簡単に先頭まで上がれたので温存しつつ最終周番手をキープしてスプリントに備えます。
第4コーナー抜けると追い風にかわり、まわりのペースも上がり集団は縦に伸びます。少しポジションを中盤ぐらいまで下げてしまいましたが、なんとか集団に食らいつきます。ただ周りの選手の加速が凄く、どんどん集団に飲まれていき27位でゴールとなりました。
堀江選手【E2/岐阜市橋店】
リザルト:タイムトライアル=18位、クリテリウム=28位
<<タイムトライアル>>
5月に開催された大磯クリテリウムレースから3ヶ月ほど空いて、久しぶりのレースとなりました。
タイムトライアルは得意ではないもののポイントの獲得、翌日のクリテリウムに向けての脚の調整といったイメージで挑みました。
4月の舞洲も同じコースで走りましたが、前回よりも風も強く非常にキツかったです。コーナーからの立ち上がりのパワーロスや、向かい風でのフォームのムラが目立ち前回よりもタイムを落としてしまいました。しかし、翌日のクリテリウムに向けて良いイメージを持つことができたのでそれだけでも収穫となりました。
<<クリテリウム>>
当日は気温も高くコンディション的には、かなり自分向きな天候でした。
アップ時は暑かったため背中に氷をいれ、オーバーヒートしないよう気をつけながら足をあたためました。アップと試走をした感覚としては、かなり脚も軽く動いてくれています。
今までのレースの時は、時間ギリギリまでアップをしてサインアップをし、整列をするタイプでしたが、今回は狭いコースに60人弱の人数が出走ということもあったので、早々にサインアップを済ませて最前列からスタートすることができました。
レースはスタートからアタックが繰り返されては吸収を繰り返し、鈍感な僕でもみんな集団スプリントで決着をつけたいのだとわかりました。
終始集団の10番手あたりを位置取りし、チームメイトの大島選手、堀井選手に集団前方での動きは任せておきました。
その為、終盤になっても脚は全く疲れておらず、最終スプリントに向けて万全の状態で臨むことができました。
ラスト3周回くらいから小さな逃げができましたがラスト1周で吸収し、最終コーナーをゴールスプリントに向けて4番手と最高の位置取りをすることができていました。
しかし、最終コーナーで前を走行する選手の後輪がスリップし、自分はその選手の外側にいたためコース脇のフェンスの方へ追いやられる形となりフェンスと激突し落車してしまいました。
レースに出る以上、落車の覚悟はして挑んでいますが、良い位置からゴールスプリントできる状況だったので、かなり悔しいです。これもレースだと心に言い聞かせ、今まで以上にトレーニングに精進しようと思います。
次のレースは南魚沼クリテ&ロードレース
MiNERVA-asahiの選手が次に参加するレースは、9月18日(日)〜19日(月/祝)に新潟県南魚沼市で開催される「第2回JBCF南魚沼クリテリウム」と「第7回JBCF南魚沼ロードレース」に参加します。
昨年もほぼ同じタイミング9月に開催されたこのレース。
クリテリウムは南魚沼市内の六日町・坂戸特設コース (1周/1.24km)で開催され、市街地で行われる数少ないクリテリウムレース。コース脇では地元の方などたくさんの方が観戦され、走る選手たちも楽しみにしているレースのひとつ。
2日目に行われるロードレースは三国川ダムを周回するコースですが、スタート/ゴールラインはダムの麓に設定されており、スタート後は一気に上り、起伏のあるダムサイドを走って、最後に麓までまた一気に下る1周が12kmの本格的なロードレースコースになっています。
MiNERVA-asahiは、更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。
過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。