
TOPICS
- 群馬CSCロードレース6月大会
- 鉄山選手【甲府富士見店/E1】
- 小林(毅)選手【八王子楢原店/E1】
- 川勝選手【新金岡店/E1】
- 布田選手【名取店/E1】
- 大倉選手【港北電動アシスト館/E1】
- 小林(将)選手【新座店/E1】
- 能戸選手【浜松幸店/E1】
- 結城選手【浜松幸店/E2】
- 深谷選手【南国店/E2】
- 竹中選手【橿原葛本店/E2】
- 中村選手【本社/M】
- 堀井選手【池田店/M】
- 唐見選手【THE BASE/F】
- 次のレースは第1回JBCFしものせきクリテリウムと全日本自転車競技選手権大会
群馬CSCロードレース6月大会
6月10日(土)〜11日(日)に、群馬県利根郡みなかみ町にある群馬サイクルスポーツセンター(群馬CSC)内の6kmサーキットコースで「群馬CSCロードレース6月大会」が2日間にわたって行われ、あさひ公式レーシングチーム「MiNERVA-asahi」の選手達も参戦しました。
※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。
4月末にも群馬県サイクルスポーツセンター内のコースで東日本ロードクラシックが行われました。その時はE1が138km、E2が90kmと非常に長いレース距離での開催でした。しかし、エリートの各クラスタは2日間ある内の1日のみで開催されました。
4月に行われた東日本ロードクラシックの様子はコチラ。
今回の群馬CSCロードレース6月大会では、1レース自体のレース距離は短くなっているものの、各クラスタ共に2日間の開催となり、いかに1日目の疲労を残さず2日間にわたってベストな体調でレースに挑めるかが重要となります。
コースも前回の東日本ロードクラシックの時とは同じコースながらも時計回りで周回する形となり、群馬CSCの名所でもある心臓破りの坂を上るコース設定となり、時計回りの方が上りの勾配がキツくなります。勾配がキツいと集団が分断する確率もあがり、逃げが決まりやすいコースとも言えます。
<<コースマップ>>
出典:「群馬CSCロードレース6月大会」テクニカルガイドより
今回のレースに参戦した選手は下記となります。
<<E1>>
DAY1:6km×13周=78km、DAY2:6km×14周=84km
川勝選手【新金岡店】
布田選手【名取店】
大倉選手【港北電動アシスト館】
小林(毅)選手【八王子楢原店】
小林(将)選手【新座店】
鉄山選手【甲府富士見店】
能戸選手【浜松幸店】
<<E2>>
DAY1:6km×9周=54km、DAY2:6km×10周=60km
竹中選手【橿原葛本店】
深谷選手【南国店】
結城選手【浜松幸店】
<<M>>
DAY1:6km×8周=48km
中村選手【本社】
堀井選手【池田店】
<<F>>
DAY2:6km×8周=48km
唐見選手【THE BASE南大沢店】
今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手達のレースレポートを、ぜひご覧ください。
鉄山選手【甲府富士見店/E1】
リザルト:DAY1=7位、DAY2=2位
<<DAY1>>
序盤から決定的な逃げが決まらず集団のペースが落ち着きません。コース後半の心臓破りの上り(約1分)では、レース後半に入ると脚が攣りそうな予兆が出始め、終盤に2名の逃げができますが自分からチェックはできない状態でした。
12周回目では完全に脚が攣ってしまいましたが気合で踏み最終周回へ。先行する2名の逃げが決まりそうなので、メイン集団内での先着を取ることを狙います。チームメイトの小林(毅)選手が心臓破りの坂の後に、集団内のポジションをあげてバックストレートまで牽くと言ってくれたので離れないように走り、最後の心臓破りの上りへ。
集団のペースもあがってキツいですが、なんとか伸びた集団の中ほどでクリアし、小林(毅)選手のアシストで一気に先頭まであがります。
そのまま集団2番手の位置から、最終コーナーを抜けてスプリントと思っていましたが、楠本選手【松山学院高等学校 自転車競技部】がロングスパートし、後ろは誰も反応せず小林(毅)選手もキツそうだと判断して自分で追いながらロングスパートしましたが3人に抜かれて7位でゴールとなりました。
<<DAY2>>
深夜から降り出した雨で路面はウェット。逃げが割と早く決まると思っていましたが、逃げができてもすぐに吸収を繰り返して7周回目まで8分台のハイペースなラップが続きます。ペースは速いですが前日の反省を活かし、余裕を持って集団で過ごします。
前方ではチームメイトが逃げにのるなど、集団をコントロールしてくれとても心強かったです。
ラスト3周回で前に1人が逃げ出します。追いついてスプリントに持ち込むためチームメイトも牽引に加わり、最終周回に入る頃には約15秒差。最後の心臓破りで寺崎選手【バルバサイクルレーシングチーム】がアタック、これに高岡選手【Roppongi Express】も反応してペースアップします。
集団が縦に伸び、ついていける人が限られそうでしたが、番手を下げてしまうとスプリントで埋もれてしまうと判断し、脚も残っていたので高岡選手をチェックします。寺崎選手は前の逃げていた1名へ単独ブリッジ。
高岡選手、チームメイトの川勝選手、自分は3番手で上りを終え、なんとか前へ追いつきスプリントするため川勝選手へ牽引をお願いし、彼もキツそうでしたが残り500m辺りまで引いてもらい、後ろから来た3名につき、その4番手に位置どります。
この日のレースでも優勝した目の前を走る松本選手【Cyclers SNEL】が最終コーナー前の微上りでロングスパート。反応するもほんの少し車間を空けてついて行き、前の2名をパスしてスプリント。最後まで踏み切りましたが差し切れず2位となりました。
これまでのJBCFレース最高位タイであり、ロードレースでの表彰台という価値のある結果をなりました。
小林(毅)選手【八王子楢原店/E1】
リザルト:DAY1=26位、DAY2=10位
<<DAY1>>
久しぶりの群馬CSCコースの正周りは、心臓破りの坂に苦手意識があり、自分の力では逃げを狙いづらいコース。
レースは中盤までアタックが散発するも逃げが決まらず、逃げを作る動きをしてもすぐに吸収される状態でした。
6周回目にチームメイトの川勝選手を含めた逃げが形成されますが、これもすぐに吸収されてしまい、自分はこのタイミングでチームメイトの鉄山選手のアシストにまわることへ切り替えました。
鉄山選手自身、あまり余裕はなさそうに見えましたが、心臓破りの頂上で予定通り後ろに姿が見えたのでバックストレートで集団先頭まで一気に引き上げます。
最終コーナーを抜けてからゴールまで距離があるので、コーナー明けからスプリントの予定でしたが楠本選手【松山学院高等学校 自転車競技部】が先にロングスプリントを開始。
一瞬、休みたいタイミングで踏み遅れてしまいましたが、鉄山選手がうまく判断して単独で飛び出し7位でゴールしてくれて、自分はスプリントする脚がなく集団内の26位でゴールしました。
<<DAY2>>
レース序盤からアタックが繰り返され、チームメイトの川勝選手と布田選手も積極的に逃げに加わります。
途中10人程で川勝選手と布田選手を含む逃げが決まったので集団のペースコントロールと追走のチェックに入ります。しかし先頭はうまく回っていなかったようで思いのほか早い段階で吸収されます。
8周回目の終わりに佐野選手【イナーメ信濃山形-EFT】と永井選手【Promotion x Athletes CYCLING】によるアタックがあり、集団はこの逃げを容認。
逃げにチームから1人も乗れていない状況を防ぎたかったため単独で追走しますが、追いつけると思っていた下り区間でも追いつけず約1周回で集団へ戻りました。その後は脚をためつつ最後のスプリントに備えます。
最終周回、心臓破りのペースアップで先頭から少し遅れ第2集団に入ってしまい、バックストレートで先頭にブリッジしますがチームメイトの鉄山選手とは、伸びた集団の左右に別れてしまい最後のアシストに入ることは叶いませんでした。
その後、スプリントはあまり伸びなかったものの10位でゴールしました。
川勝選手【新金岡店/E1】
リザルト:DAY1=38位、DAY2=17位
<<DAY1>>
おなじみの群馬CSCで行われたレースは久しぶりの正回り。自身は2021年9月以来。
約1分の「心臓破り」と呼ばれる坂がきついポイント。
リアルスタート直後、チームメイトの大倉選手のスタートアタックが決まり、集団の強度はあまり上がらずに序盤は進む。
6周回目の中間スプリントをきっかけに山口選手【SBC Vertex Racing Team】、この日の(翌日も)勝者になる松本選手【Cyclers SNEL】と3人での逃げが成立。強力なメンバーだったがタイム差は最大でも30秒までしか開かず。どちらかと言うと周りの2名が強力で、自分としてはかなりキツイペースでした。
騙し騙し走りながら逃げ切りを目指しましたが、10周回目あたりの心臓破りで、集団からアタックしてきた寺崎選手【バルバサイクルレーシングチーム】、高岡選手【Roppongi Express】、チームメイトの布田選手ら有力選手がブリッジに成功。
先頭グループは約10名になります。人数増えたし後ろで少し休もうかと思ったが、これが間違い。逃げ続けたい選手、休みたい選手が混じることで、ローテーションは均等に回らず結果的にペースダウンしてしまい、のちに集団に吸収されてしまいました。
3名で逃げ続けていたタイミングでメカトラにより12周目にスペアバイクに交換し、集団には復帰できたものの勝負には加われず、集団後方でのゴールとなりました。
<<DAY2>>
DAY1の悔しさを晴らしたい2日目はあいにくの雨。
前日のレースでチームランキングが首位に浮上したことで、先頭でスタートラインに立つことができた。
リアルスタートから、しばらくは悪天候も相まって活発な動きはなく。落ち着いたペースでレースは進みます。3周回目あたりから心臓破りの強度が上がり、一時4人で抜け出すもすぐに吸収。4周回目にアタックしたのは寺崎選手【バルバサイクルレーシングチーム】。寺崎選手の爆発力は相変わらず凄まじく、喰らいつくだけで精一杯でした。
この2名とチームメイトの布田選手を含んだ4名で逃げることができれば理想的だったのですが、そう上手くはいかず。
5周目の心臓破りで再び寺崎選手がアタック。このアタックにより形成された8名の先頭グループには仕掛けた寺崎選手はもちろん、高岡選手も布田選手も含まれていました。
「決まった」と思いましたが、やや人数が多く、協調してローテーションしたい選手ともう少し人数を絞りたい選手とで思惑が一致せず、思うようにスピードがあがりません。ややチグハグな感じが続き、後ろから数人ずつ追いついてきて8周回目には集団はひとつに。
10周回目、タイサム選手【MIVRO】を先頭に下りに突っ込む。自分は2番手。かなりリスキーなスピードで、とにかく集中して、やや離されながらもギリギリでコーナーをクリアします。
12周目、心臓破りの手前の上りで馬場選手【EQADS】が鋭いアタックで単独先行。終盤の抜け出しはチェックしないといけなかったのですが反応できず。
馬場選手の単独先行は続き13周回目。心臓破りを上りきったところで「別カテゴリのゴールとの接触を避けるため」レースは一時ニュートラルに。いったん息を整えます。
14周回目、最終周回。チームメイトの鉄山選手の位置を確認しながら集団前方を走ります。馬場選手は15秒ほど先行。距離感的には心臓破りとゴールスプリントで追いつけるか。焦らずにペースを保ちます。
最後の心臓破りで寺崎選手がアタック。これに高岡選手も反応。自分も限界ですが反応します。
馬場選手→寺崎選手→高岡選手→自分→鉄山選手の順で最後の上りをクリア。鉄山選手強し。寺崎選手は集団全員を置いていって、ひとり馬場選手にジョイン。
この時点でほぼ限界でしたが、鉄山選手から「牽いてくれ!」と声がかかり、気持ちを入れ直し先行する2名を追走、鉄山選手の位置取りのため限界まで踏みます。ラスト500mでパスされ役目は終了。先行する2名を吸収したゴールスプリントは鉄山選手が見事2位を獲得することができました。
布田選手【名取店/E1】
リザルト:DAY1=24位、DAY2=DNF
<<DAY1>>
レースは序盤から高岡選手【Roppongi Express】や寺崎選手等【バルバサイクルレーシングチーム】がアタックし、それを追いダッシュを繰り返す展開。
中間スプリントの周回でチームメイトの川勝選手を含む3名が先行し、単独でブリッジしようと心臓破りの上りで飛び出しますが失敗。
9周回目あたりに川勝選手達を吸収するタイミングで寺崎選手がアタック。この逃げに反応して10名程で抜け出しますがコレもすぐに吸収。
集団はスプリントに備える雰囲気の中、松本選手【Cyclers SNEL】とタイサム選手【MIVRO】が抜け出し、残った選手でスプリントになりますが、全く勝負にならず24位でゴールとなりました。
<<DAY2>>
今日も序盤からペースが落ち着かず、集団は伸び縮みを繰り返す。
途中、10人程の有力メンバーで抜け出せたシーンもありましたが2周回程逃げて吸収。
「このメンバーでも決まらないのか…」と結構ショックだった。一方で、気持ちはチームメイトの鉄山選手のアシストへシフトしていく。
残り3周回時点で集団は一つ。有力選手が前方に固まっていたので自分も10番手以内まで位置をあげるが、下りで前走者が落車。かなりスピードが出ており、どうする事も出来ず巻き込まれてしまい、そのままDNFとなりました。
大倉選手【港北電動アシスト館/E1】
リザルト:DAY1=40位、DAY2=19位
<<DAY1>>
1周半ほど単独で走り、その後集団から2選手がブリッジしてきて3人の逃げとなりメイン集団から15秒ほど先行します。
3周回目の終盤には集団に吸収され、捕まった場所が上りだった為、集団に付くことができず遅れてしまいます。
その後なんとか集団に追いつくことができましたが展開に絡める脚はなく、ただ集団に着いていくだけで精一杯。
ゴール前のペースアップで遅れ、集団後方の40位でゴールとなりました。
<<DAY2>>
レース中盤にチームメイトを含む有力勢が抜け出す場面があり、メイン集団の先頭に位置取り逃げとのタイム差を広げようと試みましたが、2周ほどでこの逃げが吸収されます。
残りの周回も少なくなり鉄山選手のスプリントに備えなるべく集団の前方に位置取るようにしていました。
しかし雨の下りで番手を下げてしまい、上りで追いついての繰り返しになり無駄に脚を使ってしまいます。
小林(将)選手【新座店/E1】
リザルト:DAY1=DNF、DAY2=35位
<<DAY1>>
リアルスタート直後、チームメイトの大倉選手がファーストアタック。そのまま2周回消化します。
集団前方で走っていると、3周回目に高岡選手【Roppongi Express】が集団先頭でペースアップ。そのままチェックに入ると集団はついて来なかったので、大倉さんの逃げまで合流します。そこから回し始めますが、数分で集団が追いつきまた1つになります。
心臓破りの坂でのハイペースで、すでに自分の中では限界ギリギリでした。6周回目の心臓破りの坂で集団から千切れ、そこからは単独走になります。完走目指して走りますが、9周回完了でタイムアウトによりDNFとなりました。
<<DAY2>>
雨で前日よりペースが落ちると思いましたが、周回タイムみると変わらないペースで周回を重ねていきます。
途中、チームメイトの川勝選手、布田選手を含む逃げ集団が出来て、チームメイトがメイン集団先頭に集まっているのを見て、自分も前に上り集団コントロールとブリッジする選手のチェックに入りました。
ただ、追走しようとする選手が多く、逃げ集団は吸収されてしまいました。
その後は周回を重ね残り3周回の心臓破りの坂で集団から千切れ、残り2周回目の下りで追いつきます。
能戸選手【浜松幸店/E1】
リザルト:DAY1=29位、DAY2=27位
<<DAY1>>
レース序盤は高岡選手【Roppongi Express】や寺崎選手等【バルバサイクルレーシングチーム】など有力選手が複数回アタック。
どちらかの選手がアタックすると集団は一気に強度を上げて追うため序盤は結構きつい展開でした。
スプリント賞周回完了後、チームメイトの川勝選手が逃げに乗ったため、集団からブリッジをかける選手がいればチェックできるように、メイン集団の前方を維持して走ります。
しかし10周回目ごろには吸収され、再度数名かが少し先行するシーンはありましたが、コレもすぐに吸収され集団は一旦落ち着きましたが、ゴールは集団でのスプリントの雰囲気に。
最終周回はペースがあがって、心臓破りで番手を下げてしまい、スプリントには参加できず集団後方でのゴールとなりました。
<<DAY2>>
前日同様に序盤はハイペース。有力選手の攻撃が続き、7周回完了まで8分台での周回を重ねます。
途中、チームメイトの布田選手、川勝選手ほか有力選手数名を含めた強力なメンバーの逃げが形成されます。
残ったチームメンバーで集団のペースを上げさせないよう集団前方に集まって走行します。
しかし、先行した集団はうまくローテーションが回っていなかったのか、しばらくしてメイン集団に吸収。
その後発生した、佐野選手【イナーメ信濃山形-EFT】、永井選手【Promotion x Athletes CYCLING】の逃げも11周回完了時には吸収され、今日もゴールスプリントへ。
最終周回の心臓破りでの高岡選手のペースアップについていけず、またも集団スプリントに絡めず、おくれて27位でのフィニッシュになりました。
結城選手【浜松幸店/E2】
リザルト:DAY1=7位、DAY2=7位
<<DAY1>>
リアルスタート直後のペースも、そこまで上がらなかったので、集団10~15番手には必ずいるようにキープしました。
2周回目ぐらいに、アンダーの選手が数名、勢いよく飛び出していき差が開きました。
あまり逃がしたくない選手が入っていたので、追走かけている選手に声をかけて一緒に回します。
2周回ほど先行していましたが心臓破りの坂の手前でキャッチ、集団のペースは緩みます。その後も散発的にアタックがかかるものの、逃げが決まらない状態のままラスト周回へ。
ラスト周回は強めのアタックが頻発するので、置いていかれないよう集団の前方を意識して走ります。
心臓破りの坂でアタックがかかり、集団が分断。自分は2つ目の集団で上りをクリアし、下りに入りました。
先頭集団のペース上がらず、そのまま先頭集団に合流でき、集団の中程、7位でフィニッシュしました。
<<DAY2>>
リアルスタート直後にアタックがかかりますが、集団はあまり追いたくない選手が多く、逃げが決まりそうな予感。
1周回目から積極的に動いていた2名の選手が逃げを一度吸収したものの、またアタックをしかけました。逃がしてはいけない場面だったので、なんとか二人にしがみつきます。後ろのメイン集団が止まっていたので、ついていければ逃げきれるはずでしたが、上りで離されてしまいました。下りで差を詰めていけましたが、上りで少しずつ離されてしまう状態。
このまま踏み続けて集団に吸収されると、最後まで残れるか不安だったので、諦めて流しながら集団に戻りました。
集団は全く追う意志がないため、どんどんタイム差が開いていき、1分20秒前後まで差が開きました。
残り1周回でも差は埋まらなかったので、3位争いのスプリントに向けペースを上げていきます。
心臓破りの坂は、20名ほどの集団の後ろでクリアし下りへ。
深谷選手【南国店/E2】
リザルト:DAY1=21位、DAY2=19位
<<DAY1>>
リアルスタートからアタックがかかり、3周回目に入る手前で有力選手3人が逃げたため、集団を牽引して追走します。
30秒差のまま心臓破りの坂をむかえたところで踏み込みブリッジに成功しますが、逃げ集団もすぐに崩壊。
次の動きを作れなかったので、もう一度踏み直して集団を引き離したかったのですが、下りですぐに捕まり逃げがうまくできません。
ラスト3周回になり逃げを諦め、ゴールスプリントに備えて走ります。
最終周回のホームストレートで、チームメイトと集団の前まであがりますが、下りで前にでたい選手が多くポジションを下げてしまい、心臓破りの坂を30番手ぐらいで入り、前から中切れした選手が次々とドロップしてくる状態になり、うまく抜け出せずに先頭集団に置いてかれてしまい21位でレースを終えました。
<<DAY2>>
スタートから雨のためコーナーワークが難しく集団の中ほどで走る展開になりました。2周回目の下りで集団が伸びペースも早かったので上りを使って集団の前方にでます。心臓破り手前で集団の先頭辺りまで来た際にチームメイトの結城選手を含む数人の逃げができていました。
結城選手が逃げからドロップをしてきて、逃げと集団が50秒差、追走に行きたい選手がいたので追走にでるか、集団スプリントに備えるか悩みましだが、集団スプリントを選択して集団にステイします。結城選手が最終周回の下りで引いてくれて、心臓破りで僕が前にあがり、集団を縦長にして次の展開にしたく心臓破りの坂で足を溜めます。
コーナーを曲がる際に変速ミスをした選手を避けるためにワンテンポ遅れて仕掛け、5から6番目で上りを終え、バックストレートまで縦長で行きたいが誰も踏まず再び集団となってしまいます。
竹中選手【橿原葛本店/E2】
<<DAY1>>
スタート後は単発で逃げたい動きが出るも、なかなか決まりません。
3周回目に3名の逃げができ、タイムギャップは最大で20秒ほど。しかし4周回目には吸収されて集団は1つに。
このあたりまでは集団に着いていけたが5周回目の1号橋の上り返し付近で集団からドロップしてしまい、諦めずに完走を目指し、何とかゴールまで辿り着くもFADという結果になりました。
<<DAY2>>
雨ということもあり前日よりもスローペースでレースは進みます。スタート前のマッサージ効果もあり前日よりも感触良く走ることができ、集団前方でレースを進めます。
序盤に逃げができチームメイトの結城選手が単独でこれにブリッジ。タイムギャップは30秒ほどになり、結城選手を逃すために集団前方でチェックに入ります。
結城選手が逃げ集団からドロップしてメイン集団に戻り、そこからは集団スプリントに向けて切り替え動きます。
7周回目に補給を取るために集団後方にさがった際にペースアップにより中切れが起こり、この中切れを埋めようと脚を使ってしまい集団からドロップしてしまい8周回でDNFとなりました。
中村選手【本社/M】
リザルト:DAY1=4位
いつも通り序盤はメンバーの出方を見ながら走行し、下りは集団の前方でクリアします。
いつものレースよりペースは速く、佐久間選手【湾岸サイクリング・ユナイテッド】、中尾選手【Team SHIDO】ら上りに強い選手達が積極的にアタックをかけていきます。自分も心臓破りの坂の手前から坂が続くところでペースアップを図り振り落とそうとするが、上りも短く全体が粘ってくる印象。5周回目の心臓破りの坂でペースをあげた後にアタックしますが、ヨノツ選手【LT United Cycling Team】を含む数名が追いついて来てしまったので集団に戻ります。
すると佐久間選手がスルスルと前へ上がっていくが、自分は位置どりの関係で追うことができず、そして集団は追いつけると判断して、この逃げを容認。
しかし、ここから集団は楽観視したのかペースがあがらず、心臓破りの坂で佐久間選手の姿が見えるも追いつかず、結局そのまま最後まで逃げ切られてしまいました。
最終周回にメイン集団から飛び出したチームメイトの堀井選手と中尾選手にブリッジして後続と差をつけましたが、残り3km地点で集団に追いつかれてしまい、最後は心臓破りの坂でペースアップするも振り落とせず、1番避けたかった集団スプリントに。
最終コーナーを回ったところでSBC Vertex Racing Team 2名のトレインの後ろにつけますが、意外にスピードが伸びません。
意を決して自分のタイミングでスプリントに入り、山本選手【SBC Vertex Racing Team】には競り勝つも、ヨノツ選手と三船選手【masahikomifune.com CyclingTeam】に抜かれて4位でゴールとなりました。
堀井選手【池田店/M】
唐見選手【THE BASE/F】
リザルト:DAY2=3位
レースは悪天候のため2周回短縮されて8周回の48kmで争われました。雨が降っている事、低体温症になる程気温が低くない事、距離が短くなった事は全て今の私には好都合でした。
レースはスローで進み、スタートしてすぐに一人の逃げが決まりました。逃げが吸収された後もペースは上がらず、スプリント周回で1人の選手のアタックが決まり、そのまま2人に行かれてしまいました。
ついていけなくもなかったかもしれませんが、自分の力以上のものを発揮してしまうと、すぐに体が硬直してしまい完走できなくなってしまうので、見逃すことを選択しました。
ラスト周回に入る前の心臓破りの坂で、自らペースを上げてしまい、3位でラスト周回を迎えることになってしまいました。
その時はすでに完走はできる事は確信していたのですが、正直、この動きで呼吸もきつくなってしまい、腕も足もパンパンになりました。
下り切ったあたりで捕まりましたが、心臓破りの坂で少し差をつけて独走に持ち込み、なんとかそのまま3位でゴールしました。
次のレースは第1回JBCFしものせきクリテリウムと全日本自転車競技選手権大会
次戦は6月17日(土)に、山口県下関市の下関北運動公園オーヴィジョンスタジアム下関特設コース内で「第1回JBCFしものせきクリテリウム」が開催され、MiNERVA-asahiの選手も参加を予定しています。また、6月22日(木)〜25日(日)に静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンター内の8kmサーキットコースで「第91回全日本自転車競技選手権大会」が開催され川勝選手と布田選手の2名が個人ロードレースのME(男子エリート)に出場いたします。
MiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。
過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。