TOPICS
- 前日の独走優勝の波に乗って2連勝を目指す。川勝選手からのレースレポート!
- ゴール手前の登り返しがきつい特徴的なサーキットコース
- スタート直後からの落車が目立つ波乱万丈なレース展開。
- 2人での逃げ切りは成功するか
- ゴール前、最後の勝負。
- その他リザルト
前日の独走優勝の波に乗って2連勝を目指す。川勝選手からのレースレポート!
10月3日、4日に大分で行われた「JBCFおおいたいこいの道クリテリウム/サイクルロードレース」にあさひ公式レーシングチーム「MiNERVA-asahi」の川勝選手(E2)、鉄山選手(E3)永友選手(E3)堀井選手(E3)が参戦しました。
1日目のクリテリウムの様子はこちらをチェック。
戦略通り、クリテリウムでは独走優勝を果たした川勝選手、果たして2日目のレースで表彰台を飾り、2連覇できるのでしょうか!?
それでは、2日目のロードレースの様子をご紹介します。
ゴール手前の登り返しがきつい特徴的なサーキットコース
こんにちは!橿原葛本店の川勝です。
前日に続き、作戦は独走で優勝。調子は良いので、序盤から積極的に攻撃していきたいところです。
コースはスタートから緩い登りが続きます。登りきったところからいくつかコーナーを経て一気に下り、180°のヘアピンカーブの直後に登り返すいやらしいコースです。
※おおいたサイクルロードレース テクニカルガイド参照
登り区間は重いギアで登りきれるものの、1分20~30秒くらいかかるので、全力で下から上までは行くには長いかなという印象です。
また、コーナーも段差があったり砂利が浮いていたりするので、慎重に走らないといけないコースです。
スタート直後からの落車が目立つ波乱万丈なレース展開。
レースはマスドスタート。前日のクリテリウムのローリングスタートと異なり、追い越し禁止の助走区間はなく一気にスタートします。
スタート直後に前日のレースで表彰台の中田選手(アクアタマ)を含む3名が飛び出しますが、まもなく吸収されます。
1周目の下りきったところで昨日のクリテリウム同様、落車が発生しました。自分は前方で走っていたので、巻き込まれずに済みました。
そのあとの数周は特に動きはなく集団のままレースが進みました。
5周目、集団の人数を減らしたかったので登りでペースを上げました。すると、畝原選手(GINRIN・前日E3クリテ優勝)と2人で先行することになりました。
まだこの時点で残り40km弱残っており、後続との差が5秒程度だったので、しばらく様子を見ようとしていたのですが、メイン集団で落車が発生しました。
その瞬間、「このまま行きましょう!」と声をかけて、2人で逃げ切り狙いに完全に切り替えました。
2人での逃げ切りは成功するか
ゴール前、最後の勝負。
最終周回にかけての登りで今度は木村選手がアタック!これはなんとか追走して阻止します。登り終わり直前でシッティングのままカウンターで攻撃しますが、決まらず。
平坦は完全にスローダウンし、下りで再度アタックをしますが、なかなかうまくきまりません。
結局そのまま下りきり最終ゴールスプリントへ持ち込まれます。すると、木村選手が先行でスプリントを開始します。
畝原選手と自分も続けてスプリント開始するも、木村選手が若干先行し、そのまま木村選手が1着でゴール。
残る畝原選手との2位争いは、ゴール直前でお互いがハンドルを投げてギリギリ2着。
~ひとことメモ~ ゴール前でハンドルを投げる。集団ゴールスプリント時に起こる1㎜単位の戦い マラソン選手などがゴール前で少しでも早く着地しようと体を前に投げ出すように、自転車レースでも選手はゴール前に腕を伸ばして車体を前にすることで1mmでもライバルよりも先に着地するようにします。これを、「ハンドルを投げる」と表現します。 |
14周目の登りのアタックで決められなかったのが全て。最後に脚を残していた木村選手が強かった。負けはしたものの、積極的にレースを展開できたと思います!
レポート:橿原葛本店 川勝
その他リザルト
10/4 JBCFおおいたサイクルロードレースE2/3
2位 川勝選手(E1)
13位 鉄山選手(E3)
DNF 永友選手(E3)
DNF 堀井選手(E3)