三篠店今井店長がご紹介。ツールケースの中身どうする?ツーリングに必須のアイテムはこれ!

2019.01.15

工具やポンプの携帯に便利なツールケース

みなさんこんにちは!

数日前、ツーリング中に友人の自転車がパンクした時についつい勝手に修理を始めてしまいました。完全に職業病ですね!そんな三篠店の今井です。

 

さて、自転車ツーリングにおいて出先でのトラブルは避けて通れません。

 

パンクはその代表例ですが、私は今までこのような実例を見てきました。

・走行中にボトルケージのネジが緩んでしまった

・サドルの位置がずれてしまった

・タイヤが破れてしまった(サイドカット等

・チェーンが切れた

・クリートのネジが外れた etc・・・

 

そんな時に役に立つのが携帯工具やスペアチューブ、スペア消耗品です。

そしてそれらを持ち運ぶのに便利なアイテムが今回紹介する「ツールケース」です。

別名、ツール缶、ツールボックスとも呼ばれますね。

サイズは一般的なボトルと同じですので、ボトルケージにすっぽりと装着できるのが最大の特徴です。

持ち運びに便利ですし、工具の取り出しも簡単。

また、自転車を複数台お持ちの方の場合、サドルバッグ等に比べて付け替えが簡単なのも魅力の一つです。

ツールケースの中身 おすすめを抜粋!

早速その中身について紹介していきます。

おすすめアイテムは以下の通り。

 

・CO2ボンベ

・空気入れ(☆)

・携帯工具(☆)

・チェーンカッター

・スペアチューブ(☆)

・タイヤレバー×2本(☆)

・バルブコア外し

・ハンカチティッシュ

・エマージェンシーキット(消毒液、絆創膏等)

起こりうる全てのトラブルに100%対応しようとするとものすごい量の工具を持ち歩かないといけないので、ある程度の厳選は必要です。

(☆)印が付いたものは最低限必要なもの。迷った時はまずこれらのアイテムから揃えていくことをおすすめします。

 

さて、実際にお店にあるアイテムでツールケースを用意してみました。

むちむちに詰まっていますね~~~。

 

中身を全部取り出してみます。

左下からチューブ、携帯工具、CO2ボンベ2本、(そしてその下にあるのがゴム手袋)

タイヤブート(サイドカットやバースト時用の応急処置パッチ)、タイヤレバー、空気入れ兼CO2ボンベ入れです。

これだけ入れてもまだ多少の余裕がありますので、小さな鍵や絆創膏等も追加できそうです!

左からバルブコア外し、バルブコア、バルブエクステンダー、チューブレスバルブ。

このようにちょっとした小物類を忍ばせておくといざという時に役立つかもしれません。

スペース的にはほぼ邪魔にならないのでとりあえず入れておくのもおすすめです。

色々出来るに越したことはないけれど・・・

まずはパンクに対応できることを目標に構成していくことをおすすめします。

なので空気入れ、スペアチューブ、タイヤレバーの三種の神器は必須と言えます。

チェーンの切断やタイヤのバースト、ホイールの振れ等についても対応することも出来るのですが、少々技術レベルが高い話になってきます。自転車に乗りこんで必要と感じればプラスしていく、というスタンスが自身のレベルアップを感じられるので楽しいですね!

 

ここで気になった方もいると思うのですが、このおすすめ内容についてはパンクした際に「修理」することを想定していません。パンクしたら即チューブ交換という発想に基づいています。

理由としては出先でのパンク修理が難しい、失敗するリスクが高い、再発する可能性が高い等が挙げられます。

穴の開いたチューブを取り出して穴を探しヤスリで削って糊を塗ってゴムパッチを圧着する・・・・というのは時間がかかりますし、ある程度の技術が必要な作業です。

逆にチューブ交換であれば練習さえすればどなたでも比較的短時間で作業を完了させることが出来ます。

練習さえすれば!というのがポイントです。

一度でも良いのでご自宅で実際にツールケースに入れている工具だけでチューブ交換をしてみることをおすすめします。一度でも作業をしておくと実際に出先で交換作業をする時の安心感が違います。

 

また今回は初心者の方でも扱いやすい携帯空気入れ(ポンプ)を紹介していますが、CO2ボンベという選択肢も存在します。

ここは好みで選んでいただくところでしょうか。

出先での空気入れが面倒、少しでも楽をしたい!という方にはCO2ボンベがおすすめです。

が、チューブの噛み込みや、複数回パンクした時のリカバリーを考慮すると携帯空気入れのリスクの少なさも捨てがたいところ。

ツールケースをカスタマイズせよ!

このように利便性、携帯性、確実性、さらには自身の技術を考慮しながらツールケースの中身を作って行く楽しみというのもあるのです!

その他の工具類については自転車や用途によって異なるため、何が必要なのかを考慮した上でのカスタマイズになってきます。

自転車の種類はロードバイクなのか、マウンテンバイクなのか、クロスバイクなのか。

タイヤの規格やホイールの規格はどうなのか。チューブレスなのかクリンチャーなのか。

変速方法はワイヤー式なのか、電動なのか。

さらに主に通勤で使うのか、長距離ツーリングをするのか等でも内容物が変わってきますね。

 

あさひ店舗ではツールケースの中身が全部揃えられるよう多数のアイテムを取り揃えています。

これから自転車を始める方はもちろん、ロングライドやツーリングを控えている方、自転車イベントに出る予定のある方、通勤でのトラブルに対応したい方、みなさま是非お気軽にあさひスタッフまでご相談ください!

 

◆当社スポーツスペシャリティストアではチューブ交換講習会を定期的に開催しています。

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TEXT:三篠店 imai