愛車セルフチェック!新学期に向けて日常点検を済ませましょう!

2024.08.13

安全は日ごろのメンテナンスから

皆さん、普段から自転車の状態チェックはされていますか?

いざ自転車が必要な時に「あれ?昨日までは大丈夫だったのに自転車の調子が…」とか「久々に乗ろうとしたら変な感じ…もしかして故障?」とならないよう、日常点検は自転車の安全性と維持管理に欠かせません。今回はいつでも自分でできる、簡単な日常点検の項目をご紹介します!(全11項目)

 

★10秒まとめ読み

安全に長くご使用いただくには日常点検が大切です。“3つのル”=[ハンドル][サドル][ペダル]と、車輪周りを中心に乗車前点検をしましょう!

 

【STEP1】 ハンドル周りのチェック

☑ハンドルは確実に固定されていますか?

前輪を両足で挟んだままグリップを握り、上下左右に力をかけてみて、ハンドルが動かないか確認してください

 

☑ブレーキは前後ともよく効きますか? ブレーキワイヤーに錆やほつれはありませんか?

ブレーキレバーを握った時にスカスカだったり、ハンドルに触れる程握りこめる状態は危険です

 

☑ベルの破損はないですか?音が鳴りますか?

レバーが破損して、鳴らすことができなくなっている状態

【STEP2】 サドル周りのチェック

☑サドルはぐらついていませんか?両足先が地面に届く高さですか?

上下左右および前後に動かし、がたつきや緩みが無いか確認してください

 

☑自転車本体フレームに変形やひび割れはないですか?

フレームが変形し塗装にヒビが発生している状態、危険です

 

☑リフレクター(反射材)、カゴ、荷台、チャイルドシートなどの付属パーツにぐらつきや破損はありませんか?

リフレクターは角度も要チェック!汚れている場合は拭いてきれいにしておきましょう

【STEP3】ペダル周りのチェック

☑ペダルは確実に固定されていますか?スムーズに回転しますか?

変速付きの自転車は、ペダルを回す際変速機が正常に動作するかも一緒に確認しましょう

 

☑チェーンのたるみや摩耗、錆つきはありませんか?

チェーンが1.5~2.0cm以上たるんでいる場合は、走行中外れる恐れがあります

 

錆がひどい場合も走行中チェーンが切れる恐れがあるため交換がおすすめです。チェーンから異音がしたり油切れしている場合は、クリーニングや注油を行いましょう。詳しくはこちらをご覧ください。

【STEP4】 車輪周りのチェック

☑タイヤに十分に空気が入っていますか?

タイヤの摩耗やひび割れが無いかも一緒に確認しましょう

 

空気がすぐ抜けたり、空気入れのことで疑問がある場合はこちらの記事をご参照ください。

 

☑車輪は確実に固定されていますか?まっすぐ回転しますか?

車輪を地面から浮かし、上からたたいて固定を確認してください

 

☑ライトは点灯しますか?

車体前方を持ち上げタイヤを浮かした状態で回転させ、ライトが点灯するか確認します

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回チェックした項目で一つでもNG個所があったり、気になる症状があった場合は専門的な調整が必要になるので、お近くの自転車店に相談しましょう。

 

自転車はご使用に伴い調整や整備が必要になります。また、定期的に交換しないといけない消耗品もたくさんあります。繰り返しになりますが、安全に長くご使用いただくには定期的な点検が重要です。

自主点検だけでは気付けない箇所も考えられます。また、あさひでは専門のスタッフが、ご紹介した項目以外にも様々なチェックをします。心配や不安なことがある際はぜひお近くの「サイクルベースあさひ」まで自転車点検しに来てくださいね!

あさひの点検サービスの詳細は ↓下記画像をクリックしてご確認ください。

TEXT:スタッフかにっこ