
TOPICS
- ヘルメットといえばKabuto!中でも人気のフラッグシップモデル。
- キノコ感?被ったときの重量感?まずは実測して比較してみた
- 川勝選手、スタッフ中村がインプレ!IZANAGIを実際に使ってみた
- かぶった人は欲しくなる。IZANAGIの魅力
ヘルメットといえばKabuto!中でも人気のフラッグシップモデル。
ロードバイクに乗っている人の中で特に人気のあるKabuto(OGK カブト)のフラッグシップモデル「ZENARD(ゼナード)-EX」、「AERO(エアロ)-R1」、「FLAIR(フレアー)」。
自転車好きが多いあさひ社内でもかなりの確率でいずれかの商品を持っている人が多く、特に週末にレースに挑戦するライダーに圧倒的な人気を誇っています。
ゼナード-EXは冷感性能、フレアーは軽量、エアロ-R1はエアロ効果に特化しており、それぞれ用途によってその特徴は明確です。
今年からラインナップに加わった「IZANAGI(イザナギ)」は、上記3つをまさに「いいとこどり」したような商品と言われています。

「そんなにうまい具合にギュッとできるものなのか。IZANAGI、どのくらいすごいんだろう?」
そんな疑問を解消すべく、実際にヘルメットを使用してみました!なかなかヘルメットの良さは実際にかぶって走ったり、比較してみないとわからないかと思いますが、すでにフレアーやエアロ-R1、そしてその他ヘルメットをお持ちの方にも「こういう違いがあるのか!」という感じで参考にしていただければと思います!
キノコ感?被ったときの重量感?まずは実測して比較してみた
重量や基本機能などの情報はメーカーサイトにも載っていますが、さらに詳しくいろいろ実測してみました。
ちなみに高さ(外側)は下側を水平にならしたときのセンター部分からトップまでの長さ、高さ(内側)は同じく下側センターから頭頂部のクッションにあたる部分までを測っています。横幅(外側)はシンプルにサイドの外から外までの長さ、横幅(内側)はアジャスター部分の内から内までの長さを測っています。
実測値と実際にかぶってみたフィット感、かぶり心地をまとめたものがこちら。
Kabuto主要ヘルメットスペック比較
まず見た目について。ヘルメットで特に気になるポイントはキノコ感が出ていないかどうか。頭の上に乗せているようなちょこっと出っ張った感じがなんとも間抜けに見えるので、いかにキノコにならない「しゅっ」としたヘルメットかで選んでいる人も多いかと思います。
そもそもキノコになる原因は何だろうと考えた時、顔とヘルメットの横幅のギャップ?が大きく影響すると思います。その点IZANAGI、エアロR-1は内側と外側とのギャップが小さ目で、ヘルメットと顔が自然なカーブになっており、キノコ感が圧倒的に低いのが特徴です!
Kabuto主要ヘルメット着用比較
次に重量感。メーカーサイトにはもちろん重量は公表されているのですが、ヘルメットはそのフォルムによって実際にかぶったときの重量感が変わってきます。最軽量のフレアーは明らかに持った瞬間から「軽っ!」と言ってしまうくらい大きさに比べて重量が軽いのは、スタッフ全員が一致しました。一方IZANAGIはアジャスターが豊富な分、そしてエアロはアクセサリーパーツが付属している分、ほかの2モデルよりも少し重量がありました。
川勝選手、スタッフ中村がインプレ!IZANAGIを実際に使ってみた
あさひ公式レーシングチーム「MiNERVA-asahi」の選手と普段自転車通勤を行っているスタッフ中村が実際にIZANAGIを使用してみました。
川勝選手のレビュー川勝選手は、普段着用しているKASK(カスク)の「protone」「valegro」、そしてLAZER(レイザー)の「Z1」との比較をしてくれました。 ・フィット感
・通気性 ・デザイン 現状protoneとIZANAGI、どちらか選べと言われたらIZANAGIを選びます。総合的に非常に優秀なヘルメットだと思います! ※川勝選手は「MiNERVA-asahi」のエースとして活躍しており、このIZANAGIを利用したレースで念願の優勝を果たしています。もしかしたら、IZANAGIのおかげかも!(笑) |
スタッフ中村のレビュースタッフ中村は普段利用しているKabuto(カブト)「AERO R-1」との比較をしてくれました。 ・サイズ感、キノコ感
・実際に被った時の重量感 ・通気性 実際にヒルクライムをしてその効果を試してみると、AERO R-1やその他の通気性がいいと言われているヘルメットでも頭頂部は蒸れて汗がたまり、下を向いた際に汗が流れてきました。 とにかく夏の蒸し暑さや、季節問わず起こるヘルメット内の汗や蒸れの対策として最大限の効果を発揮するヘルメットだと思います。 ・エアロ感
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かぶった人は欲しくなる。IZANAGIの魅力
実際にヘルメットを試着して走った人に聞いてみると、ずっと使っているヘルメットと比較しても「IZANAGIのフィット感、通気性はずば抜けている」とのことでした。
「極上のフィット感」を提唱しているだけあって、かなり細かく調整できるアジャスターで、自分好みのヘルメットに仕上げられるのがIZANAGIの特徴だと思います。
そのうえで、まさかのパッドとヘルメットの間に空間を持たせてしまう「フローティング構造」がこれまでにない通気性を実現しています。寒くなってくると、逆に通気性が良すぎるのが心配な方もいるかと思いますが、そこはご安心ください。中に装着するウィンターパッドも標準装備されているので、冬場はカバーをつけて少し通気性を抑えることが可能です。通気性がありすぎてパッドで抑えるってなかなか面白いですね。

さて、Kabuto(カブト)の最上位モデル「IZANAGI」の特徴を他モデルと比較してご紹介しましたが、その違い、お分かりになりましたでしょうか?
なかなか自分に合ったヘルメットが見つからない迷える子羊たちには、ぜひこの記事を参考にして感動のフィット感、走ったときの通気性を感じてもらいたいです!
TEXT:harry