【MiNERVA-asahi】JBCF第1回大田原ロードレース・レポート

2026.09.10

栃木県で開催されたロードレース

9月5日(土)に栃木県大田原市の湯津上公道特設コースにおいて「JBCF第1回大田原ロードレース」が行われ、あさひ公式レーシングチームMiNERVA-asahiの選手も参戦しました。

※自転車レース特有のルールや用語はこちらでご説明しています。

元々は、同日に福島県の西郷村においてタイムトライアルロードレースが開催予定されておりましたが、こちらのレース開催が無くなり、代替えとして栃木県大田原市でのロードレースが開催となりました。

1周回が8.4kmの周回コースとなり、細かなアップダウンが連続するコース設定。JBCFとしては7月上旬にレースが開催された以降、夏場の約2カ月弱の間はレースがありませんでした。もちろん選手たちはトレーニングを続け、JBCF以外のレースに参戦する選手もいましたが、久々のレースへの出場となります。

<<コースマップ>>

出典:「第1回大田原ロードレース・テクニカルガイド」より

 

リザルト

<<E1>>8.4km×11周回=92.4km
小林(毅)選手【狛江店勤務】=5位
布田選手【仙台松森店勤務】=6位
橋本選手【千里山田店勤務】=15位
茂呂選手【新浦安店勤務】=19位
原田選手【神栖店勤務】=24位
鉄山選手【本社勤務】=28位
小林(将)選手【所沢店勤務】=DNF

<<E2/E3>>8.4km×7周回=58.8km
森實選手【舞子店勤務】=43位
藤井選手【新開地店勤務】=52位

今回、MiNERVA-asahiから参戦した選手のレースレポートを、ぜひご覧ください。

小林(毅)選手【E1/狛江店勤務】

1つ目の上りで先頭からリアルスタートし、そのままペースをあげますが、数人しか着いて来ずに序盤から逃げる展開に。狙っていない逃げなのでペースを落として一度集団に戻りますが、今回のレースでの逃げ自体は決まりそうな印象を受けました。

2周回目にはチームメイトの橋本選手と中川選手【MOAT RACING LAB】を含む6名の逃げが形成されたものの、チームから1名の逃げ集団となってしまいます。ブリッジ吸収のタイミングを伺っていたところ、3周回目の2つ目の上り手前でこの逃げ吸収し、集団のペースが落ち着きそうだったのでカウンターでアタック。ペースアップに繋げたいと思っていましたが、まだ序盤と言うこともあり積極的には行かず、次の展開に備えつつ4周回目に吸収されてしまいます。

5周回目の1つ目の上りを3番手でパスし、気づけば集団から抜け出しており、大藤選手【Team 一匹狼】、石井選手【MOAT RACING LAB】と3人の逃げとなりました。そのまま逃げるか迷いましたが、思ったより集団と開いたので無理しない程度に回して逃げますが、これも約1周回程度で吸収されてしまいます。

8周回目からは最後の勝ち逃げを意識してチームメイトの布田選手に合わせる形で動きますが、狙ったような逃げは決められませんでした。

9周回目の上りで大塚選手【COWGUMMA】が単独でアタックし、強い走りで平坦まで一瞬で抜け出されてしまいました。チームメイトも使って集団での追走を試みますが思うように追えず、前待ちするつもりで10周回目の2つ目の上りでアタック。結果6名の追走となり、布田選手も乗っている理想に近い状況を作り出すことができましたが、心拍をあげ過ぎてしまい深い呼吸ができなくなってしまった。なんとか回復しながら、先行していた大塚選手を吸収し、7名でスプリントに入るが腰をあげることができず、5位でゴールとなりました。

布田選手【E1/仙台松森店勤務】

12:00にレースがスタートし、ローリング解除直後からアタック合戦がはじまり、自分も参加しつつペースをあげますが、思っていた以上にコースがキツく、立ちあがりでかなり踏まされるので、考えて走らないとだけが削られていきます。逃げが何度か出来ては吸収される展開を繰り返しますが、チームメイトの小林(毅)選手が積極的に動けていて調子の良さを感じ、一方で自分は集団に着いていくのでいっぱいいっぱい。

5周回目に小林(毅)選手を含む3人の逃げができ、最大40秒まで開きますが、7周回目に吸収され、その後のアタック合戦ののち、9周回目に大塚選手【COWGUMMA】が上りで単独アタックし、シンプルに着いていけなくて、30秒先行させてしまいました。

10周回目の後半の上りで小林(毅)選手のアタックをきっかけに6人の追走が形成され、これにはなんとか乗ることができ、逃げていた大塚選手を吸収して最終周回へ。先頭の集団内ではローテーションが綺麗に回って逃げ切りが確定し、しかも自分と小林(毅)選手が入った理想の展開に。

最終コーナーを回って少し早めにアタックしますが、ゴールまでの距離が思った以上に長くて失速してしまい、6位でのゴールとなりました。

橋本選手【E1/千里山田店勤務】

MiNERVA-asahiに所属してからの初レースとなり、またレースを走るのが1年ぶりでした。しかし、レースに向けてコンディションをあげてきたので、走れる自信はありましたが、集団走行が久しぶりで、最前列からスタートしたのに、すぐに後ろにさがってしまいました。しかし2周回目に入る時には前にあがることができ、そのタイミングで中川選手【MOAT RACING LAB】を含む3人が先行していて、自分は後半の逃げに乗るつもりでしたが、中川選手が乗っていたことと、チームメイトの選手が乗っていなかったのでジョインします。

さらに、2人の選手が追いついて6人の逃げができ、レースの最速ラップで回ったものの思ってる以上に集団との差が開かず、1周回逃げたところで捕まってしまいました。

その後の逃げにはチームから小林(毅)選手が積極的に動いてくれたお陰で、自分はを休めることができましたが、直角コーナーが続くコースでインターバルがかかり、心拍は余裕がありましたが、後半に差し掛かる時にが攣りそうになりました。そこからはコーナーに差し掛かるたびに攣りそうになり、全然踏めなくなってしまいました。

最終周回前に逃げができ、自分も乗れる位置にいましたがが攣りそうだったのと、チームメイトの2人が乗っていたので、自分はメイン集団にとどまり次の展開に備えます。

チームメイトの原田選手が自分を集団スプリントの頭を取れるよう最後にアシストしてくれたましが、が攣りそうでダンシングができず、シッティングで踏みましたが最後には両足が攣って、そのままゴールとなりました。

茂呂選手【E1/新浦安店勤務】

レース序盤は思うように身体が動かず、チームメイトが動いてくれていたため、自分は余裕ができるまで集団内で過ごします。中盤からは余裕が出てきたため、マークすべき選手の動きを重点的にチェックします。

終盤はチームメイトの小林(毅)選手や布田選手が入った逃げができ、そこに有力選手を合流させないようチェックしつつ、追走が追いつかないようにメイン集団のタイム差を調整して、逃げとのタイム差は30秒まで開き、そのまま逃げグループのままゴール争いとなりました。

自分はメイン集団内でスプリントを試みますが、自分のスプリント力が弱すぎて話にならず、集団に埋もれて19位でゴールとなりました。

原田選手【E1/神栖店勤務】

事前の悪い天気予報に反し、スタート時点には気温の高い晴れへと変わりサバイバルなレースとなることが予測されます。

4周回目にチームメイトの小林(毅)選手を含む逃げができ、この逃げ吸収されるタイミングで、カウンターで飛び出す選手がいますが、これもすぐに吸収されてしまいます。自分も仕掛けて逃げを試みますが、これもあまり逃げることはできず、すぐに吸収されてしまいます。

ボトルの中の水分が空になったのでフィードゾーンで補給を受け取りに行きましたが、時速40km出ている状態でのボトルの受け取りは難しく、そこから4周回連続で補給を受け取れず、水分不足で足を攣りながら走ることになってしまいました。

ようやくボトルを受け取り、水分補給し終わると攣りは解消されましたが、もう既にレースは最終盤。チームメイトの小林(毅)選手と布田選手を含む決定的な逃げが決まっており、勝負を託すことに。

最終周回はメイン集団からの追走を、チームメイトの橋本選手・茂呂選手らとともにチェックします。この集団内だと橋本選手が1番に余裕があるだろうと読み、彼のスプリントのためにバッグストレートは1本牽き。ホームストレートで集団を見送り単独でゴールしました。

鉄山選手【E1/本社勤務】

レースがスタートして、前半からアタックが掛かりますが集団のペースも緩まず、アタック吸収を繰り返します。チームメイトが逃げに乗る場面もありましたが、自分は久々のレースで余裕がなく自ら動くことはできませんでした。中盤でチームメイトが乗った逃げに、有力選手がブリッジすることがあり、自分も反応して逃げに合流しましたが、集団も活性化していてすぐに捕まってしまいました。終盤に入っていくとインターバルの蓄積から、かなりがキツく、補給もハイスピード区間で思うように取ることができず、が攣りかけている状態が続いていました。

10周回目のコース中盤の上りでチームメイトの小林(毅)選手のアタックを皮切りに集団が活性化。そこはなんとか乗り切りましたが、その先のコーナーで中切れを埋めた際にペダリングができなくなるほど両脚が攣ってしまいドロップ。落ち着いてから走り始め、28位でゴールとなりました。

レース中盤までは走れていましたが、コンディション不足から後半には全くが残っておらず、割り切って前半にチームメイトのために自分がもっと積極的に逃げやチェックなど行い、エースを温存する動きをするべきでした。

小林(将)選手【E1/所沢店勤務】

レースは最前列からスタートし、すぐに下りに入って、前に行こうとする選手達でつまって危険だったので、すこし位置をさげます。集団内ではコーナーの立ちあがりで踏んでインターバルがかかりますが、少し耐えれば速度が落ちて横に広がり始めるので、前に出るのに苦労はしませんでした。

チームメイトの布田選手や橋本選手、小林(毅)選手が逃げに乗ったらメイン集団前方で位置取りして、最大40秒までタイム差がつきましたが、集団に吸収されてしまいます。

7周回が完了する手前の上りで2名の選手が逃げ始め、まだ余力があったのでブリッジをかけます。

逃げている2人に追いつく前に補給しようと、フィードゾーンでボトルを受け取る際にバランスを崩して落車してしまい、右側のSTI レバーの一部が折れたため変速することができなくなったので、ここでレースを降りることにしました。

森實選手【E2/舞子店勤務】

出走人数が120人程と多く、コーナーでの落車や立ち上がりのインターバルが強くかかることが予想される為、常に集団前方の位置でリスク回避しつつアタック反応する想定で出走しました。

コース1つ目の上り途中でローリングが解除され、下った先が直角のコーナーだったので、解除後から前方にあがろうとする選手が多く、落車に巻き込まれないよう自分も躊躇なく踏み込んでクリアします。

1周回目は、多少体力を消耗してでも前方をキープし9番手で通過します。今回のレースでは各コーナー開けや上りで、かなり接触や落車が起こっていたとのことなので、位置取りとしては悪くなかったと思います。

2周回目以降は、橋本選手【TRYCLE.ing】が上りで先頭を牽引し、同じチームの康選手が控えている状態。橋本選手はマークしていた選手でしたが、ベースが自分よりもかなり高い選手なので、ペースアップにも無理には付いて行かず集団前方でステイします。

レース中盤に橋本選手が先頭から抜け出し、ブリッジで動いた選手も集団に戻ってきており、自分含めて周りの選手も疲労がみえ、橋本選手の抜け出しを容認。

6周回目の途中、コーナー明けの立ち上がりで体勢を崩してコースアウトしてしまい、コースに戻り集団に復帰する時にが攣ってしまい、集団からドロップ。残り1.5周回は単独で走行し完走となりました。

藤井選手【E2/新開地店勤務】

E2/E3カテゴリーの出走人数は約130人とかなり多く、前々で展開しないと着に絡めないようなコースレイアウト。

スタート後はコーナーもあり、なかなか番手をあげられません。3周回目の鋭角コーナー開けの上りで落車が発生し、避けきれずに前走者に突っ込む形で落車に巻き込まれてしまい、バイクは大丈夫でしたがシューズのboaが外れた状態で残りのレースを走ることになってしまいました。

タイムアウトによる足切りを気にしながら周回を重ね、6周回目で後ろから追いついてきた大きなグルペットと合流するこができ、最後まで走り切り、なんとか完走することができました。

次のレースはJBCF南魚沼ロードレース&クリテリウム

次のレースは9月19日(土)~20日(日)に新潟県南魚沼市で開催される「第11回南魚沼ロードレース」と「第6回南魚沼クリテリウム」が開催され、MiNERVA-asahiの選手が参加を予定しています。

6月に開催された第94回全日本自転車競技選手権大会ロード・レースと同じ、南魚沼市の三国川ダムの周りを走る1周回が約12kmのコースで、今回のJBCFのロードレースも開催されまます。スタート地点からダムサイドまでの上り、ダム周回のアップダウン、最後の九十九折れのダウンヒル区間と平地部分が少なく非常に厳しいコース設定となってます。

クリテリムは南魚沼市の六日町周辺の公道を封鎖して開催され、例年コースサイドには多くの方が応援に来られて盛り上がるレースです。1周が1.24kmの四角い形状のコース設定で途中に少しだけ上りもありますが、基本的には平地コース。第1コーナーがかなり鋭角で毎年落車も多く通ることができるラインも少ないため毎周回インターバルがかかり選手たちを苦しめます。

今後もMiNERVA-asahiは更なる高みを目指して全力でペダルを漕いでいきますので、引き続き皆様からの応援・ご声援をよろしくお願いいたします。

過去のMiNERVA-asahiのレースレポートはコチラをご覧ください。